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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

トレーニングの後、田んぼを眺めながら、20年前、バックラッシュの中で条例案大綱を書いたことを思い出していました

2022-09-10 07:18:54 | あんじゃあない毎日

わが家で咲いた花です。この花の名前を知っている方は、この手の植物についてかなりの『通』だと思います。

 <Δ〇ЩΩ……>、猫窓から眺めているCOCOはどうやらわかっているみたいですが、通訳のキキが不在ですので、花の名は明日にさせていただきます。

 

  
暖簾が山葡萄の図柄に替わり、花籠に萩と芒が投げ入れられている吉駒の稽古場を借りて、鈴木トレーナーの指導を受けました。昨日は、体幹をひねる運動が多かった気がします。毎回、私の体調と身体の具合にあわせてメニューをこしらえてくれます。

 トレーニングを終えて稽古場を片付けていると、座敷童がストレッチポールで丸太乗りをして遊んでました。私がポールにのってスクワットをするのが下手くそなのを見てたのかもしれません。

 

 
トレーニングの後は、ユキ子さんの車で西善町まで出かけました。もうしっかりと実って穂を垂れている稲に出会いました。田んぼの上をツバメが飛んでいました。

 


西善町から戻ってから、東片貝町の田んぼを見に出かけました。今度は自転車、その前を黒白の猫が横切って行きました。朝読んだ文春オンラインの「安部元首相と統一教会の『原点』を示す文書を発見」という記事のことを思い出していました。この記事の中に、故安倍晋三元首相が小泉内閣の官房長官に就任する前の2005年4月に「自民党 過激な性教育、ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトティーム」をつくりその座長となったことが書かれていました。読んで、20年前自分が公務員であったときのことを思い出していました。

 
東片貝へ行く途中、シオンの花が咲いているのに出会いました。道端ではニラが満開、きれいなものですね。1999年に男女共同参画基本法が制定され、国を挙げて性差別のない社会の実現への取り組みがスタートしたんです。でもね、せっかく基本法ができたのに、すぐにバックラッシュが起きちまって…。「バックラッシュ」ってのは望ましい流れに対する「反動」「揺り戻し」を表す言葉です。それで、地方での男女共同参画推進条例の制定などの取り組みがなかなかスムースに進まない状況になりました。故安倍晋三元首相が主導したバックラッシュも大きく影響していたと記憶しています。


東片貝の田んぼは稲穂が出揃って実りへと進んでいました。家並みの向こうに見えるはずの赤城山は雲の中でした。2015年に東レ経営研究所の松井滋樹が書いたレポートによると、基本法で「責務」とされた都道府県・市町村の条例制定、基本計画策定の状況は。法制定15年後の2014年の全国平均で、条例が制定されたのは32.8%、計画策定は71.9%の市町村に留まっていました。しかも、驚かないでくださいな、群馬県は、条例制定市町村は8.6%、ゲッピから4番目、基本計画制定市町村は37.1%で最下位から3番目に位置していました。凄い出遅れだったんです。

 
田んぼの畔際には、タカサブロウやホタルイの花が咲いていました。条例制定が進まなかったのは、市町村議会の理解が得られず、条例案の議会への提案ができない状況が続いていたのです。基本法ができて、「それ行け!」となるはずが、「ジェンダーフリーに反対!」という旗印のもと、男女共同参画基本法の骨抜きを目指す政治運動が起こされ、その中心となったのが小泉内閣で官房長官となった故安倍元首相だったのです。群馬県はことさらにこのバックラッシュの影響を強く受けていました。

 
田んぼに来たのは水田雑草と呼ばれる草々が見たかったのですが、勤勉な皆さんが多くて、畦はきれいに刈り込まれ、水田雑草も除去されている田んぼが多かったです。コナギを見っけたのですが、紫色の花は咲いていませんでした。2003年のことです、私は「群馬県男女共同参画推進条例案大綱」を書きました。書き上げた「大綱」は、知事はじめ三役の了解を得、外部の専門家等で構成する検討会の議論を経て、県議会の各会派に説明して歩きました。既にバックラッシュは始まっていました。


田んぼから帰ってくるとき、西の空の雲が少し切れて、残った薄雲が夕日に染められていました。2003年、「条例案」を抱えていた私はいろいろな目に会いました。いろんなことがありました。でも、群馬県男女共同参画条例は県議会で可決成立し、2004年4月1日に施行されました。

 

 家に戻るとCOCOはYチェアーの上にいました。私の顔を見て、<ЖψДГσЗЩΩ……>、なんか言っているのですがよくわかりません。

 「お腹空いたの? 夕飯にはまだ間があるよ…」って言うと、<ψДГДГσЗ…………>、伏し目がちに答えます。食べ物の話でなくて、故安倍晋三さんや山谷えり子さん等は、旧統一教会等の支援を得て、男女共同参画に対するバックラッシュをさらに強めたことが文春オンラインの記事に書いてあるってことを言いたかったのかもしれません。旧統一教会は、男女共同参画や夫婦別姓に対して最も強く反対している団体の一つです。

 

 
夕食は、鶏の手羽先の煮込みとその煮汁で煮た豆腐、舞茸、小松菜の盛り合わせです。それと、野菜と鶏卵のスープ。手羽先は皮目をしっかり焼いてから煮込みましたので、柔らかくておいしい煮込みになっていました。

 
主食は、気持ちばかりの僅かな量のしば漬け入りチャーハンと、前夜の残りのうどんを使った焼うどんです。そして、キュウリとトマトのサラダ、これで庭のトマトもおしまいです。

 今朝早く、ユキ子さんは上京しました。昼過ぎから国立劇場で開かれる東京新聞主催の舞踊会へ出演です。滑って転ばないことを祈っています。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


訪問者(UU)が150万を超えたのに気づき、9月の初めの風景を振り返りました。2013年のススキからご覧ください

2022-09-09 07:08:43 | あんじゃあない毎日

昨日、昼の雨が降りやんだ一時、赤城山が姿を見せてくれました。ここのところお天気がすっきりしなかったものですから、久しぶりの赤城山でした。


広瀬川の十六本堰まで行くと、屋ごみの向こうに榛名山の青い峰が見えていました。右側のは二ッ岳だと思います。川の流れは茶色く濁っていました。利根川の上流でも雨が降っているみたいです。

 

 
昼の雨が降りだす前にJAファーマーズ朝日町店へ買い出しに出かけました。ついでにこども公園を一巡り、広場ではだれも遊んでいませんでした。児童文化センター裏の観察田んぼもトンボが飛び交っているだけ、誰もいませんでした。

 
コガマの穂にも葉にも、トンボがとまっていました。アキアカネみたい、尾の先の方から色づき始めているようです。トンボの飛ぶのを見ながら10年経ったこのブログのことを考えていました。実は、更新を休んでいる間に、訪問者(UU)の累積数が150万を超えていました。ページビュー(PV)も499万を超えて、500万に近づいていました。大勢の皆さんにお付き合いいただいてきたんだなと、感慨深かったです。

 

 走るなりさうしなければ皆すすき

高柳重信の句です。写真は2013年9月4日の記事からです。このブログをはじめたころも、9月なると朝倉田んぼへ出かけて、まだ緑色の稲田の中で秋を探していたみたいです。


そして、朝日町の大島養魚場の活き鮎を分けてもらってきて楽しんでいたのです。その大島養魚場も今年から鮎の養殖をしていません。前橋産の活き鮎は食べられなくなりました。使っている皿は備前焼、正宗悟さんの叩き皿です。正宗さんも故人になられています。2013年9月3日の写真です。このブログが最初に迎えた9月でした。

 


2014年9月4日の敷島公園です。まだ秋の雰囲気は見られません。


今月3日から野村たかあきさんの絵本「くじらのなみだ」の原画展が開かれているフリッツアートセンターでは、2014年の9月にも、野村たかあきさんの『妖怪画談』という展覧会が開かれていたのです。それを覗きに敷島公園を訪ねました。

 


呑竜仲店です。2015年9月2日、ヤギカフェでランチしてました。ヤギカフェは開店以来のお付き合い、1970年代に呑んだくれていたまちも今はランチの場です。


夜は、カラスウリの花を見に出かけていました。キンモクセイの花も咲いたみたいなこと書いています。もう7年も前のことですが、今も、ちっとも変りない暮らしをしているのだなって思います。

 


このブログをはじめてから9年11ヶ月とちょとが過ぎました。この間書いた記事の数は3646件になっています。現在は毎日600~700の訪問者(UU)がありますが、始めたころは200~300の訪問者(UU)でした。いろんな皆さんが読んでくれています。幸せなことです。

 


2016年9月3日は梅を干していました。9月に梅を干すのは私としてはさほど珍しいことではないです。今年もこれから干さなくてはなりません。

 

 
2017年9月3日の弁天ワッセです。大蓮寺の弁天さまの例日は、お参りを欠かさないようにしています。私の健康と三代目吉駒の芸道を見守ってくださるようお願いしています。そして、ワッセを眺めてきます。茂木画伯の歌声を聴くのも、山猫館の水野真由美さんとお話しするのも楽しみです。

 


この年の9月と10月は悲しいことが続きました。二代目吉駒が突然亡くなられ、その一月後にキキが後を追うように旅立ちました。ものすごく寂しくなりました。ブログは止めようと考えました。でも、キキと一緒していたくて、なし崩しに書き続けてきてしまいました。旅立ったキキを時々連れ戻してお喋りしてもらっています。それも、5年の長きになってしまいました。

 


2018年の9月の初めには台風21号がやってきました。台風が過ぎた翌日、利根川の岸を走っていました。利根川には濁り水が音を立てていました。


川岸の濁り水の中にダイサギが立っていました。

 


2019年9月5日の広瀬川、柳橋の上流です。川岸に民家があります。このあたりの広瀬川の風景が大好きです。向こうに見える松の木は、臨江閣北側の土塁の黒松です。


この日、わが家のどこかで暮らしているヤモリが姿を出してくれました。体調を計測して裏庭に放しました。

 


2020年9月3日、7月にNさんに連れられてきたCOCOは、わが家の暮らしに馴染み始めていました。キキに比べるとでかい猫です。


敷島公園のボート池です。木立の向こうの赤城山はぼやけています。初秋というよりも、晩夏の風景です。

2013年からの9月の初めの前橋の風景です。こんな風景の中で、毎年同じようなことを繰り返して暮らしてきたんです。まど・みちおさんがいう「のぼりくだりのこの世の階段」をただうろうろしているだけの暮らしなんですね。

 


雨が止んだ午後、赤城山を見て戻ると、COCOが私を見る目が心配げでした。人の気持ちが読める猫になってきたのかな、相方ができるようになるとキキも安心してくれると思います…。
毎日このブログを訪ねてくれるたくさんの皆さんに心から感謝しています。9月いっぱいかけて、COCOとの新しいスタイルを考えますので、これからもよろしくお願いします。

 


秋なんです。JAファーマーズ朝日町店の直売所で芋がらが手に入りました。秋の常備菜がつくれます、嬉しいです。

 
皮を引いて茹でて水に晒した芋がらは、甘酢漬けと油揚げとの煮物になりました。

 これはナスの肉味噌です。有砂順子さんにいただいたうわじま麦味噌で作りました。ぴったり合います。あと、鶏の手羽先の煮物、生シイタケん含め煮なんかも作りました。雨で出かけられない日の常備菜仕込みです。ユキ子さんの両親へもお届けしました。

 
夕食は、芋がらの甘酢漬け、それと前日に作り過ぎた鶏の南蛮です。主食は彩うどん5品です。ナスの麦味噌とモロヘイヤ、芋がらと油揚げの煮物と水前寺菜、大根おろしと明太子、出汁巻き玉子とマイタケ・サヤインゲンの焼浸し、それと梅漬けと海苔の5色です。うどんは高崎の吾作の生うどんを茹でました。楽しいうどんになりました。

 明日、9月10日は東京の国立劇場大劇場で東京新聞主催の『推薦名流舞踊大会』が開かれます。3年振りの開催、吉駒は、昼の部で「長唄 常磐の庭」を舞います。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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3日は弁天さまにお参り、4日はぐんまの森から五料まで走ってしば漬け揚げて…、ご心配かけましたがあんじゃあないです…

2022-09-08 06:17:42 | あんじゃあない毎日

木塀の隙間から道に伸び出した萩の花が咲いています。しばらく咲き続けてくれます。年寄り二人と猫一匹が暮らす家の秋です。

 <3日からずっとブログが更新されてないけど、なんかあったの?>


<ΣΘ¶Δ〇…………………>
<え、4日間もおヒゲが休んじまって、監督不行き届きをお詫び申し上げますですって。それだけじゃだめよ、ちゃんと訳を言わないと納得してもらえないよ。キシダさんじゃないんだから>
<ЖψДЯφ△………………>
<お
ヒゲが体調不良に陥ったわけでも、精神的に崩壊してしまったのでもないってのね、心配無用ですって、誰も心配なんかしちゃいませんよ>

 <ЩΩδΠζ………………>
<COCOで猫初体験して仲良しになった有砂順子さんが「あれこれ心配になって…」と言って来たんですって。その「あれ」ってなによ?>
<ЖψДГ………………>
<やめたはずの酒を飲んで昔みたいにへべれけになったのではないかって順子さんが想像したって、ありそうなことだいね…。で、「これ」のほうは?>
<¶Яφ△Б…………………>
<悪さしてユキ子さんに家から追い出されたのではないかと、順子さんが心配してくれたのね、これもあって不思議ないやいね…。え、でも今回に限りハズレなのね、順子さんの心配は…>
<ДГσЗЩΩ………>
<とりあえず、8日アップの記事は書かせたんですね、まずは読んでくださいですか…>

 

 
3日は大蓮寺の弁天さまの月例日、昼近くにお参り、出かけるのが遅かったせいか、ワッセはもう空いていて、店仕舞いを始めている露店もありました。

 お参りしてから岩神の養田鮮魚店へ魚を見に行きました。帰り道、大きく伸びたセンニンソウを見っけました。蕾がいっぱい、咲いたらきれいだろうなって…。昼食は青井食堂で…。

 


4日は、染谷川から井野川沿いの道を一走り、ぐんまの森まで行きました。日曜日の割には空いていました。曇り空から薄日が差して、気温は30℃を超え、湿度も高くて蒸し暑かったのですが、さすがにぐんまの森は涼しいです。

 
ぐんまの森からは烏川沿いを玉村の五料まで、玉村の河畔林の中を走るのはとても素敵です。烏川の写真は、岩倉橋の上から眺めた下流方向です。

 五料橋から眺める利根川です。ここからは利根川沿いをのぼって、広瀬川の分流の韮川沿いを辿って戻ってきました。走行距離約48㎞、休憩時間込みで3時間半の運動でした。久しぶりに少し長めの距離を走ることができました。

 

家に戻って休息してから、8月26日に漬けこんだしば漬けを揚げました。今シーズン最後のしば漬け、きれいに漬かりました。もちろん味も大丈夫、ミョウガがいっぱい入っています。

 


5日は、買い出しと鈴木トレーナーの出張指導でした。ちゃんとトレーニングしたら、前日の運動の疲労も少しあったのかな、青井食堂で今シーズン初めてのサンマを食べて帰って来たら、眠気に襲われて昼寝をしてしまいました。

 


6日は、台風11号が日本海を通過しました。前橋も、午後に少し強い風が吹き抜けました。広瀬川のオオシダレヤナギの枝が、大きく揺れていました。

 
昼食はヤギカフェで、タイ風カレーを食べました。開け放しの入り口からドン昼間の呑竜仲店の風景を見ながらのんびりとさせてもらいました。

 

 <δΠζΔ〇、ЖψДГ…………。σЗЩΩ…………………>

 <昨日、7日のおヒゲは午前中は前橋ミナミ眼科まで自転車で診察受けに往復約17㎞。戻って来て、お昼済ませてから、どこかへ電話してユキ子さんの車で出かけて行ったんですって>

 <δΣΘ。¶Яφ△…………。БεωЩΩ、δΣΘ¶……………>

 <そいで、自分のパソコンを抱えて帰って来たんですってさ。2日の晩にパソコンが壊れちまって、3日に修理屋さんに運び込んで修理依頼、修理を終えたパソコンを取りに行ったんだって。COCOが点検したらちゃんと動くようになっていたってさ。そうなんだ、パソコンが壊れたんでブログをお休みしてたということなのんね…、それを早く言いなさいよ>

 

  
パソコンが壊れただけのことですから、料理もちゃんとしていました。最初のは3日にユキ子さんの両親へ届けた、刺身と煮物とナスの味噌漬けの詰め合わせです。次は、4日の巻き巻きとんかつ、海苔、青じそ、万願寺唐辛子、シメジを薄切りの豚肉で巻いて揚げたんです。次のは6日、野菜のグラタンです。ちゃんとやっていました。

 ご心配かけました。あって不思議のないパソコンの故障、内蔵ハードディスクがいかれちまったんです。部品交換と調整をしてもらいました。私はスマートホーンを使っていないのと、バックアップ用PCを持っていないので、お知らせする手立てを失っていました。突然の休み、誠に申し訳ありませんでした。とりあえず、休み中のことを書かせていただきました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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COCOの体重測定は6.8㎏、フリッツアートセンターでは野村たかあきさんの『くじらのなみだ』の原画展が始まります

2022-09-02 08:04:26 | あんじゃあない毎日

1日は体重測定の日です。先月、狩野動物病院での計測で6.8㎏、「ガタイが大きいからこのぐらいあっても…」との院長の言葉をいただきました。そいで、今月はと計ってみたら、8月と同じ6.8㎏でした。少し減っていてほしかったのですが増減なしでした。


体重測定を終わったCOCOは、すぐに食堂のYチェアーの上で昼寝をはじめました。朝から晩まで、こんな感じでごろごろしてんだもん、体重減らねえやいね。困ったもんです。

 

 
それから野村たかあきさんのでくの坊を訪ねました。すごく根詰めて仕事してるみたいなんで、邪魔しないように土産のしば漬けを渡してちょっとだけ話をして帰ってきました。でくの坊の近くで、枯れた蓮の実に出会いました。小さな公園には桜の病葉がたくさん落ちていました。

 
道端のフェンスには、クレマチスの綿帽子が」揺れてました。タカサゴユリはそろそろおしまいみたいです。今月から、野村さんの絵本の原画展が始まります。

 
9月3日から敷島公園のフリッツアートセンターで、以前草野心平記念文学館(いわき市)の学芸員をしていた小野浩さんの文に野村さんが絵を付けた『くじらのなみだ』の原画が展示されます。詳しくはフリッツアートセンターのHPのお知らせをご覧ください。

 

 家に戻ると、午後の天気予報が傘マークに変わっちまってました。それと、ユキ子さんが注文し間違えて納豆がいっぱい届いていました。それで、昼食は家で納豆を食べることにしました。ネギ刻んで、海苔も刻んで、あとチーズと小麦粉用意して…

 
納豆のお焼きです。醤油味付けて、海苔と削り節と練り辛子を薬味にいただきました。納豆2カップ、健康的な昼食です。午後は自転車で運動を予定してたのですが、中止としました。

 


天気予報は傘マークなのに雨は降りだしません。外へ出ると結構蒸し暑くて、道にはみ出したハギがだいぶ花を開き始めていました。間もなくきれいになります。

 
夏を咲き続けていたマキエハギにはシジミチョウが群がっています。ヤマジノホトトギスも奇妙な花をまだ咲かせています。雨が降りそうもないので、スズランデパートまでチョコレートを買いに行くことにしました。

 

 
広東橋の上から見た広瀬川です。雲行きは結構怪しいのですが、とりあえずは降っていなかったんです。でも、スズランデパートでチョコレートを買って出てきたらポチポチ降りだしてきました。「雨降って来ちゃいましたね、お気をつけて!」って、平野屋米穀店の若いおかみさんが声かけてくれました。少し濡れて家にたどり着きました。変な日でした。

 COCOは二階にいたみたい、階段を駆け下りて出迎えてくれました。何か言っているみたいですが、なに言ってんのかな、分からないのです。話が分かるようになるといいのですが…

 

 
夕食、まずは水キムチです。器を変えると雰囲気が変わります。それと、湯葉とトマトのサラダです。ソースは豆乳を使いました。

 
豚肉のピカタと野菜のソテーにトマトソースです。そして、カルボナーラです。少々難解な組み合わせですが、家庭料理ですのでお許しください。買い出しの前日の夕食でもありますので。

 <群馬県庁前のへんてこりんな状態で工事が中断してたモニュメントが撤去されることになったってニュースが各紙に載ってるよね、上毛では昔の県庁幹部が子育て支援政策のシンボルとして計画されたので寂しいとか言ってるって書いているけど、おヒゲに聞いたらさ、「デザインしたI氏も当時の小寺知事も、イサムノグチ作品の盗作と批判されても抗弁できなかった代物だから撤去が妥当」だって。詳しくは毎日新聞の記事を読んでね>

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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このブログをはじめて間もなく10年です。広瀬川眺め、猫に出会って、この先どうしようかなって…

2022-09-01 07:11:44 | あんじゃあない毎日

昨日はまだ8月、岩神町まで出かけた途中、広瀬川の柳原制水門の脇を通りました。まだ前橋から伊勢崎にかけての田んぼは水の需要期、制水門はたくさん水量を広瀬川に流しています。写真の右隅、余水吐きの堤の天端に黒い鳥がいます。


カワウですね。ここでよく見かけます。柳原発電所の貯水槽を餌場にしているみたいです。

 

 朝食の後、コーヒーを飲んでいたら、向かいのユキ子さんのマグカップ脇にCOCOが顔を出しました。見たとこ、似た顔がないやいね。昨日も終日、COCOは食堂の椅子の上を居場所にしていました。

 
今年は秋の花が遅いです。いつもの年だと、板塀からはみ出しているハギは、9月を迎えると満開に花を咲かせています。今年はまだ咲き始め、数えるほどしか花を咲かせていません・夏が暑過ぎたせいなのかもしれません。

 

 岩神町まで用足しに出かけました。いつもの通り、広瀬川沿いの道を上流へ向かって走って行きました。広瀬川は間もなく水量が減らされる時期を迎えます。流れの音が小さくなると本格的な秋なんです。


石川橋から上流を眺めていました。詩人の伊藤信吉さんは前橋に来ると必ずこの橋を訪ね広瀬川を眺めていたんだって、俳句作家の水野真由美さんが言っていました。私にとっても、子どものときの記憶に残る広瀬川の面影を一番強く残しているところだと思います。

 
臨江閣裏の土塁の坂をのぼって柳原制水門脇を抜けて岩神町へ向かいました。いつもの年だとたくさんの白い花を咲かせているはずのセンニンソウも、まだちらほら、探さないと花が見っかりませんでした。遅れているんです、秋の花が…

 

 用事を済ませた帰り道、以前暮らしていた昭和町で猫に出会いました。飼い猫みたいです。

 初対面の猫見てたら、キキのことを思い出していました。キキと一緒に暮らし始めたのは2000年1月9日、このすぐ近くで寒い夜に出会ったんです。キキとこのブログをはじめたのは2012年10月6日、間もなく10年になります。写真はその時のキキです。

 昭和町の路地で、散歩をしている二人連れに出会いました。キキと散歩をしていた路地です。

 昭和町から城東町に引っ越してしばらく経った2008年4月に、『お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常』をはじめました。写真は2008年4月に呑竜仲店のヤギカフェへ遊びに行ったときに撮ってもらった写真です。キキは推定年齢10歳、私は、63歳でした。隣にいるのはヤギカフェの美郷さんです。

 

 まち中でも猫に出会いました。真っ白な猫、飼い猫のようです。

 このブログは、2014年の10月6日に、前のブログをやめて新たに始めたブログです。スタートさせたとき、キキはもう14歳、人間の年齢に換算すると70歳を超えていました。だから、キキが生きている間は続けようって、それくらいの間なら私も生かしておいてもらえるだろうと考えたんです。それで、『猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日』ってタイトルになりました。

 建物と建物の隙間で眼を光らせている黒猫にも出会いました。

 2017年10月26日にキキは旅立ちました。置いてけぼりを食らった私はブログ止めようとしました。でも、なんとなく書き続けちまって、やめようやめようと思いながら、間もなく10年になっちまいます。キキはなんて思っているのかな、<同じようなことしか書けなくなったらさ、さっさとおやめ!>って言われる気がしています。

 

 ヒメムカシヨモギがぎっしりと立っている空き地を見て帰ってきました。午後3時、有砂順子さんが訪ねてくれました。猫が大の苦手の順子さんの隣の椅子にはCOCOがしっかり座り込んでいました。

 「生まれて初めて触った猫がCOCOなんです!」と○○歳の順子さんが言っていました。奇跡的初体験を提供したCOCOは、なんか温和な顔つきになったみたいです。時々なでに来てもらうと良いかもしれません。

 

 
夕食です。スープは水キムチです。おいしいです。そして、しばらくつくらなかった酢豚です。「パイナップル入りの酢豚が食べたいな…」、伯母さんによく求められました。昨日のはパイナップルは入っていません。

 それと春雨と野菜の中華風サラダです。
このブログは、私にとっては68歳から77歳までの生活記録です。一緒に暮らしていた伯母さん(二代目吉駒)を見送り、キキに先立たれ、社会的責任を伴う仕事を卒業し、がんと折り合いをつけ、本格的な老後に入るまでの記録です。この先どうするか考えながら、とりあえず9月は、今まで通りデレデレと続けさせていただきます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
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国領町を流れる吉野川から梅花藻の姿が完全に消えました。去年まであんなにたくさん咲いていたのに…

2022-08-31 07:22:26 | あんじゃあない毎日

朝のこども公園です。学校が始まって、すっかり静かになっちまいました。JAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行って子どもたちの声が聞こえないのがすごく寂しいですね。

 自転車置き場につくと、ハクセキレイがウロチョロしていました。探し物をしているみたい、「自転車のカギでも落としたの?」って尋ねたのですが、返事なしで行っちまいました。

 家に戻るとCOCOは昨日もYチェアーの上です。枕が欲し気な顔してたんで本を貸してあげました。ちょいと寂しげなのは、ユキ子さんが、9月10日の推薦名流舞踊大会のリハーサルで東京へ出かけてしまったせいかもしれません。

 

 
家のことを片付けてから、国領町のはずれの方へ出かけました。ついでなんで、国道17号の西側を流れる吉野川を覗きました。昔はこの川沿いに大きな製糸工場や座繰りの糸繰場なんかの小さな作業所がいっぱい並んでいました。吉野川はいつも生臭い湯気を立てていたんです。今は、工場は一つも残っていません。流れる水もすっかりきれいになりました。

 
今年の夏も何度か足を運んでみたんです。でも、川底にはゴミが少しあるだけで、殺風景なコンクリート水路の底と壁が見えるだけです。去年までとすっかり変わっちまいました。昨日はコンクリート見物をしてきました。


去年の夏、吉野川の川底を覗き込むとこういう風景が見られたんです。梅花藻です。梅花藻の花がたくさんたくさん咲いていたんです。

 
川底には大きく育った梅花藻の株がたくさん暮らしていました。6月末から9月初めにかけて、白い5弁の花びらを持つ美しい花を咲かせてくれました。湧水の流れる低水温の清流に生息する水草が、街の真ん中の用水路に生えているのってすごく珍しいことでした。

 
それが、今年は全く失われてしまったんです。一株の梅花藻も生息していません。みんな、すっかり姿を消しちまいました。残念なことです。

 

 
用事を済ませた帰りは佐久間川沿いを戻ってきました。こちらには去年までも梅花藻は見られませんでした。でも、川岸にはいろんな草ぐさが暮らしています。シロバナのオオイヌタデに出会いました。

 
若宮町まで下ってくると吉野川が合流してきます。佐久間川に合流する直前の吉野川も去年まではたくさんの梅花藻が生息してたのですが、今年は全く見ることができません。代わりにこんなのを見っけました。特定外来生物に指定されているオオカワジシャです。水田や河川で増えて駆除対象になっています。在来生物がいなくなると、すぐにはびこるのですね。

 

 わが家の近くの広瀬川です。堆積土砂に生えたアシが花を咲かせています。このあたりには梅花藻が暮らしていますが、水量が多いので見えません。でもね、9月中に臨時の断水があると…

 
こんな具合に姿を見せてくれる可能性があります。写真は、昨年撮ったものです。桃井小学校脇の矢田川の梅花藻も姿を消しました。前橋は梅花藻が見られる街だったんですけどね…、過去になってしまったかな。

 

  
夕方6時過ぎにユキ子さんが東京から戻りました。無事リハーサルを終えたようです。帰りを待って夕食にしました。サケの中骨缶詰を使ったマカロニグラタン、生ハムと野菜のサラダ、それとニンニクを効かせた野菜炒めです。ちょいと作り過ぎ、食べ切れませんでした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
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歯の治療、出張トレーニング、ススキ眺めて、ジャコメッティのお使い、土産で遊び、COCOは朝から夕方までYチェアーの上で…

2022-08-30 07:35:11 | あんじゃあない毎日

午前10時、石原総合歯科へ行くと鉢植えのキンカンに花がいっぱいでした。土用の朝、部分入れ歯を支えている差し歯が少しぐらついているのを感じ治療の予約を入れておいたら、日曜日の朝にに抜けちゃったのです。抜けた差し歯を元に戻してもらいに来たのです。

 
手際よく治療してくれて元通りに治してくれました。ありがたいことです。家に戻るとハギの花の蜜を吸いにキチョウがやってきていました。キチョウは萩の葉に卵も産み付けて行きます。
COCOは、私が出かけたときと同じ食堂の椅子に座り込んでいました。ハンス・J・ウェグナーがデザインしたYチェアーが最近のお気に入りです。

 


11時からは鈴木トレーナーの出張指導、吉駒の稽古場の内玄関に飾られているものを見て、「これなんですか?」、「三輪途道さんの蚕神猫だるまです」、「…………、????」、話が長くなります。こちらをご覧くださいな。

 
トレーニングの後の鈴木トレーナー、食堂のCOCOが占拠しているとなりの椅子でアイスティーを飲みながらCOCOの頭をなでてくれました。後片付けに稽古場へ行くと、座敷童が3㎏のダンベルを頭に載せて遊んでいました。昨日は、ダンベルを使った全身運動で、少々息があがりました。

 

 
ゆっくり休息してから遅い昼食をしていたら、COCOは椅子の上から外を眺めていました。窓の外には、丈の短い屋久島芒の穂が揺れていました。3時に、ジャコメッティのお使いの人が来ました。水キムチを受け取りに来たのです。

 
お使いの人が帰るとCOCOが机の上に顔を出しました。お土産もらったのに気づいていたみたいです。早速お土産のおもちゃの包装を解いて、しばらく遊ぶこととなりました。いつもありがとうございます。

 


COCOと遊んでから散歩に出ました。三河町の正幸寺です。境内の大きな木々はまだ濃い緑色、色づいている葉は見当たりません。でも、右端のキリの木…

 
重そうに垂れ下がるキリの実の房は少し色づき始めていました。正月ごろ、真っ茶色に乾いた実を採って、殻を二つに開くと、中からたくさんの羽付きの種が飛び出して、北風に乗って飛んで行きます。子どものころの楽しい遊びの一つでした。

 
空き地のセイバンモロコシも、足元の道端のエノコログサも、みんな実りの季節を迎えています。風に揺れる穂がきれい、しばらく眺めていました。

 
顔見知りの八猫に会いました。放し飼いではありません、ちゃんとリードでつながれているんです。素敵な猫です。まだ5時前だったのですが、曇り空の下の十六本橋は夕暮れの風情でした。これから日暮れがどんどこ早くなってきます。家に戻ると、COCOは階段で夕食の要求していました。やっとYチェアーから離れました。

 

 
夕食のサラダは生ハムとトマト、青じそのドレッシングを作りました。それと、ユキ子さんのリクエストで野菜がごろごろしているカレーライス、土曜に仕込んでおきました。野菜は、玉ネギ、じゃが芋、人参、シメジ、トマト、ナスを使いましたが、ナスとトマトは姿が消えました。仕方ないのでズッキーニをソテーして補って、チーズをトッピングしてバーナーで焼き溶かしました。「おいしい!」とのことでした。

 夜、ジャコメッティの同居人からメールが来ました。「水キムチ、御馳走様でした。不思議な食べ物です。(中略) 行く春を惜しむという言葉がありますが、今の時期は何と言えばよいのでしょうか。 晩夏という言い方が大好きだった知人を思い出しています。 ジャコメは6.2kgです。COCOさんよりちょっぴり軽めです」

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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竜の口川沿いをのんびり走っていたら白い猫とガガイモの花に出会いました。キキからは『前橋BOOK FES』のご案内

2022-08-29 07:44:26 | あんじゃあない毎日

昨日の昼過ぎ、青柳町あたりの赤城白川です。空は雲に覆われていました。濡れることはなかったですけど、雨粒が時折落ちてくるようになっていました。秋には程遠い風景です。

 朝は少し雨が降っていたのですが10時前にあがりました。COCOは2階のベットで寝ています。天気予報は11時台までは閉じた傘マーク、あとは雲マーク、朝の仕事も終わったのでのんびり郊外を走ることにして11時前に家を出ました。

 
下沖町で後肢で肩のあたりを掻いている猫に出会いました。「もう雨は降らないよね、大丈夫だいネ」と尋ねたのですが、返事もしないで行っちまいました。でも、猫が外へ出ているのですからあんじゃあないですよね。


桃ノ木川を渡って幸塚町へ。日曜なのにジョギング姿がたった一人、すごくさみしい桃ノ木川です。やっぱ、雨が心配で出てこないのですね、みんな。

 
住宅地に囲まれて残っている幸塚町の田んぼです。ちょうど、稲の花が咲き始めていました。籾が開き始めて、おしべが外に出てきたところです。遅い開花です。

 稲の株間に白い花が咲いています。オモダカの花です。

 

 幸塚町から竜の口川沿いの小径をゆっくりはしりました。以前、群大付属中あたりでカワセミに出会ったことがあるのですが、昨日は会いませんでした。下細井町から上細井町へ、このあたりは子どもの頃よく遠征してきたところなんです。

  菜園に真っ白な猫がいました。じっとこちらを見ていました。しばらくすると、菜園の奥のコンクリートブロックの塀に取り付いて、一気にジャンプして木の枝の向こうに入って行ってしまいました。いつものことのようです。

 
白花のマルバルコウソウが咲いていました。ハグロトンボにも出会いました。


ガガイモの花を見っけました。不思議な花です。どこにでいてもおかしくない植物なのですけど、いろんな意味で不思議な草なんです。花の造りもすごく不思議です。


竜ノ口川は、赤城山の山麓台地から流れ出してきています。夏にはこのあたりでサワガニを獲ったり、山麓台地の雑木林でカブトムシやクワガタ捕まえて遊んでいたんです。アカガエルやイモリなんかもいましたいね、楽しい夏がいっぱいありましたいね。

 で、赤城白川を越えて日輪寺町あたりを走っていたら小雨模様になっちまったんです。危ないことはできませんので、その先は諦めてUターンしました。なんか中途半端でしたけど、白い猫に出会えたし、ガガイモの花見られましたからよかったです。

 

 街へ戻ると雨は降っていませんでした。呑竜仲店のヤギカフェで遅いランチ、タイ風カレーとココナッツミルクです。サラダというか、野菜プレートというか、いつも美味しいです。

 家に帰ると、COCOが二階から降りてきて、階段の途中から<どこ行ってたんだい!>と言わんばかりの顔して出迎えてくれました。

 

  <キキです、突然ごめんなさい。ちょいとお邪魔してお知らせをさせてもらいます。10月29日と30日の二日間、前橋で『前橋BOOK FES』というイベントが開かれます。キャッチコピーは「本で元気になろう。」なんです。説明しても何なんで、前橋BOOK FESのホームページを見てください。今までにない画期的なイベントになる気がしているんですよ>

 <そいでね、このイベントの開催経費はクラウドファンディングで調達中なんです。支援者の数はまだ300人台とちょっと寂しい気がしています。金額の問題ではないんです、みんなで応援してほしいと思います。おヒゲにはもうやらせました。クラウドファンディングの案内はこちらです。よろしくお願いしますね>

 

 
夕食は、少し丁寧な仕事をしました。昆布締めしておいたキントキダイと庭のミョウガで膾を作りました。下には大根とキュウリを敷きました。アジは、いただき物の優しい辛さの唐辛子味噌を使って味噌焼きに仕立てました。どちらも素敵においしかったです。

 
ワラサの照り焼きには万願寺唐辛子を添えました。そして、サヤインゲンの胡麻和えと、ナスの焼きびたしです。ワラサはブリの未成魚、初秋が旬の魚です。秋が来たなって感じる魚の一つです。おいしい秋です。

 〆は、梨の水キムチを使った汁そうめんです。不思議な味わいのそうめんです。おいしいですよ。

今日は10時から歯科医院で歯の治療、11時からは鈴木トレーナーの出張指導です。月曜定例の買い出しは見送ります。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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梨の水キムチ仕込みながら、養田鮮魚店でキントキダイやアジ買い込んで、おいしい週末を楽しみました…

2022-08-28 07:42:20 | あんじゃあない毎日

16枚に切ったガーゼの上に、カオルさんが送ってくれたニンニクと宮崎産の根ショウガを刻んで、輪切り唐辛子も載せました。金曜日にしば漬けを漬け込んだので、昨日は梨の水キムチを仕込むことにしたのです。香辛料をガーゼで包みながら、水1.5㍑に上新粉大さじ三杯を溶かして煮て、重湯を作っていました。

 しば漬けの方はしっかり水があがっていましたので、重石を5㎏に減らして、乳酸菌の繁殖を待つことになりました。目で見ることはできませんが、もう繁殖は始まっているはずです。


重湯がしっかり冷めた午後2時過ぎ、梨の水キムチを漬け込みました。大根を切って塩を加えてしばらく待ちます。梨4個を刻み、万能ねぎも刻みます。材料とガーゼに包んだ香辛料をポリ袋に入れて、重湯を注いでゴムバンドで止めると漬け込み完了です。塩は大根にまぶした大さじ3杯だけ、重湯の水500mlあたり大さじ1杯の勘定です。


植物乳酸菌は重湯の糖質を餌にして繁殖してくれます。丸1日常温においておくと、繁殖した乳酸菌が乳酸発酵を引き起こしてくれます。あとは冷蔵庫で保存です。おいしいのです、不思議な漬物です。詳しい作り方はキキが教えてくれます

 

 昼近く、養田鮮魚店へ魚を見に出かけました。近くの上毛電鉄の踏切で緑の電車が行くのを見ました。右側に赤色の丸いエンブレムが付いています。『祭り』って文字が見えました。デコトレインの『お祭り電車』です。詳しくはこちらをご覧ください


天気予報には雲マークがついていた気がするのですが、強い日差し、広瀬川は真夏の風景に戻っていました。暑かったです。

 
養田鮮魚店の鮮魚ケースに赤い魚が二種類いました。頭の部分だけ見て魚種が判る人がいるとすごいです。キンメダイとキントキダイなのですが、よく似てますね。ヒレの形が全く違うので、全体を見ると区別できます。前橋だと、キントキダイの方がたまにしかお目にかかれません。

 これはマダイです。キントキダイはマダイと同じ『スズキ目』に分類される魚ですから近縁なんですけど、キンメダイは『キンメダイ目』というマダイとは別な分類です。タイと名前が付いていても、面倒なことです。考えて、キントキダイを1尾買いました。あと、釣りアジ2尾、マグロ180g、シジミ300g、ワラサの切り身4枚をもらいました。


店の外では、炭火で鮎を焼いていました。いい匂いです。皿を預けて、受け取り時間を予約、持ち帰ったらすぐ食べられるように食卓を整えて、鮎を楽しんでいるお客さんもいるみたい、いいな~です。

 

 
帰り道、ヤブミョウガの花に出会いました。面白い花です。ミョウガとは縁もゆかりもないのに、ミョウガという名がつけられているらしいです。そいで、家に帰って、昼食を作って食べてから、梨の水キムチを仕込んだんです。

 

 夕方、ユキ子さんの両親へ届けたおかずです。別に、シジミ汁をつけ、南瓜のレモン煮と鶏肝の生姜煮を常備菜として届けました。

 
わが家のです。刺身の盛り合わせは、アジ、マグロ、キントキダイです。そして、福岡風の胡麻アジです。出汁を効かせ甘みを付けた醤油ダレに摺り胡麻を合わせたのをまぶしていただきます。

 
青森の小川原湖産のシジミの汁です。冬瓜の油味噌はいただき物のうわじま麦味噌で、そしてサヤインゲンの胡麻和えです。おいしい刺身にありつけました。

 
夕食を食べていると、ユキ子さんの隣の椅子に座り込んだCOCOが、時々顔を揚げてこちらを見ます。刺身には関心がないみたい、欲しがっているのではありません、ただ見ているだけです。予定通り、しば漬けと水キムチを漬け込んだ週末でした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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シンテッポウユリは高砂と鉄砲の交雑種、COCOはシャムと在来の交雑種、あれこれ交ぜて今シーズン最後のしば漬け…

2022-08-27 07:28:03 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、JAファーマーズ朝日町店の開店時刻に合わせて金曜定例の買い出しに行きました。いつもの買い出しのときに比べると、購入量は2.5倍ほど(金額的には1.5倍ほど)、大きなマイバックに二つ運んで帰ってきました。漬物の材料を7㎏ほど買い込んできたのです。

 買って来たものを片付けているとき、COCOは食堂の椅子の上で寝ていました。11時から鈴木トレーナーの出張指導が始まっても同じところで寝てました。トレーニングの後、食堂で一緒に冷たいミルクコーヒーを飲んでいたら、「あっ! でかい!」、隣の椅子で寝ているCOCOに気づいた鈴木さんがびっくりしてました。「触っても大丈夫ですよ」というと、ちょいとなでて「あっ、大丈夫だ!」。

  鈴木トレーナーが帰った後、「なでてもらってよかったね」と声をかけたら、大きなあくびをしただけでした。どういう意味かは分かりません。吉駒の稽古場を片付けに行くと、昨日の座敷童は何もせずに、いつもの場所でしらばっくれていました。こちらもなぜか分かりません。

分からないことといえば


21日に風呂川に咲くタカサゴユリの写真をFBに載せたら、「高砂百合と鉄砲百合との区別はどこでするのでしょう?」って質問が二人の方から来ちゃったんです。それで、「テッポウユリは日本固有種で九州から西南諸島に自生しています。群馬には自生地はないので、出会うのは庭で育てられている園芸種です。タカサゴユリは台湾原産の帰化植物、繁殖力旺盛でどこでも見られます。見分け方の一番は、開花時期、テッポウユリは6月から咲きます。タカサゴユリは8月です。見分け方の2番は、花弁の外側に赤茶色(又は赤紫色)の縞があるのがタカサゴユリ、写真の花にも見えますよね。テッポウユリは純白です。見分け方の三番は葉の形、タカサゴユリはテッポウユリよりも葉が細いです」と、詳しい人から教えてもらったことをコメントしました。写真はタカサゴユリ。


そしたら、翌日一人の方が「我が家の周辺の花は花弁の外側は真っ白でしたので、テッポウユリと思います」とコメントしてきました。「しまった!」、大事なことを忘れちゃってたんです。シンテッポウユリというタカサゴユリとテッポウユリの交雑種が最近ものすごく増えてきているんです。そのことを伝えるのを忘れていました。写真は、そのシンテッポウユリです。花弁の外側に縞模様がなく真っ白です。葉はタカサゴユリと同じ細い葉です。テッポウユリの葉はもう少し膨らんだ楕円形に近い形をしています。開花期は8月、タカサゴユリと一緒です。これも教えてもらったこと。

 
タカサゴユリとシンテッポウユリです。よく見比べてください。25日に上川町まで行ってきたときに撮ってきたものです。外来種が入ってくると、更に交雑種が生まれます。そいで、話がますますややこしくなります。百合の写真は、25日に下川町へ出かけたときに撮ったものです。

 
トレーニング後の休息を終えて、昼食を食べに出かけようとしたら、COCOが居間と食堂の間に座り込んでいました。「COCOもさ、交雑種なんだいネ。77年前に日本の敗戦後、進駐してきた米軍がシャム系の猫を連れて来たんだよ。それが日本の在来猫と混じり合っちまって、COCOみたいなシャム系ミックスが誕生したんだってさ…」と話して聞かせたのですが、横向いちまいました。

 

 
今週はぐずついた天気が続くって予報が出てたのですが、傘なしで生活できています。広瀬川もまだ夏模様です。青井食堂で秋刀魚の開きの定食を食べました。帰り道、スイフヨウの花に会いました。午後2時過ぎ、ちょいと桜色に染まって、ほろ酔い加減といったところでした。うらやましいね…

 家に戻ると、酒を飲まない私は、朝買い込んだ漬け物用の野菜と遊び始めました。ミョウガを袋から出したら、花が付いていました。

 
ミョウガは6袋で760g、シソは2束、むしった葉の重量は約500gでした。両方とも水洗いして脱水器で水分を取り除いておきます。

 
でかい白いぼ系キュウリ4本種を抜いては約1200g、ナス28個はヘタを切り取って約2500gでした。今シーズン最後のしば漬けの漬け込みです。たぶん来週以降は赤シソの入手が難しくなってくると思います。

 
野菜の下ごしらえが済んだところで、ちょいと二階へ上がっていくと、二階の階段の降り口にCOCOがいました。COCOは、こうして一日に何回も居場所を変えて生活しているのですが、どこに移動しても、結局ほとんど寝ていることに関しては一緒です。

 
あと、新ショウガを約500g、5種類の野菜の合計は約5.5kgになりました。それを刻んで層状に重ねて塩漬けにして行きます。午後5時ごろに作業が終わりました。良く身体を使った一日になったみたいです。

 

 
夕食は、いつもより楽させてもらいました。いただき物の冷凍のウナギのかば焼きを使ってササがいた牛蒡と青じそを加えてウナギの柳川を作りました。あとは野菜5品、小松菜の胡麻和え、金時草のポン酢和え、キュウリとミョウガの酢の物、モロヘイヤのお浸し、そしてトマトと青じその汁です。おいしくいただきました。

今日は、常備菜を少し仕込んで、梨の水キムチを漬け込みます。あと何しようかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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