昨日の朝、ポーチ・ド・エッグ入りのトマトスープと海苔トーストで朝食してたら、海苔トーストってね焼いた食パンにマーガリン(バターでも可)とマスタード塗って焼き海苔貼り付けるの、おいしいよ! 、で、食べてたらさ…
キキが<おヒゲ、今日東京インテリアのMさんが来るんじゃないの?>って、「うん、来るよ…」、<このおうちの家具をコーディネートしてくれた人でしょ…>、「そうだよ…」
<じゃ、お雛さま片付けなくちゃ、お正月明けからずっとかざりっぱなし…>、「いんだよ、キキがどこへも行かないようにっておまじないなんだから…」
<おまじないじゃないの、だらしないだけ! 机の上に一日中一升瓶を突っ立ててるのもやめなさい! みっともない!>。怒られてしまいました。で、お雛さまをしまって、一升瓶隠して…
玄関まわりりの掃除もして、ほら、土曜日に蒔いたアブラナの種、皮を破って根が顔を出しました。この根が伸びてさ、土の中に入ると、種が持ち上がって、皮が落ちて、双葉が出てくるんです…
風が吹き始めて、赤城山の稜線がくっきり見えていました。
住吉町二丁目にある煉瓦づくりの旧安田安田銀行担保保管倉庫です。大正4年につくられたもので、金融担保の乾繭や生糸を保管するため内部には漆喰が使われています。国の登録文化財、前橋に残る代表的な煉瓦倉なんです。そこに…
開けられた蔵の入り口に看板が出ています。よく見ると「営業中 今知奇」って書かれてます。立川通りの焙煎館の隣に立っていた看板です。
中に入ると、こんな具合、木造の天井と漆喰の壁がきれいなんですが、並んでいるものは…、ガラクタ???
古材、ポスター、椅子、小箪笥…、いろいろあります。並べられているものを、とにかく見てみましょう…
古家具から小物まで、古いものがいろいろ並んでいます。これって分かりますか、これ藍染の染料の元『藍玉』です。藍玉は古いものほど良いって聞きますけどね…
これはすごい、初めて見ました。繭雌雄選別機、繭って蛾の蛹ですから雄雌があるわけで、蚕種(お蚕の卵)を取るためには雄の蛹と雌の蛹を選り分ける必要があるんですね。雄の方が雌より僅かに重い(10㎎の単位らしいです)ので、精密な秤(ハカリ)が必要だったんです。この機械も、僅かな重さの差を測る精密な計量装置なんですね…
煉瓦倉の中は、歴史民俗資料館ではありません。中村さんが経営している『今知奇』という古道具や骨董品を商うお店なんです。
立川通りに店構えていたのですが、先月コチラに引っ越して、新装開店したんだそうです。新しい店の名前は『古家具 煉瓦蔵 コンチキ』、ホームページも開設されましたよ。
アンティークな家具や小物に関心のある方は是非お出かけ下さい。関心のない方も、100年近くの歳月を前橋のまちで刻み続けてきた煉瓦蔵、無料で見学できますから、とってもお得です、是非、是非お立ち寄り下さい。
コンチキから戻ったら、赤城山が夕陽に染まってました。あんじゃあない一日でした…
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