猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

糸駒は東京の稽古場へ、キキと留守番してたら城四まつりの山車が来た…

2017-10-09 07:06:19 | あんじゃあない毎日

わが家の萩もそろそろおしまいになりそうです。
糸駒は東京の稽古場へ出かけて行きました。私は、キキと留守番です。

  冷蔵庫の食材が心細くなってきてたんで、早めにJAファーマーズへ買い出しに行きました。家の東の広瀬川に架かる新東橋、去年の春先からかけかい工事をしてきているのですけど、ようやく橋げたが乗っかったみたいです。先週の中ごろに、大型クレーンが来ていて桁のせの作業をしていたんです。あと2ヶ月ちょっとで通れるようになるんだと思います。

強い日差しに広瀬川の水がキラキラ光ってます。気温もずんずんあがってきていました。

葬儀の後も、伯母さんに会いに来る皆さんが毎日いらっしゃるものですから、家を閉めて出かけることができません。昨日も、この外出をのぞいて、ずっと家で留守番してたんです。

 

 午後になって、囃子の音が近づいてきました。そんな時に限って電話がかかってきちゃって、外に出たらもう家の前まで山車が来てしまっていました。

  慌てて皆さんにご挨拶して、お迎えです。昼の山車は夜の山車と雰囲気が違います。なんか、のんびりした感じなんですね。舵取りの新井さんがマイクで何か言っているのですけど、何言ってるのかな、よく分かりませんでした。

家の前を過ぎると、山車は以前は鯉池だったところにできた新しい住宅地を一回りです。

 老人会の皆さんが幣束で道を清めて先導しています。

曳き子に曳かれた山車がゆっくりと姿を見せます。お母さんに抱かれている赤ちゃんは、自治会の副会長のお孫さんです。この子も何年かすると山車の上でお囃子やってるんだと思います。

  城四まつりの山車は、前橋まつりの山車巡航には参加していません。町内の路地をくまなく巡って、このまちで暮らす皆さんの健康と安穏を祈願します。
もともと、前橋まつりのもとは「前橋城下の祇園祭」のようです。夏のお祭りでした。
私が子ども時代を過ごした旧清王寺町(現日吉町)では、祇園祭はありませんでした。中心市街地の限られた町内のお祭りだったんです。それなので、旧横山町の田代履物店の子どもになりすまして、横山町の山車を曳いていました。
周辺の町内は、中心市街地の祇園祭とは別に、それぞれのお社の例祭を、それぞれの時期にしてたんです。
いつからか、秋の商工祭と一緒になっちゃって、秋祭りになったんです。たぶん、小石神社が郊外に移ってしまったころからではないのかな…

   山車は、上毛電鉄の踏切を越えて、旧二中の角を曲がって行きました。

 祭りが終わると、城東町4丁目はまた静かな町内に戻ります。
実はね、伯母さんの部屋の北の窓開けといたんです。もしかしたら山車が見えるかな、お囃子が聞こえるかなって…

 

 糸駒が東京の稽古場から帰ってきたのは8時半ごろでした。土産は「谷中せんべい」と「中野屋」のアサリの佃煮、稽古場が千駄木にあるものですから。若いころ、1年半ほど谷中で暮らしていた私が懐かしんで喜ぶと思って買ってきてくれたみたいです。

   夕食はサラダとソレント風のカネロ二にしました。サラダはこれで一人前、レタス、そうめんカボチャ、ブロッコリー、ラディッシュ、庭で採れたトマト、マナティーさんにいただいた伊予産の「塩ミカン」を使ったドレッシングでいただきました。
カネロには、リコッタチーズをつくるのがめんどくさかったんで、市販のカッテージチーズで代用したんですけど、おいしくできました。
伯母さんには食べてもらえなかったチーズを使った料理です。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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