脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

ネットの「未来人」。

2018年08月26日 18時35分57秒 | 雑談
今日はまた暑い。酷暑だ。二階の冷房のない部屋は昼間40℃近くあっ
た。そこにFAX電話機があるのだが、高温になると勝手に作動して電
子音が流れたりする。今夏はこんな反応が何度もあった。人間だけでな
く家電関係も高温・高熱にさらされると、壊れる惧れがある。

今夏の世界的な高温気象は、やはり地球温暖化の産物なのだろうか。
人類が化石燃料を使い過ぎて贅沢をし過ぎた結果の、ツケが回ってきた
のだろうか。巷間そういう説で説明されてはいるが、地球規模、宇宙規
模の異変が別に起こっている可能性もあるかもしれない。

暑いと物事にやる気が失せものである。ネットで幽霊話でも読んでみよ
うと検索していたら、いつの間にか「未来人」の記事に行きついた。
ネットには、未来の時代から今にやってきたと自称する「未来人」たち
が存在する。何やら予言とか警鐘だかしているのだが、読んでみた。

アメリカの某氏は1981年の世界から100年以上先にタイムトラベ
ルしたことがあるという。例によってCIAの極秘プロジェクトである。
1981年にはタイムマシンは存在しないはずだが、実は密かに開発さ
れていたという。未来の世界の写真という「証拠」も画像公開している
が、実際何が映っているのか良く分からないボケた写真だった。

氏がどうやって再び元の時代に帰って来たかと言えば、未来の街中でタ
イムトラベルを商う旅行社に、過去へ時間旅行したいと申し込んで帰還
した。費用は、CIAから支給された80年代の米ドル紙幣で決済した
という。このクダリだけ聞いても、ヘタな作話だと思う。

もしタイムトラベルが可能だとしたら、政府なり当局は、行先とか旅行
者の素性に対し極度に厳格なルールを課して運用することになるだろう。
何よりも、歴史を改変してしまう危惧があること、また例えば、現時代
の犯罪者等が逃亡の手段としてタイムトラベルを利用したら、どう対処
するか等、街中の民間旅行会社が、相手構わずカネで売れるサービスで
ないことは明らかである。

また某「未来人」は、来年3月に北朝鮮がハワイを攻撃して、中国・ロ
シア、米・英との間で第三次世界大戦が勃発して4年だか続くという。
では、東京オリンピックは中止かなと思ったが、未来人の言及はない。
来年は平成が終わり天皇の代替わりだが、別の未来人によると、新元号
は「安始」となるのだそうだ。

「未来人」は第三次大戦を未然に防ごうと、今の時代に警告しにやって
来たのだそうだが、どうして1930年頃にタイムトラベルして、第二
次大戦の方を阻止しようとしないのかは、説明がない。だいたい世界戦
争のような大きな歴史の流れが相手では、個人がどう立ち回った処で変
更は不可能であろうと思う。

大体もし本当に、戦争を回避すべく派遣された未来からの使者ならば、
国連のような世界組織に属しているとか、しかるべき身分や資格証等を
所持しているものだが、その辺の話も証拠も、またそんな大使命を携え
た御仁が、どうして主要政府と会見せず、ネットで自分の存在を訴えて
いるのかも、不可解であり不明である。

とにかく、全てがネット娯楽の与太話であり、暇つぶしなのであるが、
暑くてボーッとしている頭には、丁度良い刺激である。
TVの芸能ネタやお笑い芸人よりも、私はネットの荒唐無稽さの方が好
きである。平和な時代の証拠かな。


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