深夜TVを観ていたら、現代日本はM男が激増しているという番組を
やっていた。歴史的に70年代までの日本は、S男社会だったのが、平
成になってから、M男の時代に大転換したのだそうだ。
番組に登場した某大女性教授は、M男は抑圧支配的な指導者を求める
ため、ファシズムの時代が到来するかのような趣旨のことも言ってた
が、番組の企画にほだされているようで、SMをキーワードに時代を
割り切り過ぎである。
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『ゼロ年代の想像力』(宇野常寛)という本を斜め読みしていた。
表題は著者から拝借したものである。私は、現代サブカルチャーに
疎い人間なので、本書の内容が十分には分からなかったが、現代批
評・社会批評として興味深く感じた。
パラパラと読んでみて、「脱「キャラクター」論」という論考が
一番分かり易く優れている。
世に「空気が読めない」というオタク系なヒトがいるが、著者によ
れば、それは彼らの実存のあ . . . 本文を読む
我が家には一体、テレビが何台あるのかと思い数えてみたら、一家三人
の家庭に7台もあった。だが地デジが映るのは、ケーブルTVと契約し
ている、茶の間にある一台のみである。あとの6台は、チューナーもな
く映らないのだが、ビデオやDVDの機能があるので、置いてある。
知人にそんな話をしたら、パソコンでもテレビが観れるという「キーホ
ール・テレビ」というのがあるというので、早速に検索してみた。その
知人 . . . 本文を読む
木枯らし吹く夕暮れに、写真を撮りに自転車で家を出た。
我が家から10分程の、隅田川に出てみたが、何の感興も湧かなかった。
都電通りからスカイツリーが見得たので、写してみた。
下を走っているのは、バスではなく都電荒川線、右手奥がスカイツリー。
昭和30年代生まれの私には、東京タワーには夢が感じられたものだが、
下町の墨田に建ったスカイツリーは高いだけで、ワクワク感がないのは、
今の時代のせいだろう . . . 本文を読む
2012年がスタートである。今年の正月は天気があまり好くなかった
が、今日3日に下町の神社に詣でた。神仏を信仰しているつもりはない
が、人の流れに任せて列に並んで動き、賽銭箱の前まで来てしまった。
ポケットの小銭を投げて、手を叩き、何を祈ろうかと、頭に浮かんだ
言葉は「無病息災」だった。我が家の恙無きことを祈り、デジカメで
上のような写真を撮って貰った。
正月の神社やお寺での賽銭や、おみくじ等 . . . 本文を読む