しば漬けの監督して、俄か菜園の野菜で食事してたら、天津桃が届いた！

7月15日に漬けたしば漬け、金曜日の1８日には漬け液の表面に泡がいっぱいです。この状態を、『カニさんが住み着いた』って言ったのは誰でしたっけね。
19日の朝、アク取り網で泡をきれいに取り除いてあげました。

 

 

泡を取り除いたら、漬け液はずいぶん澄んできていて色もきれいになってきています。でも、まだ酸味は出ていません。まだですね。
この１週間、しば漬けの漬け方紹介した記事、「植物乳酸菌の贈り物、しば漬けの漬け方（復習編）」　と　「しば漬けの漬け方（少量編）」　とに４００件を超えるアクセスがありました。たくさんの皆さんが漬けてくれているみたいです。
しば漬けに続いて、「アユの一夜干しの作り方」が増えてくるんですね。

 

 

ご覧ください、見事な天津桃でしょう。夕方に、伊勢崎のUさんが自分の果樹園で採れたのを届けてくれました。

 

 

江戸時代まで、日本で栽培されていた桃は、とても実が小さかったんだそうです。今残っている『弥次郎』とか『薬缶』とかいう品種が今に伝えられてるんだそうです。
小さくて、硬くて、甘みの少ない果実で、生薬だったそうです。それで、桃太郎伝説で、「大きな桃の実」を食べたお爺さんとお婆さんが急に若返って元気出しちゃって、お婆さんが身ごもってしまうわけです。「大きな桃」にはそんな訳があるみたいです。

 

 

天津桃は、桃太郎の絵本に出てくる桃みたいなので、日本古来の桃、幻の昔桃って誤解されるんですが、実は明治時代に中国から輸入された桃の品種なんです。
『上海水蜜桃』という、現在のモモの主流になった白桃とともに導入された『天津水蜜桃』がルーツです。一時作られなくなったのですが、コンポートやジャムに加工するととてもおいしいので見直され始めているんです。

 

 

そういうわけで、半分にして、種抜いて、シロップで煮て、コンポートに加工しました。しっかり冷やしていただきます。おいしいですよ、白桃や黄桃のシロップ煮なんか目じゃないです。

 

 

これは、ちりめん山椒、天津桃届けてくれたUさんへの手土産にするんであわてて作りました。しば漬けが出来上がっていると良かったんですが、まだだったんです。

 

 

＜俄か菜園ではさ、キュウリやナス、トマトが毎日食べる分しっかり採れてんのね。お昼も夜も俄か菜園の野菜で料理してたの。
そのうえ、天津来たでしょ、おヒゲ嬉しそうでした＞

 

 

＜お昼はさ、ナスとキュウリの冷や汁でそうめん食べてました。冷や汁はね、群馬の農家に伝わる食べ物なんですって。『「冷や汁の素の作り方」も紹介してんだけど、あまり人気でないな、どうしてかな…』 って、おヒゲは首傾げてます＞

 

 

＜夕ご飯はサラダとナスと豚肉の生姜焼きでした。サラダはね、キュウリ、トマトにメイ太んちからいただいたジャガイモでマッシュポテトして、胡麻ドレッシングで食べてました。お椀はナスと人参の細切りの卵とじでした。
「９０年生きてきて、自分ちの庭の野菜食べるのってはじめてよ、いいもんだね」、伯母さんすっかり気に入ってます＞

 

 

 

 

 前橋で日本舞踊の師範をしております、直派若柳流の若柳糸駒です。
7月26日（土）昼１２時半より、前橋文化会館小ホールで、『美登利会浴衣ざらい』を開催いたします。入場無料ですので、お気軽にお越しください。
舞踊教室等のご案内はこちらをご覧ください。
４月に開催いたしました『美登利会』の様子は、こちらでご覧下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若柳糸駒

 

 

 

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