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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

曇天の下、前橋の南はずれの利根川まで、まだ出穂期の田んぼを抜けて夏の名残を眺めてきました…

2022-08-26 07:41:29 | あんじゃあない毎日

前橋市の一番南、下川町まで出かけて利根川をながめてきました。利根川の岸は、夏草に覆われ濃い緑色になっています。この間、群馬はたいした雨も降りませんでしたので、水の流れも少し細くなっているような気がします。


岸の樹木がクズにすっかり覆われちまって、いったい何の木か分からなくなっています。凄いですね、下の川岸の緑もほとんどがクズの葉です。まだ花は咲いていません。ひたすら覆い尽くしているだけです。ずいぶん昔の若き日に都立美術館でクリフトの梱包アートに出会ったときのことを思い出していました。クリフトも一昨年逝ってしまいましたいね…

 

 
昨日の朝の天気予報はクルクル変わりました。目を覚まして見たときは、8時のとこだけ開いた傘、あとは雲だったんです。それが朝食済ませたら11時のとこまで畳んだ傘が並びました。でも外へ出て見ると雨なんか降りそうもない曇り空、青空も覗いていました。

 
マルバハギが秋の花を咲かせ始めていました。部屋に戻るとCOCOはわたしのPC用の椅子を占拠していました。予報の最高気温予測は30℃以下、椅子を盗られたことを口実にして運動しに出かけることにしたんです。

 


端気川沿いを下って、春日中学の南あたりまで来ました。ここからは赤城山が望めるはずなのですが、昨日は雲の中でした。私の足元のたんぼの稲はまだ出穂していませ。遅いですね…

 
すぐ北のたんぼの稲は穂が立っていました。前日あたりに開花したみたい、もみの外におしべが残っているのが見えていました。田植えの遅い前橋のたんぼの稲の開花はのんびりしています。

 
ここまで来る途中で見た田んぼでは、もう稲穂が実りの時期を迎えていました。穂が垂れ始めています。これだと秋を感じます。

 

 
上陽小学校脇の端気川は片側の岸だけクズに覆われていました。その下流、三洋食品の工場脇まで下ったら、川幅が半分隠れてしまっています。両岸からせり出した夏草が流れの上に被さっていました。夏の終わりの風景です。

 

 
耕作されていない畑をメヒシバが占拠しています。一面に大きく成長したメヒシバの穂が揺れています。自転車を停めて、穂を一つとって、傘を作って遊びました。この畑のメヒシバの穂全部使うといったいいくつの傘ができるのかなって、意味なきことを考えてました。

 
オミナエシにも会いました。セセリチョウが群れていました。オミナエシの蜜が好きみたいです。賑やかな秋です。

 

 
下川団地の中を流れる湯傳掘です。春は桜がきれいな湯傳掘が利根川に吸い込まれる辺りの岸から利根川の流れを眺めてきました。玉村まで行こうかなとも思ったのですが、とにかく蒸し暑くて元気が出なくて、ここで折り返したんです。帰り道、オレンジ色のショウガの花を見っけました。夏の花です。

 
街へ戻ってきて前商高の南側の通りまで来たら、街路樹の下が散った花びらでいっぱいになっていました。見上げると白い花がまだ咲き残っていました。エンジュですね。8月の花です。

 

 
本町の梅原印房の前まで来ると、看板猫がドアの内側でちゃんとお座りしてお客さんが来るのを待っていました。名前は『ひまわり』だったいね。田舎道で名残のひまわりに出会ったのを思い出しました。


家にたどり着いて着替えのために二階へ上がったら、COCOはベットの上でへそ天大胆寝姿で昼寝の真っ最中でした。店番しているひまわりとはずいぶんの違いだいね…

 

 
夕食は、ナスのしぎ焼きと水キムチ。しぎ焼きの味噌は、Мさんからいただいた優しい辛さの唐辛子味噌を使いました。おいしいです、ごちそうさまです。水キムチは日ごとに味が変化して行くのが面白いです。

 
豚肩ロースの柔らか煮と野菜の炊き合わせです。野菜は、昆布、万願寺唐辛子、じゃが芋、ニンジンです。そしてトマトと鶏チャーシューです。あと残り野菜の野菜炒めを添えて、十六黒穀米をいただきました。

今日は鈴木トレーナーの出張指導があります。あとは予定なしです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


庭仕事の第三日目は草取り、「根っこから抜きな!」って教さった通りしてたら、「修行」を思い出して…

2022-08-25 07:13:21 | あんじゃあない毎日

火曜日は定休日でシャッターの降りていたスズランデパートのウインドー、昨日は開いてました。『AUTUMN collection』、秋になっていました。遅い昼食を食べに出かけたのですが、呑竜仲店のヤギカフェではまだ自家製アイスクリームをやってました。

 
昨日の昼食は、インドネシア風チャーハンのナシゴレンとココナッツミルクでした。居合わせたお客さんとお話ししながら、のんびりとしたお昼でした。「今年はうちのミョウガがあまり採れないですね…」、「うちもそうですよ、いつもの年だと笊もって行くのですが、今年は掌で間に合います…」てなお話ししてました。わが家の裏庭のミョウガ、よく伸びているのですが、花芽が少ないです。

 

 
昨日も9時半ごろから庭仕事でした。前日に続いて庭の手入れなのですが、細かな作業をしました。その一つはメヒシバの退治です。イネ科の小さな草ですけど、根っこごとていねいに抜いておかないとまた生えっちゃいます。「草はさ、切っちゃダメ! 根っこから抜きな!」。小さかったころに農家のおばちゃんに教さったことです。

 
飽かずに黙々と草抜き1時間以上、きれいになりました。奥の方に新しい敷き砂を入れて、このスペースの草取りはおしまいです。

 
それからお稲荷さんの祠への通路の手入れ、細かな草取りをして、それからポットで栽培しているローゼルの具合をチェック、丈は2m近くなりました。間もなく花芽が出て来そうです。そんなこんなで、終わったのは12時過ぎ、昨日の最高気温は11時56分の34.5℃、暑くてまいりました。

 

 シャワーを浴びて、シソジュース飲ながら、ルバーブのジャムと夏ミカンのママレードを載せたフローズンヨーグルトを食べて休んでたら、向かい側からCOCOが顔を出しました。なんか話が聞きたそうなんで、また、旧統一教会の話をしてあげました。

 「草取りしててさ、原理研の修行のことを思い出してたんだ。学生のとき、原理研究会に入っちまった奴がいてさ、『ホーム』と呼ぶアパートの一室で5人ぐらいで共同生活してたいね。修行と称して、渋谷駅の前で看板を掲げて通行人へ統一神霊協会への入信を呼びかけていたり、なんかよく分かんない食品の訪問販売をしてたり、選挙が始まると保守政党の候補者のチラシを配り歩いたり、毎日毎日そんな単純な仕事を修行と称して繰り返していたいね。もちろん、大学へは来なくなっちまって…」

 「今は教団の名前も変わり、大学のサークルもCARP(カープ)って名前になっているらしいけど、入信した人たちは同じような修行をしているんだいね。去年のことだけど、健康食品を売りに来た人がいるけど、あれきっと信者だと思うな。自分の意志ではなく、命ぜられたことを行為をただただ行い続けることで、マインドコントロールされて行くのですね。おい、本を舐めんなよ…」

 「最近になって、旧統一教会の物品販売活動の実態が報道されるようになったよ。 今日もSmartFLASHが『旧統一教会の訪問販売部隊 “マイクロ隊” の実態が明らかに…』って記事を配信してるけど、50年以上前とちっとも変わってない気がするよね…」

 

 COCOに話ししてから、呑竜のヤギカフェへ行ったんです。帰って来たら、少しくたぶれていました。暑かったせいだと思います。居間の椅子で昼寝をしました。写真は、庭のミヤギノハギの花芽です。私の背丈よりも上についています。

 目を覚ましたら、COCOが階段から見下ろしていました。午後5時ちょっと前になっていました。夕飯どうするかな…。カオルさんにもらった黒千石大豆を茹でておいたので、すき昆布と煮ることだけはやることにして、後は成り行き…

 

  
成り行きの結果はうどんになりました。駒形の粕谷製麺の前橋産小麦を使った細めの乾麺です。そして、うどんの「こ」は、茹でナスにおろし生姜添え、モヤシとキムチの卵炒めです。

 
作り置きの鶏チャーシューにトマトとキュウリです。そして野菜天ぷらは、青じそ、ズッキーニ、サヤインゲン、万願寺唐辛子です。出かけていて、6時に戻って来たユキ子さんは、「一度戻ってきたの知らないでしょ、よく寝てたね…」だって。すぐに夕食になりました。

今日は、庭仕事はしません。雨が降りそうだけど降らないようなら、クロスバイクで走ろうかなって…、どっち行こうかなって…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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昼前は萩と夏草に覆われたお稲荷さんへの通路の復旧作業、午後は馬場川沿いでのんびり、でも蒸し暑かったです。

2022-08-24 08:45:34 | あんじゃあない毎日

庭の手入れ第二日は、手拭い覆面ではなく麦わら帽子に防虫ネットです。脚立を使わないのでこのスタイル、眼鏡もなし、作業も終わりに近い少々くたぶれた顔です。


「お稲荷さんへ行けなくなっています!」とユキ子さんが困っていました。萩と夏草とが八重葎となって、お稲荷さんの祠への通路を消滅させてしまったんです。主要な犯人はミヤギノハギ、高さ2メートルを超えて四方に枝を張っちまっているのです。八重葎の向こうのお稲荷さんの祠を救出するのが昨日の課題でした。

 
約1時間後、横に張っていたミヤギノハギの枝を支柱と麻縄で上に向かってもらって通路の空間を確保、生い茂った草を抜いて半分ほど経路が確保されました。更に30分後、お稲荷さんの祠までの通路が確保されました。この後、アマチャを剪定したり、ササ退治なんかをして、作業終了は12時半でした。気温は29℃でしたが、風もなく、湿度は80%、滅茶苦茶蒸し暑く、汗びっしょりになってしまいました。

 
作業をしてたら、キアゲハが見物に来てくれました。草取りをしているとコオロギのちびちゃんがちょろちょろ出て来ては邪魔をします。まだ羽がちゃんと生えそろっていません。そのうち良い音を聴かせてくれるようになります。

 
片付けをしていたら、庭に置いてある石の水鉢にアシナガバチが水を飲みに来ていました。アシナガバチにもいろいろ種類があるみたいで、なんというアシナガバチかは分かりません。ずいぶん時間をかけて飲んで行きました。取り除いた草やササの葉はゴミ袋で三つでした。

 片付け終えて戻ると、COCOが威儀を正して出迎えてくれました。なんか下心があるのかと心配したのですが、なにも要求されませんでした。シャワーを浴びて、着替えして、シソジュースを飲みながらチョコレート、ゆっくり休息しました。

 

 
それから街へ、店を開けて仕込みを始めたばかりのひろ子さんに挨拶して、青井食堂で冷やし中華を食べました。昨日はスズランデパートが休み、中央通商店街はヒトの姿がほとんどなかったです。それから、白井屋ホテルのベーカリーで最近お気に入りのチャバッタ(イタリア語でスリッパという意味だそうです)を買って帰りました。

 


三河町の馬場川沿いの道を通りました。川岸には夏草が生い茂っています。水路壁のコケも深い緑色になりました。石橋は正幸寺の山門に続く橋です。川岸には夏の終わりの花が咲いています。

 
イタドリの花です。夏の花です。あとで、羽根つきの種が風に舞います。

 
クサギです。ヘクソカズラです。強い芳香を撒き散らす花にはかわいそうな名前が付けられています。名前で嫌わないで下さいと言っています。

 ヤブガラシの花です。虫たちが集まる花です。よく見ると、すごく素敵です。ただし、庭に出てくると駆除対象にしています。

 

 
わが家の近くの広瀬川まで来て、アカメガシワの木に絡み付いて流れに落ちそうになりながらたくさんの実をつけているノブドウを眺めていたら、近くの空き地にムクドリの群れが舞い降りました。空き地が餌場みたいです。そして…


脇の電線を見上げたら、こんなにたくさんのムクドリがとまっていました。数えてみてくださいな、わたしは60羽まで数えられました。

 
鳴いています。何か連絡を取り合っているのかな、ちょいと離れた梅の木の頂にも数羽のムクドリの姿がありました。地上の群れと合わせると100羽をはるかに越えていたみたいです。前日は雀の群れ、昨日はムクドリの群れでした。

 

 
夕食は、まずは野菜スープ、玉ネギ、シメジ、トマト、サヤインゲン入りです。そして焼きナスのマリネ、焼いたナスをオリーブオイルとバルサミコを合わせたマリネ液に漬けました。まだ夏野菜です。

 
主菜は男爵イモを使ったビーフコロッケです。一人3個にしたのですが私は2個でギブアップしました。サラダは豆腐とトマトと小松菜、ピーナッツ粉を使ったドレッシングでいただきました。ユキ子さんはコロッケ見てうれしそうな顔になりました。

今日も庭仕事をします。草取りが中心の作業になります。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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ススキの花穂が風に揺れてたくさんの雀が群れていました。もう夏は終わって秋になっちまったのかな…

2022-08-23 07:07:19 | あんじゃあない毎日

昨日の午後、近所を散歩していたら上毛電鉄の線路端のススキの穂が開いていました。花が咲いているみたい、きれいです。


旧前橋二中跡のブロック塀の上にスズメの群れが一列に並んでとまっていました。その数50羽以上、ススキの花が咲いて。スズメが大きな群れを作って暮らしているってことは、もう秋だってことなんですね。夏は終わっちまったんだ、変な夏だったけど。

 

 
COCOが猫窓から外を見ています。11時から鈴木トレーナーの出張指導、どうやら見張りをしてくれているみたいでした。吉駒の稽古場を借りて1時間の指導を受けました。身体を動かし続けて、この夏もなんとか体調を崩さずに乗り切ることが出来そうです。

 トレーニングを終えて一休みしてから稽古場を片付けに行くと、昨日の座敷童はダンベルの上で倒立ならぬ頭立をしてました。鈴木トレーナーはこんな運動を指導しません。座敷童が勝手しているだけです。鈴木トレーナーから「座敷童って何ですか?」って質問、答えはこちらをご覧ください。宮沢賢治も「ざしき童子のはなし」という童話を遺しています。

    
稽古場の主の三代目吉駒は、9月10日に国立劇場(大劇場)で東京新聞が主催する「第56回推薦名流舞踊大会」へ出演します。この会は、新型コロナ流行の影響で2年続けて開催見送りになっていましたので、3年振りの開催です。昼の部で「長唄 常磐の庭」を舞うそうです。

 


着替えのために2階へ上がると、COCOが私のベットでへそ天寝姿をしていました。私に気づいて目だけ開けました。へそ天寝姿も今年はそろそろ見納めになりそうです。

 
「後ろ足だけでなく、前足も伸ばすと全身を伸ばすストレッチになるよ、やってごらん…」と言って見たら、前足を伸ばしただけでなく、口まで拡げちまいました。怖いですね~

 

 
3時過ぎに近所を散歩しました。気温は31℃、湿度は60%を超えていて蒸し暑かったです。十六本橋から見ると、街中のビルが靄っていました。煉瓦蔵の脇にいつも見える赤城山の姿はなくて入道雲が湧きたっていました。でも、ススキの穂は秋を告げていたんです。

 
そして、旧前橋二中跡に来たら雀の群れに出会ったんです。塀の上だけでなく、上毛電鉄の送電線にたくさんのスズメがとまっていました。明日からは天気は下り坂、少し涼しくなるみたいです。庭の手入れ頑張らなくては…

 

 
昨日は月曜定例の買い出しをパス、ありもので夕食を作りました。まずは、冬瓜と豚肉の味噌炒め煮、万願寺唐辛子も入れて見ました。それから、冷ややっこキムチ載せにはモロヘイヤを敷きました。どちらも夏の味です。

 
鶏チャーシューと野菜の盛り合わせには、トマト、ナスとキュウリを使いました。そして、梨の水キムチの冷たい汁そうめんです。結局、まだみんな夏の味です。水キムチの汁そうめん、おいしかったです。

 先に食事を済ませたCOCOは、食堂の椅子のの上に寝転んで私たちの食事の様子を窺っていましたが、関心の対象となる食べ物はなかったみたいです。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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庭仕事の初日は椿と山紅葉の手入れして、COCOに「旧統一教会の伝道は憲法違反」との認識を教え、夕食は水キムチを試食…

2022-08-22 07:01:33 | あんじゃあない毎日

これから原理研究会のメンバーと一戦交えるために覆面をしたわけではありません。最高気温が30℃ほどで曇りとの天気予報なので、庭の手入れをすることにしたんです。虫刺され予防のために手拭いで頭と顔を覆いました。とりわけ耳たぶを刺されるのが嫌なので耳をしっかり隠したんです。手拭いは便利です。

 
初日は、庭への入り口にあるツバキとヤマモミジの木の剪定です。二本ともこの家を建てる前からこの位置で暮らしていました。設計者の小見山健次さんに移植せずにそのまま暮らし続けることができるように頼んだんです。脚立を使ってツバキは刈り込み、ヤマモミジは徒長枝を始末します。体幹バランスが良くなったといえども若いころとは比較になりません、気を付けて作業です。

 
ツバキの刈込ででた枝や葉です。ヤマモミジの徒長枝です。9時45分に始めて、途中2回15分間の休憩を挟んで、12時半までかかりました。天気予報の通り曇り空ではあったのですが、何故かわが家がある城東町には雲間から強い夏の日差しが差し込んでいたんです。おかげで、汗びっしょりになっちまいました。

 
片付けをしていたら、バッタくんに出会いました。安全な場所に避難してもらいました。剪定枝は細かくしてゴミ袋に詰めたのですが、45㍑の袋に5袋ありました。昨日はここまでにしました。

 手入れ後のツバキとヤマモミジです。「あんまし変わりがねえな」とか言わないでください。ずぶの素人仕事なのですから。柱との間隔がずいぶん広くなっているでしょう、通りやすくなりました。

 


シャワーを浴びて着替えして休んでいたら隣の椅子にCOCOがやってきました。別に用事はないみたいなので…。「『旧統一教会にも信教の自由はある』と旧統一教会を擁護している人がいるからさ、信教の自由について考えてみようぜ。信教の自由は日本国憲法20条に定められているんだよ。第1項は『信仰の自由』の保障、第2項は『宗教的行為の自由』の保証、そして第3項が『宗教的結社の自由』なんだいね。20条はすごく大事、覚えておきなさい」

 第20条 【信教の自由】
  第1項 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。 いかなる宗教団体も、国から特
 権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

  第2項 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
  第3項 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

 「宗教的行為の自由というのはね、宗教的な行為は強制してはいけない、何人も強制されないと定めてるのね。ということは、強制された宗教的行為を拒む、それを受け入れないことは当然自由、国民の権利なんですよね。だから、旧統一教会の勧誘行為や多額の献金強制は憲法20条に反していると言えるんです。すでに、信教の自由は基本的には国民一人ひとりの権利なんだいネ、その権利の上に宗教団体が成り立ちうるので、国民の自由を損なうような『宗教団体の自由』は憲法で認められていることではありえないんだいね。分かりますか?」

 「弁護士ドットコムニュースの8月20日、『"洗脳"手法を徹底研究、旧統一教会「伝道の違法性」を追及した第一人者の終わらない闘い』というのを読むといいよ。旧統一教会の違法伝導を訴え続けてきている郷路征記弁護士のインタビュー記事だ。旧統一教会の伝導活動そのものが、現在でも憲法違反だという認識なんだいね。そういう訴訟が現在でも提起され、係争中の宗教法人なんですよ、旧統一教会というのは。今日はここまでね…」
<……………………………………………>、分かるかどうかは別にして、COCOにも考えさせています

 

 
遅い昼食を作って食べてから、街へ買い物に出かけました。まずは、広瀬河畔の紅茶屋「リバティー」に居候中の茶舗「山都園」で玄米ほうじ茶を買いました。山都園の主は留守、リバティーの喜美江さんが売ってくれました。それから立川通と中央通の角の焙煎館でコーヒー豆を買いました。買い物はそれだけです。

 
中央前橋駅近くの路地で顔見知り猫に出会いました。「街の緑も鮮やかさを失い始めましたね」、<そうですね、移ろいっていうのでしょうか…>、そういう猫の前に、柳の病葉が一枚、落ちてきていました。

 
城東町まで戻って来たら、住む人のいなくなった家の庭にタカサゴユリがたくさん咲いていました。いつも見える赤城山は黒い雲に隠されていました。でも、まちは雨にはならなかったです。

 


夕食に、水キムチの試食をしました。おいしくできました。水と上新粉と梨と野菜と塩だけなんです。でも、この冷たいスープは絶品です。梨の甘さと乳酸発酵の酸味とがものすごく素敵です。糸唐辛子を飾って楽しみました。植物乳酸菌に感謝です。

 
冷凍しといた鮎の一夜干しと、ナスと豚肉の南蛮です。一夜干しは開いた面を上に盛るのが普通なのですが、皮目をお目にかけたいのであえて逆向きにしたのです。念のためです。

 
野菜と湯葉のサラダは豆乳を使ったソースです。そして、サヤインゲンの胡麻和えです。梨の水キムチのおかげでおいしい夕食となりました。

 


「COCO、昼間の話を憶えているかい。大事なことはね、旧統一教会の伝導や献金強制は日本国憲法に違反しているという認識をしっかり持つことが大事なんですよ。『これからは付き合いません』ではダメなんだってことを忘れないでね」、夜、二階へ上がろうとするCOCOを呼び止めて話しました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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養田鮮魚店で小イワシに出会って喜んでたら、道端では酔芙蓉が、風呂川の岸では高砂百合が「夏は終わり!」だって。

2022-08-21 07:37:57 | あんじゃあない毎日

岩神町の風呂川の岸でタカサゴユリが咲いていました。台湾から渡ってきたこの百合が咲くと、夏がおしまいになるんだなって…

 茨城産のチコダイです。「ちっとも魚が来ないんですよ…」、養田鮮魚店の三代目が嘆いていました。そうなんですね、昨日の鮮魚ケース、目立ったのはチコダイぐらでした。日本列島全体が悪天候なんですね…。でも、千葉産の小イワシがいてくれて嬉しかったです。

 
道端の家の庭に咲く白いフヨウに出会いました。赤く萎れたのが見えないですからスイフヨウではないみたいです。こちらはスイフヨウ(酔芙蓉)ですね、朝咲いた時は純白の花、夕方にピンクになって、そいで赤くなって萎れるんですね。「誰かさんみたい…」だって。

 
ユズみたいです。もしかするとカボス、最近、庭にカボスを植える人が増えているみたいです。直売所にも前橋産カボスが並びます。栗のイガが少し黄ばんできていました。


そいで、風呂川ではヤブマオウの花に混ざってタカサゴユリが咲いていました。夏の終わりは少し寂しい風景です。


比刀根橋まで戻って来たら、雨粒が落ち始めました。昼過ぎから弱い雨って天気予報が当たりました。土曜日ですけど、誰も歩いていない静かな広瀬河畔をゆっくり走って帰ってきました。濡れるほどの雨ではなかったです。

 


昼前のCOCOは曇天で日の差し込まないガラス戸に身体を押し付けて寝ていました。声かけたらちょっとだけ顔をあげ、目を開きました。縦長の細い瞳になっていました。

 
私は常備菜を二つ作りました。生シイタケの含め煮と、鶏肝の赤ワイン煮です。肝はビタミンb12が多い食材の一つ、赤ワインと醤油と砂糖で、根生姜を効かせて炊きます。レバーに赤ワインはよく合います。こんなん作ってから岩神町へ出かけたんです。

 


養田鮮魚店から帰って一休み、それから昼食作って食べてたら、COCOは空き段ボールの箱に入って遊んでいました。猫だから好きなんです、箱が。ちょうど体の大きさに合って、気に入ったようであります。

 
昼食の後始末をしたついでに、養田さんで買って来た千葉産の小イワシ12尾を調理しました。今シーズン初めてお目にかかった小イワシ、嬉しいです、夏の味なんですよ。背びれ、頭、尾を切り取って、腸を抜いて腹腔をきれいに水洗いします。そして、去年の梅干しと、根ショウガを用意します。

 酒に梅干しをつぶして入れて、砂糖、醤油を加えて味を調えた煮汁でイワシを煮ています。大好きなイワシの梅煮です。梅干で煮ると、骨まで食べられます。後期高齢者にはまっことよろしい餌です。弱火でゆっくり30ほど煮ます。ついでなんで、隣で鶏チャーシューも煮ちゃいました。


終わってみたら、COCOはまた段ボールの空き箱の中に入っていました。よほど気にいったみたいです。

 

 サバの味噌煮が主菜、マグロの刺身も少し入れて夕食のおかずを設え、ユキ子さんの両親へ届けました。シジミ汁も別容器で添えました。そのほかに、鶏肝のワイン煮、鶏チャーシュー、椎茸の含め煮、南瓜のレモン煮を常備菜としてお届けしました。

 6時ころの広瀬川です。弱い雨は降ってましたけど、たいして濡れもせずに自転車で届けることができました。橋の上からの眺めは、夕暮れって感じの風景でした。

 

 
サバの味噌煮です。小イワシの梅煮です。小イワシの梅煮を口に運んだユキ子さんが「おいし~い!」って唸りました。おいしくできました。少しずつ、朝夕にいただきます。

 
冬瓜と万願寺唐辛子胡麻味噌炒めです。そしてシジミ汁、あと、南瓜のレモン煮と冷やしトマトもいただきました。おいしい家庭料理です。

 夕食後に昨日漬け込んだ梨の水キムチをチェック、漬け液はしっかり乳酸発酵して素敵な酸味が出ていました。それなので、ポリ袋をもう一袋上からかぶせて二重にして発酵臭が漏れないようにして、冷蔵庫へ移しました。冷蔵庫で発酵を抑制しながら2日ほど熟成させて完成ですから、明日は食べられます。明後日の火曜日にはお目にかけることができます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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梅を一桶だけとりあえず日に干しました。買い出し・トレーニング・買い物のあとは、大島梨で水キムチを漬け込みましたを

2022-08-20 07:29:21 | あんじゃあない毎日

強い日差し、高い気温、低い湿度、ほどよい風、この四つの条件を見事に満たす絶好の梅干し日和が来ました。昨日の朝7時半に、二桶漬けた梅漬けのうち一桶を干し笊に拡げました。なぜ一桶だけにしたかというと、梅干し日和は昨日だけ、今日からまたしばらくは梅干しに不向きな天気が続くみたいだからです。

 
最初のが、干し始めたばかりの梅です。次のは、買い出しに出かける前10時前の梅です。随分乾いてきています。

 
前のは、トレーニング後の休息を終えた12時半ごろの梅です。ここで天地替え、ウメを一粒ずつひっくり返してやります。最後のは干し場に日が当たらなくなった午後4時半ごろの梅です。色の具合がうんと違うのは日が当たっていないせいです。梅は縮んで皮に皴ができています。昨日の干しはここまで、再び梅酢の中に戻しました。

 

 
10時過ぎ、金曜日定例の買い出しです。こども公園の木立の間に見える赤城山は青い夏姿でした。いろいろ買い込んできたものを拡げて写真に撮っていて、忘れ物をしたことに気づきました。慌てて、JAファーマーズ朝日町店へ行ったら、いつも親切な店員さんが笑顔で忘れ物を渡してくれました。お手数かけさせちゃってごめんなさい。忘れ物は、赤しそ1束と削り節2袋でした。

 

 
お盆が過ぎて、内玄関の飾り扇が桔梗の絵柄に替わった吉駒の稽古場で、11時から鈴木トレーナーの出張トレーニングを受けました。私の体幹は横方向にものすごく硬いのです。指示された横方向の柔軟運動は結構辛かったです。終わって後片付けに行くと、座敷童がダンベルの上で横になっていました。特段やわらかいとは思えませんが、絶妙なバランスです。

 

 
昼食後、ユキ子さんの車で買い物に出かけました。青柳町のカインズホームの駐車場から青い赤城山が素敵に見えていました。夕立も来ないみたい、絶好の梅干し日和が午後も続いていました。それから、川原町のジンズ・パークのエブリパン、入り口のススキが見頃になっていました。

 
家に戻ってPC見たら、7月19日の記事にコメントが入ってました。COCOを保護して私のところへ連れてきてくれたNさんからです。COCOはと探すと、ユキ子さんのベットの上で気持ちよさそうに昼寝をしていました。起こして、「Nさんからお便り来たよ、『拾い主に似たのか、なかなか気の利かないところもありますが、今後も末永く、よろしくおねがい申し上げます』だって…」

 起き上がって私の話を聞いたCOCOは、<ψЖД、φΣΘ¶ЯΠ§?>だってさ。

 <通訳しますね、目を覚ましたCOCOが言ったことは、《もうメシ?、メシのじかん?》です。Nさんごめんなさい、恩を忘れたのではありません、ただ、COCOはどんな時もまずは食べ物のことからなんです。気は効いてますよ。>

 

 
うちへ帰ってお茶してから、こんなもの作っていました。刻んだニンニクと根ショウガ、輪切り唐辛子をガーゼで包んでいるんです。フランス料理のブーケガルニの向こうを張って、風呂敷ガルニです。

 
前橋の大島梨、幸水です。皮をむいて刻みます。先に塩をしておいた大根、寸法に切った万能ねぎ、それに風呂敷ガルニと一緒にポリ袋に入れ、冷ましておいた上新粉をの煮溶かした重湯を入れて空気を抜いて封をします。一日室温、二日冷蔵で美味しい梨の水キムチが出来上がります。作り方は、2015/08/08の『キキの料理教室』を見てください。

 

 いろいろして少々お疲れ、夕食は天川原町の南苑へ出かけちゃいました。まずは焼き餃子2個、後の4個はユキ子さんです。

 
それから、牛肉の辛子炒め、「ミョウガ入れましたから」だって。そして五目豆腐、両方とも私の好きな料理です。ユキ子さんはハーフラーメンも食べちゃいました。久しぶりで美味しかったです。

今日は梅は干せません。条件の良い日が来るまで梅酢の中で待ってもらいます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


雨は昼前にあがって、赤城山が、まずは雲上に峰の姿を、それから青い夏姿、陽が傾くと美しい緑の山肌を見せてくれました。

2022-08-19 07:09:51 | あんじゃあない毎日

昨日は、雨があがった後に美しい赤城山を眺めることができました。写真は、夕方の6時ごろ、傾いた夏の陽を浴びている赤城山です。ずいぶん久しぶりな気がします、こんなに鮮やかな 緑の山肌を見せてくれたのは。毎日見ているのですが、すっかり見とれてしまいました。

 朝は雨が降っていたのです。昼頃にはあがるって予報なので、午後1時に理容たけうちの予約をして良かったなって思っていました。それで、昼前はCOCOと一緒に家の中で暮らしていました。

 

 
午前11時過ぎに雨があがりました。外に出て見ると青空が拡がり始めていました。踏切まで行くと、赤城山の峰が雲の上に姿を見せ始めていました。写真を撮っていたら、小学校から高校まで一緒だった知り合いが通りかかって、「何してんの?」って尋ねられちゃいました。


荒山の山頂です。好きなんですよね、赤城山が。こうして雲の中から姿を現してくれるときの赤城山もいいですよね。

 

 
12時半過ぎに理容たけうちへ出かけました。さっきよりもずっと青空が広くなっていました。上毛電鉄の線路端のヒメムカシヨモギが私の頭の上で花を咲かせています。明治の初めころから鉄道線路に沿って拡がったんで「線路草」って呼ばれてた帰化植物ですね。理容たけうち近くの路地の上も青空でした。


整髪してもらって外へ出ると、見事な青空が拡がっていました。真っ白な雲、強烈な日差しです。


旧二中跡地から、すっかり姿を現した赤城山を眺めることができました。山は真っ青でした。夏姿の赤城山です。風は北東から吹いてきていました。跡地に生えた夏草が揺れていました。

 

 家に戻ると、COCOは私の髪がきれいになったことなんかに気づくことなく食堂の椅子の上で寝そべっていました。私は大阪桐蔭が下関国際に逆転負けするのをテレビで見ていました。それから、夕食の支度です。

 ユキ子さんの両親へ届けたおかずです。冷蔵庫を覗いたら納豆がたくさん入っていたので、納豆を食材にしたものを二品作って入れました。後で感想を聞いておきます。

 


おかずを届けた帰り、傾いた夏の日に出会いました。強い日差しを流れる雲が遮った瞬間を撮りました。そして、傾いたなるの陽を浴びた赤城山が見えるかもしれないと思って、見えるところへ行きました。

 見えました、傾いた夏の陽を浴びた緑の赤城山が見えたんです。夏に、木々の緑がそのままに見えることってとても少なくて、たいがい青い赤城山なんです。でも、昨日は緑の赤城山、それが最初の写真です。


鍋割です。乾いた風が吹きぬけていました。山の木々が見えています。すぐそこに見えています。


こちらは荒山です。子どものときからずっと見ている赤城山です。それでも、きれいに見えると嬉しいのです。私の首筋も山と同じに強い日差しを浴びていました。

 

 
夕食の納豆料理です。納豆と長芋の磯辺焼きです。納豆とすり下ろした長芋に刻んだ青じそとネギを混ぜてしょうゆで味付けて海苔に張り付けて焼いたものです。まあ、納豆のお焼きです。それから、納豆の落とし揚げです。納豆だけでは申し訳ないので、海老と青じそのかき揚げとマイタケも揚げました。

 
野菜の副菜は、ナスと万願寺唐辛子の油味噌、胡瓜と青じその塩もみです。汁は庭で採れた茗荷です。「わぁ~、高タンパク・低カロリーだァ~」とユキ子さんは喜んでいました。

FBの友だちが「自民党のお偉いさんが揃って『統一教会とは知らなかった』と認知症状態です」と嘆いてきました。自民党の政治家の皆さんは、時事通信が18日に配信した「旧統一教会と自民党の半世紀」という記事ぐらいの最近の事実は常識として知っているはずだと、私は信じています。原理研究会と対峙せざるを得なかった学生時代を過ごした私にとっても常識ですから。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOの朝の見回りがやたらとていねいだなと思っていたら、弱い雨が降ったり止んだり、ヤマボウシは狂い咲きして…

2022-08-18 07:39:12 | あんじゃあない毎日

昨日の朝のことです。朝のストレッチをしてから階下へ降りると、台所の入り口にある大型水槽の中にCOCOが入っていました。そして、上の方をしきりと眺めていました。

 
それから下の方を向くと、右から左へていねいに探索して行きます。
「探し物は何ですか…???」
<ΣЖ¶ΔЖΘ、ЯψД……………>


単に入って見たかったのかもしれません。それなりの座り心地な顔をしています。でも、探し物をしていたみたいです。朝の見回りはCOCOの日課の一つですが、昨日の朝はやたらめったらていねいにしていました。珍しいことです。

 
わたしがPCを立ち上げて朝の作業をはじめると、一階の見回りを終えたCOCOが階段からで二階を窺っていました。しばらくすると、私の方を一瞥してあがって行きました。それっきりなかなか降りて来ませんでした。


どうしたのかなと見に行くと、窓から外を眺めてました。COCOが眺めている先には、ご近所さんの屋根の向こうにぼんやりと赤城山の鍋割が見えていました。なんとなく、降りだしそうな感じの空でした。

 朝食後は、いつもの通り食堂の椅子の上で横になっていました。顔が真っ黒に写ってるのは、頭だけ机の下に入れているので光が当たっていないからです。探し物が何だったのか、見つかったのかどうかはさっぱりわかりません。もう夢の中へ行っちまってるみたいです。

 

 朝の片付けが済んだころには雨が降り始めていました。弱い雨です。風も凪いでいて、音もなく静かに細かな雨が落ちてきていました。COCOのダイエットフードが終わりそうなので買いに行こうと思っていたのですが、自転車では無理そう、ユキ子さんに車を出してもらいました。

 
欅ウォークでダイエットフードと猫砂を買ってから、雨天運動場代わりに店内を三千歩ほど歩き回って帰ってきました。往きも帰りも車の窓には雨滴が付いていました。

 


昼過ぎになると、いったん雨があがりましたので、ヤギカフェにランチを食べに出かけました。十六本橋から街の方角を見ると、1キロほど先の東和銀行本店なんかのビルが靄に包まれていました。また降りだしそうです。

 ゴーヤチャンプルと肉そぼろの丼です。おいしかったです。飲み物は冷たいココナッツミルクです。昔の偉い人たちの話を面白おかしくしゃべって帰ってきました。決して悪口ではありません。念のため、一つ紹介しときます。
私が40歳のころ、自転車で群馬大橋を渡っていると、向かいから紙袋を下げた前知事の神田坤六さんが歩いてくるのに出会いました。自転車から降りてあいさつすると、

「キョウイチ君、今日は良いことができました」って笑顔なんです。
「良いことって、何でしょう?」
「八百屋で大根を買うことができましたよ、初めてです」って、ますます笑顔なんです。

 
知事を辞めて奥さんと二人暮らし、その奥さんが病気して寝込んでしまったので、勇気を出して八百屋に出かけたらしいのです。大根を買って笑顔の神田さんがすごく素敵に見えました。
私は、白井屋ホテルのベーカリーでユキ子さんが食べるパンを買って帰りました。勇気も何も要らないいつもやっていることでした。

 

 
わが家のヤマボウシが狂い咲きをはじめました。秋、葉が色づく頃に狂い咲きする話は聞いたことがあるのですが、夏のこのくそ暑いさなかの狂い咲き、変ですね。マルバハギの方は狂うことなく二度目の花房を伸ばし始めました。涼風とともに花を咲かせてくれます。

 

  
夕食は洋食になりました。スープはキャベツとタマネギです。サラダは下にキュウリとムラサキタマネギ、上にオカヒジキとトマト、そして湯葉、ソースは豆乳、オリーブオイル、リンゴ酢でつくりました。そして、オムレツにポークシチューです。ユキ子さんが喜んでくれるメニューになりました。

今日から梅を干そうと思っていたのですが、週間予報と現実が大きく隔たりました。前夜から弱い雨が降り続いています。で、順延といたします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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前橋ミナミ眼科を受診、その前に稽古場で自主トレして、キキと13日に急逝した近藤誠医師について話をしました

2022-08-17 07:21:13 | あんじゃあない毎日

昨日の午後三時、前橋ミナミ眼科へ診察を受けに行ってきました。私の手足の指先が痺れるということを心配した院長が、使用中の目薬の副反応を心配して、しばらく使用を停めていたのです。その影響を調べるための診察でした。前橋ミナミ眼科の駐車場から眺めた赤城山です。

 「詳しく調べて見ましたが、サトウさんの手足の先のしびれと薬とは関係がないです。今日の検査で左の眼の眼圧が少し上がってしまっています。薬の使用を再開してください」、院長の結論です。院長がていねいに調べてくれたのですから、納得して薬を使います。薬の使用を再開後の検査と診察は9月7日になりました。駐車場の先の菜園に藁の山が、気になりました。

 私は中学三年のときに、神経炎で両眼の視力を一時的に失いました。当時の群大の眼科教授は「盲学校があるから大丈夫だよ…」と励ましてくれました。でも、内科の七條教授の指導を受けた若い医師が、当時まだ一般的でなかった副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)による治療を提案してくれました。問題は、健康保険が適用されないので治療費が高額になること、それと薬の副作用があることでした。写真は、診療所へ行く途中で寄った八幡山古墳です。

 
お金についても副反応についても父は直ぐに了解、副腎皮質ホルモン製剤を用いた治療を受けました。治療の結果、盲学校へ行く必要はなくなりました。もちろん副反応はありましたし、運転免許証が取得できないという制約も生じました。それでも、治療をしてくれた医療関係者とそれを受け入れる決断をしてくれた両親に感謝しています。見えるんですから。以来、私は医療を信頼して受け入れてきています。がん治療についても同じでした。

 


お盆休みで月曜日の鈴木トレーナーの出張トレーニングがありませんでした。それなので、昨日の昼前に自主トレーニングをしました。なぜか事情を察知した座敷童がトレーナー然として最初から現れていました。ダンベルの手前にあるものなんだか分かりますか。

 
稽古場の舞台は青森産のヒバ(翌檜・アスナロ)の無垢板が敷き込まれています。ヒバは硬質なうえに油脂を多く含む材木ですから滑ります。かといって舞台ですから靴は厳禁、代わりに滑り止めの付いた工事用上履を使っています。具合よいです。

 ストレッチから始めて、数種類のスクアットとランジ、ダンベルを使った筋力トレーニング、体幹バランスの運動など……、約50分間、鈴木トレーナーに教えられてきたことを自主的にこなしました。終わってみたら、座敷童がダンベルを立てて乗っかっていました。お前もやってみなさいと言わんばかりです。でもやりません。

 


トレーニングを終えて戻ると、キキが<今日帰るよ>だって。
「そうか、帰るんか…」
<おヒゲは、13日に亡くなった近藤誠って人知っている?>
「知ってるよ、『患者よ がんと闘うな!』とかさ、やたらと刺激的な題の本をいっぱい書いた人だよ」
<おヒゲは読んだことあるの?>
「うん、薦めてくれた人がいたので読んだよ」
<読んでどうだったの?>
「全く信頼できなかったな。抗がん剤の毒性と手術の危険性をものすごく強調しているけど、その根拠がちっともよく分からなかったのサ…」

 <だけど、菊池寛賞をもらっているよね>
「うん、もらってらいね。でもね、菊池寛賞というのは日本文学振興会の賞で、選考しているのは医学者でも科学者でもない、文化関係の皆さんなんだいネ」
<菊池寛賞って何なの?>
「菊池寛は小説家で劇作家、それに実業家、文芸春秋社という出版社を興して、日本文学振興会を作って芥川賞や直木賞をつくった人だいね。菊池寛賞というのは年配の文学者に対する賞だったんだけど、その後、範囲を映画や演劇まで拡げて文化的功績を挙げた個人や団体を表彰するようになったんだいね」

 <近藤誠は文化的功績があったの?>
「選考理由は、『乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績』ということだったみたい」
<やっぱ功績があったんだ>
「がん治療を始めいろんな医療分野で普通に行われていることについて、批判的な意見を書いた本を50冊以上出しているんだいね。それがよく売れたのね。でも、がんの放射線治療の専門家だったというけれど、治療実績はあまりないやいね」
<じゃあ、何が功績なの?>
「出版業界へは多大な功績があったよね、ものすごい売り上げだもの。出版も文化だから、その意味で文化的功績者だいね」

 <ふ~ん、じゃあおヒゲのがん治療には役立たなかったんだね>
「役立たなかったいね。オレは抗がん剤治療も受けたし、手術もしたよ。科学的な根拠のない意見は受け入れられないもんね。もし、近藤誠医師の薦める選択をしてたら、今ごろは死んでいるか、生きていても口からものを食べることのできない身体になってたと思うよ」
<手術して良かったと思っているんだね>
「うん、抗がん剤の副反応はもちろんあったよ。手術した結果、いくつかの不自由はあるよ。でもね、楽しくトレーニングして、その不自由を補うことはできると確信してるんだ」
<それ聞いて安心したよ。時間だよ、板倉先生んとこ行っといで。また遊びくるからね…>

 出かける支度をしに二階へ上がると、エアコンが切ってある寝室のベット脇の暗いところにCOCOがいました。「行ってくら、キキは下にいるよ、今日帰っちまうんだって…」

 

 前橋ミナミ眼科から戻ってくると、COCOは食堂の椅子の上にいました。「帰ったよ!」と声かけたんですが、なんかボケっとしていました。

 

 
夕食はいつもとちょっと違えて、冬瓜と青じそのスープ、7種類の野菜を使ったナムルの盛り合わせです。野菜にあわせて少しずつ味を変えて見たのですが…、うまくいったとも言えませんが、おいしく食べちゃいました。

 
そして、豚キムチです。それと、ゆで豚と蒸茄子にカボスを添えてポン酢でいただきました。今シーズン初のカボスの香り、いいですね、暑さもそろそろさよならできるとよろしいです。

キキは帰っちまったみたいです。お盆が終わりました。でも、今日も九州や北陸では大雨の予報、前橋も蒸し暑い朝です。おかしなお盆明け…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
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