脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

倦怠

2007年08月30日 23時22分16秒 | 近況
週一の患者会の集まりで、 自衛戦争の是非論になった。 あぁ、うんざりだ、 と思いつつも、 気がつけば、 レーニンの「帝国主義論」なんて、 古い教養を持ち出して、ひとくさり。 夕方は、精神科の診察だった。 久しぶりに採血をされた。 ドクターよりもナースの顔見て、 話をしている方が楽しい。 「手早く終わらせますからねぇ~。  ちょっとだけ、チクってしますよぉ。」  と彼女。 「最近、就職、さ . . . 本文を読む
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水鏡

2007年08月30日 07時02分09秒 | 言葉の雫
渓谷の底 空の青と 雲の白を映して 世界は流れたり . . . 本文を読む
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ナイト・ウォーク

2007年08月28日 23時13分52秒 | 随想
曇天に稲光り。 強風に騒ぐ、 秋の虫たち。 やがて、夏の乾いた地面に、 大粒の雨がボタボタ落ちてきた。 何だか、別れの涙のようだった。 私は、全身で、 この雨を迎えてやりたくなった。 ずぶ濡れが気持ち良かった。  これで、夏のジリつく暑さも終わりかな…。 そう思ったら、 何故だか、齧りかけの、 真っ赤なリンゴが眼に浮かんだ。 人気blogランキングへ ブログ村 自作詩・ポエム . . . 本文を読む
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タオ(4)

2007年08月28日 09時41分34秒 | 言葉の雫
上善は水の若(ごと)し。 水は善く万物を利して而(しか)も争わず。 衆人の悪(にく)む所に処(お)る。 故に道に畿(ちか)し。 (出典:『老子』小川環樹訳注、中央公論社) 老子『道徳経』の中でも有名な第八章冒頭の一節です。 水の尊さと、その真に高貴な美しさを感じさせます。 老荘好きには、最も親しまれ、愛されてきた章句ではないでしょうか。 「衆人の悪む所」とは、訳注に拠れば、「低いところ」あ . . . 本文を読む
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体組成測定

2007年08月27日 09時34分31秒 | 近況
昨日、トレーニング・ジムに行ったら、新式の「体組成測定」機があった。 筋肉や脂肪のつき方が詳しく分かる機械らしく、測ってもらった。 私は、40代後半で身長177cmである。体重は74.5kgだった。 自分でも判っていたが、今年の後半頃、5kg太ったのである。 同年代の健康標準からは、5キロ肥満、内臓脂肪もややありの判定だった。 それでも体脂肪率は18%で標準、自分でも意外だったのは、 体に筋肉 . . . 本文を読む
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心と体

2007年08月26日 10時42分01秒 | 随想
詩なんて…、 書かないほうが、 健康に良いかな。 時々、そんなことを思う。 だって、本来、自由な私の心を、 言葉の檻に閉じ込めてしまうから。 今日は久しぶりに良く眠れた。 慢性睡眠障害の私が、 ノン・ストップで9時間も寝ていた。 朝日を体で迎えると、 体中が、芯から喜んでいるようだ。 脳細胞で詩を書くよりも、 ジムへ行って、汗をかいてみよう。 心に淀んだ空気を入れ替えよう。 人気blo . . . 本文を読む
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ウォーク

2007年08月20日 22時08分37秒 | 近況
蒸し暑い夜だけど、 公園のコースを6周する。 大空の底で、小さな生き物が、 仏掌を巡るって、か…。 人気blogランキングへ ブログ村 自作詩・ポエム . . . 本文を読む
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星よ!

2007年08月20日 00時33分15秒 | 言葉の雫
地上のどんな愛(かな)しみよりも 遥か遠くから 星は優しく輝いている 人の御魂は星に宿り そしてまた星へと還っていく  星のまたたき   空に満つる慈しみ  人の生の、ほんの夢のきらめき  夢は狂おしく  夢は愛(いと)おしく  夢は哀しい  未だ見えぬ星々よ …   いつか訪れる星々よ …  人のふるさとよ! . . . 本文を読む
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私の八月に…

2007年08月19日 09時52分09秒 | 言葉の雫
今日の風に緑がささやく なぜか、潮騒が聴こえる やわらかい光と青い海原 水の心、これも私のふるさと . . . 本文を読む
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風が …

2007年08月18日 10時06分10秒 | 言葉の雫
風が … …、変わった。 私の好きな風に。 朝、顔を洗うのを忘れる程に、 水のような風が流れている。 お金で買えないモノはない、 と言っていた人がいた。  この風をどうやって買えますか? 買えるモノは愛ではなく、愛欲。 買ったと思ったモノは、愛情ではなく、 物欲であり、安楽であり安逸。  風を感じられる心を、金で買えますか? 風が運ぶは、 メロディも歌詞もない音楽。 ことばを透過していく . . . 本文を読む
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