猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

三河町の馬場川に架かるたくさんの小橋に、勝手気ままに名前を付けて遊びました。

2016-03-06 06:10:59 | あんじゃあない毎日

これは、三河町の正幸寺の山門前の馬場川に架かる石橋です。
こないだ、このあたりの馬場川の橋の風景を載せたら関心を持ってくださった方が何人かおられました。それなんで、国道50号線のところからさくらホテルの裏手までの間の橋をみんなご覧いただこうと思います。ほとんどの橋に名前がないものですから、ついでに、勝手気ままに『命名』しちゃおうと、野心的な散歩をしたんです。

 

  事の発端は十六本堰で広瀬川から分水されて始まる端気川の最初の橋、端気川橋が架け替え工事をしてたんですけど、昨日通りかかったら渡れるようになっていたんです。片づけしてる工事関係者に尋ねたら、「4日に開通しました」って。
幅が前の橋の3倍以上かな、両側に水管のサイホンがついて、嬌名は前のままでした。でも、前の橋の姿とはとんでもなく違うんです。

それで、区画整理が進む馬場川沿いも変わってしまうんでは、と。

 

 国道50号に架かる橋の高欄です。『共栄橋』という名板が取り付けられてます。広い国道のの下を潜るトンネルみたいなんですけど、橋として扱われてるみたいです。ここから、上流に向かいます。

 中川小学校の西側の道に架かる広い橋です。名前はありません。橋のすぐ上に取水用の水門があります。この水門から続く水路は中川小の校地を流れ、旧大塚町(三河町1丁目)あたりの田んぼを潤してたみたいです。昭和の初め、三河町から朝日町にかけては、たくさんの水田があったって聞いてます。
それで橋の名前なんですけど、ちょっと下流の松竹院脇の川岸に『中河町』と彫られた江戸時代の石造物が遺されたます。このあたりの古い地名は中河だったのかな、で、『中河橋』にしましょう。

 次の橋、住宅の裏口に続いてます。水道管が架設されてますんで、『管橋』って名付けます。

  四つ目と五つ目の橋です。この二つの橋には、馬場川で飼われていたアヒルの休息用の舟が引き上げられてます。カルガモの親子が使ってたこともあります。で…
四つ目を『第一舟橋』、五つ目を『第二舟橋』と命名しました。

  六つ目の橋は、ごみ箱が洗って伏せてあります。だからといってごみ橋なんて命名しません。
よく見てください、橋の手すりやなんか、何度も何度もペンキで塗装され、それが剥がれて複雑な色合いになってます。で、『色橋』にしました。

  七つ目と八つ目です。七つ目は青く塗装されたトタン張りの外装の住宅に渡る橋です。それなんで、『青橋』。
八つ目はよく手入れされたプランタや植木鉢がたくさん並べられた橋です。黄梅が咲いてます。『お庭橋』って名付けます。

 九つ目は丸太を三本束ねた橋です。向こう側の石垣に挟まれた入り口の先は、フェンスで閉ざされています。向こう岸に渡っても、その先へは進めません。
名前は、そのまま『丸太橋』とします。

 十番目は、渡るとその先が二手に分かれていて、右に曲がって階段を上ると玄関口、真っ直ぐの階段を進むと庭の木戸になっている橋です。『二股橋』とすることにしました。
でもね、こうやって玄関先に橋架けて、階段しつらえて、こういう外構工事の設計って面白いだろうな。制約が多いからこそ遊べそう…

  次は、正幸寺の山門に続く橋です。石橋です。素敵なのは、桁はお太鼓にふくらませて削りだされた石材10枚が並べられています。実によくできている石橋です。橋柱には名前は掘られていません。名無しみたいです。正幸寺橋ではつまらないですから、『勝軍橋』にしましょう。正幸寺には勝軍地蔵尊が祀られているんです。お名前を借りることにしました。

  十二番目はアパートの入り口に続く橋、十三番目はもう止めてしまった丸山染工場の橋です。
アパートの橋は自転車置き場とごみ置き場に使われてますんで『置場橋』、染工場の橋は、前にこの家にロスアンゼルスからやってきた『たま』って名前の日本語が通じない猫が暮らしてたことにちなんで『羅府橋』って名付けることにしました。

 十四番目は、向こうが駐車場の橋です。駐車場の幅と同じ幅に橋がつくられています。住まいの庭からせり出した梅が花を散らせています。『梅散橋』って命名しちゃいましょう。

  十五番目は保育所の前の橋です。保育所の先は養行寺です。鬼子母神が祀られています。
よく見ると、橋の高欄の脇に、古い石柱が残されています。彫りこまれた文字を読むと『鬼子母神講中』って読めます。そして、保育所川の1本には『ようぎょうじはし』って平仮名も彫られています。この橋は、名前がありました。『養行寺橋』なんです。

  十六本目は真新しい橋です。橋の向こうは新築された住宅なんです。橋の名は『新橋』としましょう。
十七本目です。石垣の摘まれた向こう岸にけっこう登って行く斜めにかけられた橋です。渡った先は空き地なのですが、その向こうの住宅をよく見てください。屋根に人がいます。屋根の修繕をしてるみたいです。で、『修繕橋』って名付けることにしました。まあ、名前なんて気まぐれなものです。

実は僅か1㎞ほどの区間なんですけど、やたらとたくさんの橋があります。で、途中ですが、今日はここまで、明日続編をやります。

 

 岩神町の養田鮮魚店へ行ったら、「かつおのいいのが入ってるよ!」って二代目が嬉しそう、腹身を一枚もらってきました。写真は金串打ってこれから炙ろうってとこなんです。

  夕食はかつおの叩きです。左は、私とユキ子さんが食べる土佐づくり、右は伯母さん用の刺身にしたものです。伯母さん、野菜がくっついてるのは嫌いなんだそうです。カツオは好きなんですけど…

   それと、車エビの塩焼き、アスパラと雛ほっぺとラディッシュのサラダ、酒はなんと山形は高木酒造の十四代の大吟醸『黒縄』、もちろんいただき物です。
この黒縄、amazon.co.jpで19,400円の価格がついていました。とんでもないプレミアム価格のついている酒です。あまりのもったいなさです。どうして、こういうことが横行してるんですかね…

 

 

 

 前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。前橋のまちで、毎年4月に『美登利会』という舞踊会に参加しています。お稽古場は、城東町4丁目です。
『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております

来る3月21日(月)午後1時から前橋文化会館大ホールで、『第73回美登利会』を開催いたします。吉駒は清元『卯の花』、糸駒は長唄『俄獅子』をつとめます。
                           若柳糸駒

 

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