脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

精神としての日本刀

2008年07月28日 11時11分22秒 | 武術・身体系
朝、庭に出ると風がさわやかだった。 鉢植えに朝顔が二輪咲いていた。 庭に水を撒いたら、トンボが二匹寄ってきた。 私が日課の木刀振りを始めると、 二匹のトンボが、私を取り巻き、流線を描いた。 トンボの自在なしなやかさで、刀が使えたらと思う。 木刀を振っていると、自分のその時々の心がわかる。 だからこそ、木刀を振ることで心を正すことも出来る。 鏡に映して、自分の顔形を知るようなものである。 朝だ . . . 本文を読む
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打たれ強く‥hot spice

2008年07月27日 14時16分26秒 | 雑談
連日、暑い日が続いている。 と言って、たかが30度をいくらか超えた程度だ。 湿気さえもっと少なければ、夏の気温としては耐えられる。 昨日の晩、インド人の店でカレーを食べた。 私は、辛いカレーが好きなのだが、出てきたの甘めのカレーだった。 「少し辛めに」と注文してもよかったのだが、インド人の店なので、 激辛カレーが来ると、困るかなと思い、デフォルトで任せた。 インド人のウエイターに日本語で「少し . . . 本文を読む
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Old soldiers never die‥

2008年07月22日 21時44分40秒 | 近況
どうやら梅雨明けか、暑さが本格的になってきた。 ジィジは、冷房のない工場で切削作業に勤しんでいる。 大分、作業クズが溜まっているので、作業着に着替えて、 炎天下の工場で、清掃と事業ゴミの袋詰めをした。 わずか二時間弱の清掃作業で、シャツもズボンも汗まみれだ。 工場内は蒸し風呂状態なのに、何故窓を開けて風通しを図らないのか、 いつも不思議に思う。ジィジは暑さに鈍感なのか?何なのか? 汗だくの私をよ . . . 本文を読む
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「所在なさ」について

2008年07月21日 12時53分42秒 | コギト
近年、動機や背景が不可解な殺人事件が増えている印象がある。 10代の息子や娘が親を殺す、兄が妹を殺す、妻が夫を殺すなどなど。 また秋葉原の事件に限らず、無差別な殺傷事件も目立つ気がする。 どの事件の加害者も、人を殺傷することへの実感が乏しいように見える。 では加害者は冷酷で残忍な人間性の持ち主かと言えば、そうでもなさそう。 医学鑑定ならば、解離性障害が指摘されようが、状態像の摘示に過ぎない。 . . . 本文を読む
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ウサギに居眠りを許せ。

2008年07月17日 12時27分26秒 | コギト
ウサギとカメが競争するという誰でも知っている話がある。 ウサギはカメが余りにのろいので、遥か先まで走り抜けると、 途中で一休み、一眠りしてしまい、カメに負けてしまうという話だ。 この教訓話は、様々に解釈されて良いと思うが、 概ね、実直な努力家のカメを讃える「読み」が期待されているものである。 私は、ウサギはカメを競争相手として意識しているが、カメはウサギよりも ゴールすることだけを考えて、自然体 . . . 本文を読む
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七月盆にて

2008年07月13日 16時58分11秒 | 近況
夏日の差す蒸し暑い午後、 近所のお寺へ墓参りに出向く。 母が来て手向けたのだろう、 赤、オレンジ、黄、紫色など、 既に墓には彩りの良い花が飾られていた。 手桶に汲んできた水を、柄杓ですくい、 墓石や台座にゆるりと掛けていく。 水は夏空の光に輝きながら、静かに転がり、 ひんやりと滴り、乾いた墓石に涼が入る。 持参した線香にライターで火を点けて、 線香受けに寝かせて置いて、合掌した。 亡くなった . . . 本文を読む
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Let it rain

2008年07月09日 11時20分49秒 | 近況
七月に入っても比較的涼しい日が続いている。 梅雨明けはまだ先なのだろうか。 この一月半ほど日程が立て込んでいたが、ほぼ消化した。 町の図書館で暇つぶし用に本を四冊借りてきた。 今、雫井脩介の『ビター・ブラッド』(幻冬舎)を読み始めている。 私はほとんど本やCDは買わない。 TVもだいぶ観ていない気がする。 DVDプレーヤーもないし、携帯電話も持ったことがない。 新聞は欠かさず読むが、週刊誌は買 . . . 本文を読む
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