師走も下旬である。この時期は年賀状書きと大掃除をすると相場が決まっ
ていたが、最近の世間では、どちらもあまりしないかのようである。昭和
の40年頃は畳を上げて外に出し、玄関前で埃叩きをしたり、町中あちこち
でバケツで雑巾を絞り窓拭きをする等の掃除風景が見られた。子供たちは
遊びに行きたいのに、親に叱られながら掃除の手伝いをしたものだ。
私の家は町工場だったので、年末というと工場の作業屑の掃除と旋 . . . 本文を読む
12月半ばである。近年12月は、20日を過ぎないと「師走」感が
ない。今年は、亡父の一周忌と相続登記を終えたこと、要介護2の母
親がデイサービスに通い始めたこと、家業の貸駐車場の整備をしたこ
と。と、振り返ってみると、自分自身の事が何も無い。
音楽理論の勉強がしたいと思い、参考書を買い込んだものの、ほとん
ど進まない。ギターのスケール練習もしようと思いつつ出来なかった。
来年は、自分の事をもっと . . . 本文を読む
東京下町の由緒ある神社で、50代の女性宮司が日本刀で斬殺された。
下手人は実の弟で元・宮司の男とその妻。両名はその直後に現場で自刃
して果てた。この神社は深川の富岡八幡宮。江戸初期から将軍家の庇護
を受け大相撲とも縁が深く、東京でも屈指の神社である。
姉と弟が宮司の神職を巡って、この10年程対立していたらしい。加害
者の元・宮司(弟)は相当の浪費家で素行不良故に、父親から宮司を解任
された。弟は . . . 本文を読む
日本から出国すると一回一人千円の税金を払えという「観光促進税」
(出国税)と、森林整備のための森林環境税(国民一人千円)が導入さ
れるという。前者は航空運賃等に、後者は住民税に上乗せされ徴収
される。どちらも個人対象の増税策である。
観光促進税は、外人入国者から徴収する訳にはいかないのだろう。
観光立国は、今後の日本の経済政策としても大きな柱である。であ
れば、法人にも別立ての方式で課税すべきで . . . 本文を読む