<あのさ、大学の近くを流れている用水は、どこの水なの? >
「気になるの?」、<うん…>
ということで、昨日の記事の農業用水の水を訪ねながら大学へ行くことにしました。
答を先に、実は、あの農業用水は端気川の水なんです。城東町の十六本堰で広瀬川から分かれた端気川は、朝日町から文京町を流れていきます。写真は、朝日町の赤亀橋のところです。
前橋赤十字病院の南は両毛線と並行して東へ流れています。そして、南へ流れを変えると、本勝寺の裏手で流路が二つになり、文京郵便局のところまで並行しています。東側の流路の方が水の量が多いいです。
文京郵便局の東側にちょっと変わった分水施設があります。三つに水を分けているんです。
一番左(東側)は、朝倉田んぼをはじめ広瀬町や山王町などの端気川の東側の田んぼに水を供給する用水になります。
真ん中の狭いのが、実は、前橋工科大学の方へ流れて行く用水で、上佐鳥町をはじめ、ぬで島町や公田町の田んぼを潤すのです。
そして、一番右(西側)は、端気川に戻され、端気川下流で利用されるんです。
右側の二つの分水は、直ぐに右折して西側を流れている端気川の本川にでます。そして、中央で分水した水は水路橋で端気川を渡り、右端の分水は端気川に流れ落ちています。
本勝寺の裏手から文京郵便局まで、約600mかけて、端気川は、三つの流れになるのです。
水路橋で端気川を渡った水は、天川町と天川原町の境を南へ向かいます。このあたりは、私が子どものころは一面の桑畑だったのですがね…
そして、協立病院の北側の道に出ます。今度は、天川原町と朝倉町の境界を南西に向かって流れます。
ここまで来ると、用水路のあちこちに、青い水門があります。用水の水を決まった量だけ分水して、南の田んぼへ供給するための分水施設です。
端気川の西にある、朝倉町、上佐鳥町、ぬで島町、公田町、そして亀里町あたりまで、この水路の水は配られています。広瀬川と端気川は、前橋の米作りを支えてるのですね…
前橋市民体育館が見えてきました。このあたりでは、用水路は蓋をされ、暗渠になっています。県道をくぐって、体育館の北側に顔を出します。昨日の記事の水路です。
<なるほど、なるほど、端気川の水をたどってゆくと、前橋工科大学へ行きつくんだね。夏の暑い日にはさ、川を泳いで出勤したら…>
「できません! もう、アホはしません!」
途中の空き地で、チガヤの銀色の花穂が風に揺れてました。きれいです…
昼食は生協食堂の生活支援商品「〇▽?丼」(名前を覚えられなかった)、300円!
鶏肉のミートボールをフライにして、刻みキャベツと一緒にご飯にのせて、トマト味のミートソースがかけられています。食べられます。
6月15日は、『若柳吉駒九十歳のリサイタル』(国立劇場小劇場)です。
吉駒と糸駒は山形の講習会へ出かけてます。
『若柳糸駒日本舞踊教室のご案内』もご覧ください。
クリックックして 、最近ポイント減少気味、関東ランキングトップ10を維持したいので、よろしく、ご協力願います
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます