今朝、学生時代の友人Fの訃報が届いた。
Fは小脳の難病に罹患し、闘病を続けていた男である。
若い頃は、公園で一人ギターを掻き鳴らし、
大声で歌っているような、快活で陽気な奴だった。
東京で暮らしていたのであるが、妻子を連れて、
実家のある広島の田舎に戻ったのが、15年程前だろうか。
田舎では職がなく、自動車工場で臨時工をしたりの生活だったらしいが、
三世代が助け合いながら、つつがなく暮らしている . . . 本文を読む
昨日の朝日新聞夕刊に「ボクサー 会社員殴り罰金刑」の記事があった。
坂本大輔選手(26)が、深夜の上野駅で酒に酔った会社員(41)にからまれ、
襟首をつかまれて引きずられ、もみあう内に、
相手の顎に右拳を放ったところ、男は白目を向いて、膝から崩れ、
バイト先に急ぐ坂本選手は、そのまま立ち去ってしまったという。
坂本選手は酔った男に対して受け手に立っていた様子であるが、
ジャケットを破られ、ペンダ . . . 本文を読む
朝はいまだ冷え込むが、今日は春めいた日和だった。
知人が旅行でアメリカに発つというので、
荷物運びの手伝いに箱崎までタクシーで付き添った。
通りがやけに空いているので、何でだろ?、と思ってたら、
運転手さんから「東京マラソン」の交通規制ですよ、と教えられた。
都庁を起点に三万人が都心を走るという、このイベントは、
昨年から始まったらしいが、今日がその日とは知らなかった。
帰りに、箱崎のターミナ . . . 本文を読む
今日、出先から昼頃帰宅したら、
ソニーの大型液晶テレビが届いていた。
居間にあるテレビの画面がぶれるようになり、
買い替えざるを得なくなっていたのである。
私は、テレビをほとんど観ない人間なので、
シビレを切らしたジィジとバァバが、
テレビを買おうと言い出すまでほおって置いた。
そしたら、近所に住む単身赴任中の弟の方が、
シビレが切れて、テレビを買ってくれたのである。
弟は、家族が東北地方にあ . . . 本文を読む
誰がどこで書いていたのか忘れたが、
人は生きても、3万日の人生だとかで、
言われてみて、アレ、そんなもんだっけ?と思い、
3万割る365で、電卓を叩いてみた。
3万日生きると、82歳をいくらか超える位である。
ということは、大方のヒトビトは、
3万日も生きずに、地上からいなくなるのだろう。
人生80年と言っても、3万日弱なのだ。
改めてその短さに、少し意外な感じがした。
今日という毎日は、3万 . . . 本文を読む
日曜日の朝、目覚めると、
眠たげな眼差しに雪が舞い降りている。
朝のラジオでは、今晩も降り続けるらしい。
雪は、私の心を幼時に戻す。
雪の降る日、幼稚園児の私は、
教室の窓から雪を眺めていた。
窓ガラスに付着した雪の破片をよく見ると、
六角形だか八角形をした雪の結晶が見えた記憶がある。
園児たちは、お迎えに来る母親を
暖房の効いた部屋で退屈しながら待っていた。
私の親はいつも中々迎えに来なかっ . . . 本文を読む