丁度5年前、1月の私の誕生日の1週間程前、急性心筋梗塞で救急車で運ばれた。
私は母の在宅介護中で、父もまだ自宅で健在だった。私はその年、心臓カテーテル
治療を2度受けた。翌年に父が急逝した。私は実家で母と二人家庭となった。
父が他界した2年後(去年)の9月、母が実家で亡くなった。それから半年した頃、
つまり今年の春先の話だが、三代住んで来た実家の家と土地を、相続のために
手放さざるを得なくなった . . . 本文を読む
例えば駅のホームで、電車を待ってる。ドアが開き、中へ入る。
車内はさして混んでない。ドア付近やそこいらに、必ず棒立ちで
手許の携帯端末に見入っているヒトがいる。新たに多数の客が乗り
込んで来ようが、彼らは手相でも読むかのごとく端末にうつむいた
まま、周囲の状況に無頓着、無関心である。
彼らは各々に孤立した固定物の風情で立っており、混雑に気を配して、
場所を詰めようとかしない。密集が増し人と体が近 . . . 本文を読む
また、いつもの年末である。掃除をして年賀状を書き終えると、後は
大みそかを待つだけ。今年は、家と土地を手放しての、賃貸住まいで
初めての年末。昨年、母が他界したので、これからは亡き父母の世代
の、つまりは親の代の親戚、への年賀状は、私が引き継ぐ事になる。
親の代の古い親戚とは、ほとんど付き合いもなく疎遠なのだが、年賀
状くらいは義理で出さねばならない。相手はどう思っているか知らな
いが、多分挨拶 . . . 本文を読む
師走だのに、東京地方は暖かい。今年は暖冬だろうか。
賃貸マンションに越してから、3か月半たつが、未だ、家
族を喪失したかのような、実家ロス気分は続いている。
官庁に勤める性同一性障害の男性が、女性用トイレを使用
させてくれない差別を訴えた裁判で勝訴した、という。
各自の「性自認」を尊重せよという判決だが、この男性職
員は、女装して勤務し女性ホルモンも投与しているという
が、外見が男のままのヒトだ . . . 本文を読む
クリニックの待合室で某月刊誌を読んでた。ある記事で、東京23区内
ではどの区部に一人暮らしが多いか統計で見ると、男性は江戸川・葛
飾・足立、女性は目黒・港・中央で、全世代的に性別で明瞭に場所が
異なるという。男は下町庶民的な場所を好み、女は都心や品がある地
域を好むのか。でも経済力がないと都心には住めない訳だが。
下町より都心や目黒の方が家賃は高い。女性の方がカネ持ちというの
でもないだろう。他 . . . 本文を読む