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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

COCOは朝から昼寝、私はキキの見張りで『錦松梅風ふりかけ』づくり、昼の黙とうしてからBROWN WORKSへ…

2022-08-16 07:45:43 | あんじゃあない毎日

昨日の朝食後、COCOをブラッシングしてあげました。気持ちの良くなったCOCOは、ユキ子さんの膝に乗っかって腕に抱かれて眠っちまいました。私は、月曜定例の買い出しに出かけました。


こども公園の芝生広場に男のこ母親らしき二人連れ、男の子は帽子を手に持つと、走りだしました。母親らしき女性は追わずに走る男の子を眺めていました。


そうか、トンボを獲ろうとしたみたい、帽子を振り回して走っていました。獲れたか獲れなかったかは、遠くから見ていた私には分かりません。芝生広場の上にはナツアカネがたくさん飛んでいるのが見えました。

 
水前寺菜、オカヒジキ、青シソ、カボス…、いろいろ買い込んで帰ると、COCOはまだユキ子さんの膝の上で気持ちよさそうにしていました。COCOもユキ子さんもずっと動かずにいたみたいです。私はうるさいキキが帰ってきてるのでのんびりしていられません。

 

 <人間は己の怠惰を猫のせいにしたがるものなんですよね。おヒゲにはそういうことはさせないことにしてきました。ユキ子さんは別、構わないんです。だから、買い物済ませたおヒゲには、すぐに麺つゆと常備菜をつくるように言ったんです、休んでちゃダメって>


<そしたら、芽ヒジキ、サバ水煮缶、いりごま、刻んだカシューナッツ、炒って砕いた削り節、それと細かく刻んだ海苔を用意したんです。これはね、『錦松梅風ふりかけ』の材料です。錦松梅風ふりかけはね、2012年10月25日「キキの料理教室第5回」で取り上げてますので、ぜひそちらをご覧ください。おヒゲが小児アレルギーの息子のために作った料理なんですよ>

  
<錦松梅風ふりかけ、胡桃ちりめん、厚揚げと人参の煮物、1時間ちょっとの間に三品作って片付けもしました。がんになったおかげで酒飲まなくなったでしょ、それで手際も良くなったみたいです。前はさ、途中で飲み始めてしまったりしてさ…>

 

 
昼、高校野球の選手たちと一緒に黙とうして、それから昼食。その後、ユキ子さんの車で出かけました。キキはついてきません。COCOは寝てました。本町通から県庁前通の欅並木です。空は曇っているのですが、それでも気温は30℃を超え、暑くてたまりませんでした。

 
群馬大橋を渡って、石倉町を抜けて新前橋通に、旧国道17号です。高崎方向に向かっています。

 
新前橋でちょいと寄り道、(株)ヤマト本社のヤマトビオトープ園で一休みです。タナゴ池にはハグロトンボが飛び交っていました。夏は花が少ない季節、でもキンミズヒキソウやコウホネの花が見られます。

 
そしてさらに高崎方向へ、江田町を過ぎて高崎市日高町へ入ります。着いた先は『BROWN WORKS CFFEE』です。コーヒー豆を買いに来たんです。

 
店内のコーヒーの木、こないだ来たときは花が落ちたばかりだったのが、立派な青い実になっていました。コーヒーの実です。買い物はここだけ、他にはどこも寄らずに帰りました。

 

 
夕食は、特製の冷やし中華そばにしました。ゆでて冷水で締めた中華麺とかけダレです。そして、トッピング用の具材です。ゆで茄子、茹でキャベツ、メンマ、青じそ、モヤシのナムル、ゴーヤの醤油炒め、オカヒジキ、キュウリ、そしてミニトマトです。それと、実山椒入りの牛肉の肉味噌です。いろいろ楽しみながら、野菜をいっぱい食べられるようにしました。「食欲ないよ…」と言っていたユキ子さんも残さず食べました。

 <そいでね、今日のおヒゲは、前橋ミナミ眼科へ眼の診察に行きます。手足の指先のしびれと痛みを板倉院長先生が心配してくれて、目薬をしばらくお休みしたんです。その事後処理をしてくださるらしいです。おヒゲは自転車で行く気になってるので、予想最高気温は40℃だよ、とんでもないって叱って、ユキ子さんに送り迎えさせることにしました。院長先生、ご心配なく>

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


猛暑の中を田んぼ巡り、サツマイモの葉っぱで遊んで、2013年と14年のお盆のキキの姿をCOCOに見せました

2022-08-15 07:53:05 | あんじゃあない毎日

台風がはるか彼方に去ってしまった昨日の午後3時過ぎ、東片貝町の田んぼから眺めた赤城山です。稜線がくっきりと見えていました。手前の田んぼはまだ出穂していません。片貝の田んぼを巡ってみたら、出穂している田んぼはまだわずかでした。


この田んぼの稲は出穂していました。でも、午後3時過ぎですから籾は閉じて、開花は終わっていました。一日ずっと家に閉じこもっているのもなんだと思って出てきたのですが、後で気温は34℃を超えていたのが判って、少々ドキッです。ペットボトルの水を飲みながらの田んぼ巡りでした。

 
ホタルイです。白っぽく見えているのが花穂です。カヤツリグサです。もう花が咲き始めていました。子どものときに蚊帳作って遊びましたいね。忘れてしまった方は、NEW草花遊び研究所のこちらの記事をご覧ください。

 
オモダカ見っけ、矢じりみたいな尖がった葉っぱですぐわかります。もうじき白いきれいな花が咲きます。下の緑はウキアゼナですね。タカサブロウはもう花が咲いていました。すげえ立派な名前の植物ですが、「水田雑草」と一括りにされて除草の対象です。名前の由来に関心のある方は、図鑑.netモバイルブログのこちらの記事をご覧下さい。

 
水田脇の菜園ではボサ菊がもう半球型の良い形に作られていました。蕾ができると鉢上げされて出荷されるんですね。近くにサツマイモ畑を見っけました。サツマイモの葉は中国でも、東南アジアでも、韓国でも野菜として扱われていますが、日本では食べる人が少ないです。食べてみようかなという方はおいも美腸研究所のこちらの記事をご覧ください。

 私も食べてますが、とりあえずは葉っぱで遊ばせてください。茎を皮を残しておっかいて交互に裂いて行くとこんな具合に茎は二本の鎖のようになります。

 
手に下げるとハンドバックになります。首に下げると、男の子は勲章、女の子だと首飾りです。勲章に全く縁のない爺さんがすると「よだれかけ」にしか見えませんな。おもちゃのなかった私の幼児期はこんなして遊んでいたんです。

 炎天下、暑さに堪えながらの田んぼ巡りは芋の葉遊びでおしまいにしました。帰り道うっそうとした菜園でオミナエシの花が咲き始めていました。手前の葉っぱはエゴマですね。とにかく暑かった、熱中症になる前に切り上げて良かったです。

 

 
昨日の朝、6時過ぎの風景です。まだ空には雲が残っていました。でも赤城山はしっかり姿を見せてくれていました。東の空の雲は少しだけ色づいて明るくなっていました。出かける予定もなかったので、昼前はCOCOを相手に過ごしていました。

 「このブログはね、2012年の10月に始めたんだよ。だから、もうじき十周年になるのサ。死んじまったキキと一緒にやって来たんだ。キキはさ、ちゃんと人の言葉が使えたんだぜ、お盆のときのキキを見せてあげるね…」
<…………………………、……>

2013年8月15日の記事》より
 <朝、梅を拡げ終えたおヒゲがさ、パソコンの前に腰かけたんで、お膝に這い登ったの。シャツに爪をしっかりかけないとうまくいかないんだな…>

 <ごめん、お腹引っ掻いちゃったみたい、あとでお薬塗っといてね…>、そうなんです、ときどきお腹に爪痕つけてしまうんです、けっこう痛い…

 朝の日課、痛い日もあれば、痛くない日もある、気持ち良いのはキキだけです…

2014年8月14日の記事》より
 <なにこれ? 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』って。キツネにだまされなくなった代わりに、ネコにだまされてるのかな…>
キキは、私の買い物を、みんなチエックします。チェックして、気に入らないと帯を食いちぎるのですが、この本は食いちぎりませんでした。

 

 「COCOにキキの代わりができるなら、10月の十周年を期に、COCOをパートナーにしたブログに変えることを考えてもいいのだけど、やる気あるか?」
<ψЖ¶Δφ、ЩΣΠДЯ………… >、どうも態度が不明であります。よく考えます。

 

 
夕食は生ハムと野菜のサラダ、野菜はトマト、きゅうり、ムラサキタマネギ、青じそです。それから、冬瓜の油味噌は青じそをたっぷりトッピングしました。おいしいですね。

 
前日の残りの牛肉で、牛鍋風の牛皿です。そして、十六穀米のご飯少しと、細うどんを使った冷かけです。うどんは半玉も入っていません。なんかありものを適当にした感じの夕食でした。でも、おいしく食べられました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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降りだす前にとちょっとだけ街へ、あとはしば漬けあげて、COCOを眺めて、ちょいと夕食に手をかけて…

2022-08-14 07:12:02 | あんじゃあない毎日

8月6日に漬けこんだ8㎏の野菜をどこからかやって来た乳酸菌さんたちがしば漬けにしてくれました。今シーズン4回目かな、いつも素敵な贈り物に感謝感激です。


250gの袋詰めにして行ったら、20袋目が100g以下、8キロの野菜で約5㎏弱のしば漬けができたんです。材料費は1,410円でしたから、一袋250gの原価は70円ちょっとです。京都の土井志ば漬け本舗の生志ば漬けは120gで550円、もちろん老舗の製品と私のとを単純に比較してはいけないことは承知のうえで、前橋生まれの乳酸菌さんは私の家計の頼もしい助っ人なのであります。

 


午前10時半ごろの中央通商店街です。ちょいと友だちのところへ届け物してから平野屋米穀店で十六穀米を分けてもらいました。「ユキ子ちゃん何月生まれでしたっけ?」「すんません、知らないんです」「うそ! 知らないはずないでしょ!」、おかみさんとの昨日の話題です。ご主人はご先祖さんをお迎えに出かけていました。昨日は迎え盆でした。

 
昼過ぎは雨になるみたいな予報が出ていましたので、急いでもう一件用事を済ませて帰りました。東和銀行北側のカツラの木の枝は揺れてはいましたけど、音なんか立ててはいませんでした。広瀬川の車橋、柳も静かに揺れていました。あんまし台風の接近を感じさせる雰囲気はなかったです。

 
台風が来たってへっちゃらで咲いていそうなヘクソカズラです。でも、赤城山の上には少々色濃い重そうな雲がかかっていました。午後は家に留まることにしました。

 

 
昼食は冷やしつけ麺、ユキ子さんの分も作りました。金曜日の買い出しで中華麺を買い込んできたんです。うどんと同じように「こ」を用意して、冷たい綿を冷たい汁でいただきました。おいしかったです。COCOはといえば、朝からずっと食堂の椅子の上で寝ています。いつもとちょいと違うんです。

  

お盆でキキが帰ってきているみたいなんです。そいでCOCOとなにかお喋りをしているみたいです。

  すごく性格の違う猫ですけど、エノコログサが大好きだということは共通しています。猫の会話に介入するのもなんなんで、暇つぶしに手のかかる料理をすることにしました。


面白いでしょう、これはさ、小松菜の葉先だけ茹でて冷水で晒して、布巾かけとざるの縁を利用して水切りしているんです。絞らずに、1時間ほどかけて静かに水分を切ります。

 塩・コショウしてさっとフライパンで焼いた薄切りの牛肉に甘辛い醤油ダレを少し塗って小松菜の葉先でロールします。一口で食べられる牛肉の小松菜ロールです。

 
手を休めて見たら、COCOは食堂の椅子で寝息を立てて寝ていました。外へ出て見ると青空が見えていました。結局雨が降ることなく夕方を迎えました。

 ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。塗り物の器には牛肉の小松菜ロールと新物のサツマイモのレモン煮、牛肉の有馬煮と水前寺菜、出来立てのしば漬けです。別に冷たく冷やした冬瓜と海老の葛寄せです。

 


わが家の夕食です。漬物、エゴマの醤油漬けと出来立てのしば漬けです。以前なら、これだけで酒2合は飲めたいね。おいしい漬物です。

 
冷たくした冬瓜と海老の葛寄せです。青柚子が手に入ったのでおろした皮を散らしました。夏の終わりの香りです。濃い緑色の小松菜ロール、肉と野菜を一緒させた酒の肴として思い付いた一品、これでまた2合飲めらいね。

  
牛肉の有馬煮、新物のサツマイモのレモン煮、そして海苔いっぱいのとろろ汁、もちろん酒は飲みませんので、十六穀米の飯です。過去形の呑兵衛がつくった夕食です。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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嶺霊園で墓掃除して、稽古場でトレーニング、一路で赤天とソバ食べて、エゴマの葉を漬けた盆の入り前日…

2022-08-13 07:19:53 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、9時過ぎに上沖町の群馬県民健康科学大学前を通って、赤城山の山麓台地へあがって行きました。いつもだと前方に赤城山が見えるのですが、雲に包まれて見えません。実家の墓所を掃除しに行くへユキ子さんのお供をして嶺霊園へ行く途中でした。

 
嶺霊園は、盆の期間中に交通規制が行われ墓所の近くまで車を乗り入れられなくなります。義父母は元気ですけど、坂道を長く歩かせるのは少々酷です。なにせ義父は96歳、義母は91歳です。それなので今日の迎え盆のお迎えは家でしていただいて、ご先祖さまたちには昨年の道筋を思い出してお帰りいただくようお願いしました。サルスベリの花が霊園のあちこちで咲いていました。

 

 11時からは鈴木トレーナーの出張トレーニング、昨日が二回目でいた。「COCOもトレーニングする?」って聞いたら、難しい顔をしていました。トレーニングはそれなりにハードです。スクアットだけでも、7パターンを各10回、トータル70回やりました。今日は体幹のバランスがいつもより少し良くなかった気がしています。


トレーニングが終わった後に、拝借した吉駒の稽古場を片付けに行くと、座敷童がダンベルに乗って遊んでいました。私よりもはるかにバランス感覚が良いことを誇示しているみたいでした。

 

 
一休みして、JAファーマーズ朝日町店へ金曜定例の買い出しに行きました。自転車置き場からこども公園を見ると、木立の間から赤城山が見えていました。霊園へ行くときは姿を隠していたのですが、雲の下に青い山容が眺められました。

 葉物野菜が少ない時期です。それでも、青梗菜、小松菜、モロヘイヤ、エゴマ、青じそと5種類の葉物が手に入りました。買い出し済ませて戻ると、ユキ子さんが3時過ぎまで空いているというので昼食を食べに行こうということになり、午後1時をだいぶ回ってたのですが、ぬで島町の蕎麦屋「一路」へ出かけました。

 

 
そば処一路には珍しい食べ物があります。「赤天」です。学生時代の「赤点」を連想しないでください、こちらはおいしい食べ物です。唐辛子入りの赤いさつま揚げ、パン粉をつけて揚げてあります。島根の名物なのだそうです。一路はずいぶん以前からある蕎麦屋ですが、去年の1月から、店主が代わって、新装開店したのですが、店名や店の雰囲気は変えずにやっています。その新店主が島根で修行をされたとかで、赤天がメニューに新登場しました。是非お試しを。一杯飲みたくなる赤天です。

 
白エビの天ぷらとせいろそばをいただきました。このせいろそばのほかに、田舎せいろそばというのもあります。天ぷらもソバも私の好みです。特に、そばつゆはとても好みです。おいしくいただきました。

 
帰りに、店の駐車場から、送電線塔の向こうに見える赤城山を眺めていたら、飛んできたセミが私にぶっついて<ジィ ジジィ>と鳴いてアスファルトの上に落ちました。アブラゼミですね、少し弱ってきているみたい、近くの生垣の中へ移してやりました。

 

 家へ帰ると、エゴマの葉を胡麻たっぷりの醤油で漬け込みました。カオルさんが送ってくれたニンニクを効かせました。ご飯の友にも、酒の肴にもなる優れものです。それと、林牧場の三元豚の肩ロースを赤ワインで煮込みました。こちらは友だちへの差し入れです。

 

 
「高タンパク・低カロリーのメニューにして!」、体重が少し増加傾向のユキ子さんから注文がついた夕食の前菜は、水前寺菜と湯葉、枝豆になりました。

 
主菜は、ほんの気持ちだけ豚肉を入れた夏野菜の胡麻味噌炒めです。副菜はモッツアレラとトマトとキュウリのサラダです。

 汁は海苔と庭で採れた茗荷です。海苔吸いは簡単で美味しい汁です。b12も摂れます。飯は十六穀米に黒豆を追加しました。いかがでしょうか、高タンパク低カロリーになっていますでしょうか。

盆の入りは台風到来のようです。心して暮らします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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稲の花が咲き始めていました。お盆前の墓掃除の帰り道、上泉田んぼで見っけました。

2022-08-12 07:18:38 | あんじゃあない毎日

稲の花です。稲の花が咲き始めました。
昨日、お盆を前に、墓所の掃除に出かけた帰り道の上泉田んぼで出会いました。

 

 朝食後の休息を終えて、亀泉霊園にある墓所の掃除に出かけようとしたら、COCOが真剣な目で私を見てました。<気を付けて行って来いよ、寄り道すんな、暑いから…>とでも言ってるのかな…


上泉田んぼです。出穂している田んぼはまだ見当たりませんでした。赤城山は靄の中に隠れていました。くそ暑さに負けないようにペダルを踏みました。

 
桃ノ木川を渡って東へ、川の堤防はきれいに草刈りされていました。上流に見える橋は、上毛電鉄の鉄道橋です。桃ノ木川を渡って、昔の利根川の河岸段丘をのぼって行くと亀泉町に出ます。

 

 
父を見送ったのは1994年、88歳のときでした。母は2000年に86歳で逝きました。お盆前の墓掃除もこれで28回目になりました。前日に姉が来て草取りはすませておいてくれました。私はスポンジで墓石を洗って、花と線香を手向けてきました。まだ迎え盆の二日前、墓掃除をする人の姿がちらほら見えるだけでした。

 
帰りは上毛電鉄の線路沿いの道を辿って桃ノ木川まで戻りました。往きに下流の橋から見た鉄道橋のところまで来ると、その先は自転車で行くことはできなくなります。鉄道橋を眺めて、人が渡れる橋へ迂回しました。

 

 
上泉田んぼまで戻って来たら草に覆われた休耕田がありました。一番勢力を張っているのはウキアゼナ、北米原産の帰化植物です。径が7~8㎜ほどの小さな白い花をたくさん咲かせていました。

 
アゼナのなかに緑色の濃い大きな葉の植物が群落をつくっています。ホテイアオイの仲間のコナギ見たいです。東南アジアの原産らしいです。紫色の花はまだ咲いていません。福井県のホームページに、このコナギを食べることを推奨する記事を見っけました。関心のある方はご覧ください、こちらです。水面がのぞいているところを見ていると、時々、水中に土煙、早い動きの生き物が移動しています。ドジョウのようですが、確認できませんでした。


そして、出穂している稲がきっとあるのではと、しばらくうろうろ探しました。猛暑の中を頑張ったかいがあって、見っけたんです。この田んぼです。出穂しています。稲穂が見えるでしょう。


このぐらい近づくと緑色の稲穂が見えますよね、花が咲いているのが分かりますか、咲いているんです。蒸し暑い日の午前11時半、稲にとっては絶好の開花条件なんです。見えるでしょう、花が。

 
稲の花には花びらがありません。籾が開いておしべが出て来るだけです。そして数時間後には籾は雄しべを外に残して閉じてしまいます。たった数時間の開花、今年も出会えて嬉しがっている私は、この花のおかげで生きています。米を実らせる、稲の花です。

 

 家に戻ったら汗びっしょりでした。田んぼで遊びすぎたみたいです。着替えをして、しっかり休息、遅い昼食はソーメンチャンプルを自作、高校野球をテレビ観戦しながら食べました。COCOはといえば、エアコンを入れていない二階の寝室の床に横倒しになってぐっすり眠ってました。

 
昼食後ものんびりと休息、昨日の最高気温は35.8℃、猛暑日が続いていました。COCOとほとんど変わりないぐうたらな暮らしを2時間ほど体験しました。

 夕食の支度をはじめたら、COCOも階下へ降りて来て、食堂のユキ子さんの椅子を占拠していました。

 
COCOに見張られながら作った夕食は、鶏のモモ肉と夏野菜のクワ焼き、春雨とキュウリとトマトのサラダです。クワ焼きに使った夏野菜は、ゴーヤ、万願寺唐辛子、赤ピーマン、シメジ、青じそです。

 
それから、水前寺菜のポン酢和え、トマトと青じその卵とじの汁でした。

お盆前、稲の開花に出会えた暑い日でした。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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術後12回目の検査結果は問題なしとのこと、ありがたいことです。夕食は移転新装開店の「いわまる」で…

2022-08-11 07:31:24 | あんじゃあない毎日

昨日は前橋赤十字病院で外科と耳鼻咽喉科の診察を受けました。駐車場から見ると、3年前に3ヶ月間入院していた6階の病棟が見えます。廊下の端の窓から、麦の穂が色づき刈り取られて行くのを眺め、田起こしから田植えの作業を見物し、稲の成長を見ていたんです。一日に何回もです。

 
病棟の廊下から眺めていた田んぼです。稲は間もなく出穂を迎えます。
外科では、血液検査の結果もCT撮像検査の結果も当面する問題はなしとのこと、新たながんや他の病の可能性も指摘されませんでした。「自転車でだいぶ走っているみたいですね…」と、主治医が笑ってました。耳鼻咽喉科では内視鏡で喉頭部を撮像して、変化のないことが確認されました。自戒の検査は4ヶ月後、11月30日検査、12月7日診察の予定となりました。

 
ユキ子さんが車で送迎してくれましたんで、帰りは高崎を回って、アトリエシュシュで焼き菓子を買ってきました。見事に晴れて、強烈な夏の日差しでした。家に戻るとエアコンの効いた居間で昼寝していたCOCOが目を覚まして、人の顔をしげしげと眺めてました。いつもと雰囲気が違ってたかな。

 

 午後1時前、猛暑の中を街に出かけました。気温は36℃ほどでした。踏切から見える赤城山は熱い靄に包まれてぼやーっと揺らめいていました。

 
人の姿も猫の影もない路地を抜けて、草むらのブランコが揺れることなく垂直を示していることを確認して、あっちっちって、額をこすりました。

 
友だちを訪ねたら留守、病院へでも行っているのかなと案じたけど連絡は後にして、広瀬川を渡って呑竜仲店のヤギカフェで遅いランチをしました。カボチャのカレーです。おいしかったです。ヤギカフェはエアコンがないですから自然の風が頼り、昨日の最高気温は37.3℃、でもね、カレーを食べられるのですから不思議です。エアコンのない店なんてって思われるかもしれませんが、私の後にもお二人のお客様がお見えになりました。

 

 
今年の夏はおかしいです。6月25日に39.5℃を記録してから7月2日まで8日間の猛暑日が続きました。そして、7月29日からまた月を跨いで8月まで猛暑の日が続いています。最高気温が35℃をこえる猛暑日なんて、以前は、夏の間に2日か3日ってんが普通だったと思うのですけど…。水曜日ってこともあって、街中は静かでした。

 
空を見上げるとくらくらします。空き地に、アカツメクサの花がたくさん咲いているのを見っけました。夏のまちの風景は見飽きてきた気がします。でも、こうして「あっちぃ~」とぼやきながら街の夏空を見上げていられる幸せを、感じていました。


家に戻ると、玄関先の水鉢がことのほか涼しく見えました。COCOは居間と食堂の境の床に寝そべってお腹を冷やしているみたいでした。

 

 
手術後12回目の検査が済んで、結果も悪くなかったので、外出規制を解いて、ずいぶん久しぶりに外で夕食をすることにしました。7月13日に佐藤ビルの前の「鳥久」のある路地に移転して新装開店した鮨「いわまる」(☏027-234-5213)へ出かけました。遅くなってすんません。

 突き出しはジュンサイ、夏ですね。それから刺身の盛り合わせをいただいてから、握り寿司をたべました。握り寿司は一応写真に撮ったんで…

    
   
白海老、しめ鯖、煮あわび、新子(こはだ)、剣先いか、北寄貝、鯵、そして大好きな車海老です。あれ、足らないですね、煮あなごと煮蛤の写真を撮り忘れていました。それと、剣先いかはユキ子さんが食べたものです。だから、9貫いただいたのです。久しぶりだったんで少し食べ過ぎました。

手術後12回目の検査は当面する問題なしということになりました。脳神経内科の検査で神経の損傷や膠原病は見つかりませんでした。新たな問題がなかったことは大変な幸運です。ありがたく、次の検査までの期間を過ごします。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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合唱団ひまわりの「もう二度と」と、山里小6年生の「あの子」を静かに聞いていた長崎原爆の日でした。

2022-08-10 07:19:21 | あんじゃあない毎日

昨日9日は77年前に長崎に原子爆弾が投下された日、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典のテレビ中継をずっと見続けていました。私の年と同じ、77回目の記念式典の開式に先立って、「ひまわり」の合唱が流れました。寺井一通作詞作曲「もう二度と」です。


  聞こえていますか 被爆者の声が
  あなたの耳に 聞こえていますか
  もう二度と作らないで わたしたち被爆者を
  あの青い空さえ かなしみの色

昨年と一昨年の記念式典ではコロナ禍のせいで「ひまわり」は歌うことができませんでした。そして、三年ぶりのコーラスが最後の歌声になるのだそうです。来年は、もう聴かれません。

 
  覚えていますか ヒロシマ・ナガサキ
  いのちも愛も 燃え尽きたことを
  もう二度と作らないで わたしたち被爆者を
  あの忌まわしい日を 繰り返さないで

指揮をしているのはこの歌をつくった寺井一通さんです。最後の歌声となったわけは、こちらの毎日新聞の記事をご覧ください。原爆被爆者の平均年齢は84歳になったそうです。

 
  聞こえますか 世界の国から
  平和を願う 声がするでしょう
  もう二度と作らないで わたしたち被爆者を
  この広い世界の 人々の中に

「ひまわり」の歌声を忘れないようにします。聞こえた声はしっかり覚えておきます。約束します。

 COCOも階段に寝そべって、ひまわりの歌声を聴いていました。

 


田上富久長崎市長の平和宣言です。

  私たちの市民社会は、戦争の温床にも、平和の礎にもなり得ます。
  不信感を広め、恐怖心をあおり、暴力で解決しようとする
  “戦争の文化”ではなく、信頼を広め、他者を尊重し、
  話し合いで解決しようとする“平和の文化”を、
  市民社会の中にたゆむことなく根づかせていきましょう。
  高校生平和大使たちの合言葉「微力だけど無力じゃない」を、
  平和を求める私たち一人ひとりの合言葉にしていきましょう。

平和宣言のおしまいに近くで、私たちに直接語り掛けていました。覚えておきます。私たち市民の使命です。長崎平和宣言の全文はこちら長崎市のHPで読めます。是非全文を読んでほしいです。

 

 
そして、山里小学校の6年生による「あの子」(永井隆作詞・木野普見雄作曲)の合唱です。山里小学校は爆心地から北へ700mの場所にあった小学校、原爆によって鉄筋コンクリート造の校舎は破壊され、在籍児童1,581人のうち約1,300人の命が失われたということです。

 
山里小学校のHPからお借りした「あの子」の譜面と、校内にある「あの子らの碑」の写真です。山里小学校のホームページには「平和ゾーン」というのがあります。「校内の平和遺構」「山里小学校の平和教育」「永井博士と山里小学校」「山里小学校被爆体験記」などがあります。是非ご覧をお薦めします。


2016年8月10日の記事でも山里小学校のことを書きました。そこには、この歌を作詞した永井隆さんのことも書きました。昨日から、何人かの皆さんが、この古い記事を訪ねてくれています。その記事の一部を引用しておきます。
永井隆さんは何冊かの著作を遺されています。その中で、『この子を残して』と『長崎の鐘』は青空文庫で読むことができます。どんな人かなってことは、nippon.oomの『永井隆博士が遺した被ばくの記録と生き様』という記事が良いと思います。

 COCOも椅子に移動して真剣な顔していました。
岸田首相の挨拶は、広島とほとんど同じ、「広島」を「長崎」と書き換えただけに等しい挨拶でした。「あなたの耳に聞こえていますか?」って問われて何と答えるのでしょうかね。

 内村鑑三が100年以上前に言ったとおり「戦争は人を殺すことである。そうして人を殺すことは大罪悪である。大罪悪を犯して、個人も国家も永久に利益を収め得ようはずがない」のです。核兵器を廃絶し、戦争のない国際社会をつくるしかないのです。道は一つの気がします。

 


昨日は、終日家に籠ってしまいました。ですからほかに書くことはないです。夕食後の午後7時ごろ、33℃をこえている外気温を体感するために家の外へちょいと出て見たら、西の空の雲が茜色に染まってました。ムッとする暑さ、たまんないですね。

 

 
夕食はちゃんと作りました。豚肉と野菜のニンニク塩炒めです。カオルさんのニンニクをたっぷり使いました。それと、水前寺菜とゴーヤとサヤインゲンの天ぷらです。ゴーヤはもちろん高崎の友人のです。

  
それから到来もの枝豆、冷たい汁素麺には裏庭のミョウガ、高崎の友人のキュウリとわが家のトマトはそのままいただきました。楽しい夕食でした。

今日は午前9時から前橋日赤病院の耳鼻咽喉科と外科の診察を受けに行ってきます。何もなければハッピーです。今日までしっかり外出規制して体調管理をしてきましたから、問題なく受診できます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい

 


こども公園の観察田んぼではコガマの穂がいっぱい、関東ダルマガエルが鳴いて、ナツアカネが紅くなっていました。

2022-08-09 07:25:44 | あんじゃあない毎日

コガマの穂です。ガマの穂を見ると夏も盛りを過ぎたんだなって思います。そういや立秋は7日、もう過ぎちまいました。13日は迎え盆です。それにしちゃ暑いですね、たまらないです。

 午前10時前のこども公園、もう噴水では子どもたちが歓声を上げて水遊びをしていました。こども公園にある児童文化センターがこどもたちの観察用に作っている田んぼを見に行くと、もうコガモの穂が出揃っていたんです。

 
子どもたちのための観察水田です。手前の水草はアサザ、向こうに立っているのがコガマとアシです。まだ花が咲いているコガマを見っけました。上のほうのふさふさした感じの部分が雄花、花粉を飛ばしています。下の緑色の部分が雌花、雌花が受粉して種が実った状態が最初の写真、茶色い穂が出来上がります。穂ができると雄花は枯れ落ちて行きます。面白いです。


この田んぼにはメダカのほかに、ギギュウ(別名ギュッタ、学名はギバチ)なんかも暮らしているらしいです。会いたいです、子どものとき捕まえてた魚です。カントウダルマガエルもいます、鳴き声が聞こえます。トンボも飛んでいます。

 
ナツアカネかな、もう胴が真っ赤になっています。シオカラトンボの雄ですね、ホバリングがすごくうまいトンボです。

 JAファーマーズ朝日町店の直売所で野菜を買い込んで帰りました。水前寺菜が手に入りました。愛知で式部草、金沢で金時草と呼ばれている夏の終わりの葉野菜です。冬瓜も買いました。夏の野菜ですが、冬まで持つので冬瓜と呼んでいるのだそうです。

 

 
家に戻って買ってきた野菜なんかを片付けて、豚肉の有馬煮とサケのほぐし身をつくり上げたところに玄関チャイム、鈴木トレーナーがやってきました。月曜11時は出張トレーニングです。

 


8月になって飾り扇が朝顔に替わった吉駒の稽古場を借りて、1時間のトレーニングです。稽古場は冷房を入れてあるのですが、少し汗ばむ運動量ですした。


トレーニングを終えてクールダウンした後に稽古場の片付けに行くと、座敷童がダンベルで遊んでいました。

 

 昼食は自宅で作って食べました。全型海苔2枚と生卵入りの冷たいぶっかけうどんです。麺は普通の一人前の7割ほどです。しっかり食後休憩をとってから、みずしま脳神経内科クリニックへ再診を受けに行きました。

 「とりあえず、あまり心配することはないですよ!」ってのが院長の結論でした。神経に異常がないことが確認できましたし、膠原病の検査もすべて陰性でしたし、筋萎縮症の初期症状もないとのこと、手足の指先の痛みとしびれについては、とりあえず第一関門通過です。そのうち、動脈硬化の検査をどこかの心臓血管内科で受けようと思います。

 COCOはずっと昼寝三昧です。手と足で顔を隠して寝ています。やわらかな身体をしてるんですよね、真似するとケイレン起こしそうです。

 

 そして夕食、ユキ子さんの前に14の器が並びました。料理の数だと飯を除いて13品です。夕方の5時ごろ、いただきものと買って来た野菜を眺めていたら、それぞれに食べて見たくなった結果がこうなっちまいました。

   
主菜は野菜でなく作り置きのスケソウダラの味噌漬け、順子さんのうわじま麦味噌使った特製です。そして、サヤインゲンの胡麻和え、冷やしトマト、ナスとエリンギと万願寺唐辛子の焼き浸し、赤ピーマンの味噌炒めとマイタケの醤油炒めの盛り合わせ、水前寺菜のポン酢和えです。野菜はどれもおいしいです。

   
高崎の友人のゴーヤでゴーヤチャンプル、ナスのかば焼き、メイクイーンのパルメザンチーズ焼き、冷ややっこには青じそ、そして裏庭のみょうがは刻み茗荷になりました。

 椀は、高崎の友人のキュウリを薄切りにして、順子さんのうわじま麦味噌でもんで作ったキュウリの冷や汁、夏ですね、おいしいです。
明日はいよいよ前橋日赤病院の外科の診察と耳鼻咽喉科の検査と診察です。外出規制は今日までです。それに、今日は長崎原爆の日です。浮かれずに静かにしていたいと思います。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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戦争のことを考え、高崎頼政神社にある内村鑑三の詩碑を訪ねてきました。もちろん運動を兼ねて自転車で…

2022-08-08 07:24:07 | あんじゃあない毎日

内村鑑三の「上州人」の詩碑です。高崎市の烏川の畔にある頼政神社の境内にあります。

  上州無智亦無才 剛毅木訥易被欺
  唯以正直接萬人 至誠依神期勝利

「上州人はものを知らんし、才覚もあんましない。簡単に挫けない根性はあるけど、口下手なもんだからよく人に騙されたり裏切られたりするんだいね。ただ、誰とでも正直に付き合ってさ、真心を尽くして暮らして、自分の力で相手をやっつけて勝つんじゃなくて、神さまから勝利を許されるのを待っているんさね」、少々べらんめえに訳すとこんな感じなんですかね。


詩「上州人の」が刻まれた石の上に、茶色の石が載せられて横文字が刻まれています。

  I for Japan
  Japan in The  World
  The World for Christ
      And All for God

鑑三が自らの墓碑に刻んでもらおうと用意しておいた言葉だと聞いています。彼は敬虔なキリスト教徒でした。この碑の除幕式に、何故か16歳の私がいました。なぜいたのか、誰に連れられて行ったのかは覚えていません。この英文の意味も、さっぱり理解できませんでした。

 甘い香りです。碑の脇でクサギの花が咲いていました。鑑三が日露戦争開戦時に、幸徳秋水の影響を受けて「非戦論」を唱えたことは良く知られています。「余は日露戦争非開戦論者であるばかりでない、戦争絶対的廃止論者である。戦争は人を殺すことである。そうして人を殺すことは大罪悪である。大罪悪を犯して、個人も国家も永久に利益を収め得ようはずはない」、1903年に発表した「戦争廃止論」に書かれている言葉です。

 
戦争を絶対的に廃止すること、それは夢想なのですかね。戦争について考えるために、運動を兼ねて自転車でここまで走ってきました。眼下には烏川、聖石橋が見えます。対岸の丘陵には白衣観音像があります。16歳の時にはほとんど何もわかりませんでした。今、77歳になって少し分かったのかというとそうでなくて、内村鑑三の「非戦論」「戦争廃止論」と大きく異なる考えを唱える皆さんが「嘘つき」だということに気づくようになってきています。戦争ができないWorld、きっとあります。

 


なぜか北海道新聞を眺めているCOCOに「行ってくるよ」をして家を出たのは10時15分ごろでした。

 
高崎に向かうのに、上越線沿いの道を走って行きました。ずっと一本道で繋がってるわけではないので、集落道や住宅地の道を巡りながらの遠回りになりますが、幹線道路よりも安全ですし風景も楽しいです。


新島学園短期大学の前を通りました。懐かしい旧高崎市立女子高校の円形校舎が今も活用されています。1950年代に、建築家の坂本鹿名夫が「最も経済的な建築物」として提案したロタンダ(円形建物)の学校版です。全国的に流行ったのですが残っているものは少ないようです。群馬県内では高崎市立女子高校と伊勢崎市立女子高校でつくられました。建物中央に螺旋階段があって、階段周りに円形の廊下、そして扇型の教室が並んでいました。

 高崎市立女子高校の跡地を取得した新島学園は、円形校舎をしっかり手入れして、教室としてではなく研究棟として活用してくれています。そして、2018年に国の有形登録文化財として登録されました。こちらをご覧ください。懐かしい建物に出会うと嬉しくなります。

 

 
古い家並みが残る上和田町から歌川町を抜けて行きました。坂のある町は大好きです。このあたりには懐かしいところがいくつも残っています。坂を下ると…

 
美峰酒類の本社工場前に出ます。まだ20歳代の駆け出しのころに、当時社長だった小山長四郎さんに呼ばれました。今は残っていない木造の洋館の一室でお話を伺い、ドイツの労働法制に関する著書をいただきました。私の仕事とも、大好きな酒とも全く関係ない話でした。


門から覗いたら新しい本社の玄関前に見覚えのある彫像が立っていました。「猩々」です、人の言葉を解し、赤い顔をした人間のごとき容姿で、酒を好む、中国の架空の生き物です。能や日本舞踊の演目にも登場します。初めて訪ねた50年前にも本社前で見た記憶があります。

 
その先に、「山田文庫」があります。こちらも何度かお訪ねした記憶があります。私設図書館「山田文庫」の何たるかは、こちらをご覧いただきたいと思います。

 
みどり市(大間々)の岡直三郎商店の高崎店も並びにあります。この通りは旧中山道でしたんで、そこに大間々の岡醤油が支店を出したらしいです。煉瓦づくりの煙突も残っています。こんな風景を見ながら、市役所の先にある高崎公園を目指したんです。

 

 
高崎公園です。公園に入るとすぐに岡田刀水士(とみじ)の詩碑があります。萩原朔太郎に師事し、朔太郎を敬愛してやまなかった詩人です。

     桃李の路
   野ずらの 雲の陰に 
   桃李の花咲く路がかくれてゐた。 
   ぼくがそこの座にうずくまると 
   涅槃にゐるような心地の眠りをもよほす。
   ひとびとは 噴上げの瓦斯のけむりに紛れ
   しきりと杖をふつて この花の雲を越えてゆく。

 
そして、公園の隣の頼政神社の境内の内村鑑三詩碑を訪ね、戦争について考えていたんです。蝉の声が絶え間なく聞こえていました。そいで、高崎城址の濠を除いて、帰って来たんです。往復約28㎞走りました。家に着いたのは午後1時過ぎでした。

 

 
遅い昼食を2時過ぎに作って食べて、後はCOCOを相手に休息です。ゆっくり休みました。

 

 
夕食は中華料理風、スープはモロヘイヤの冷たいスープにしました。冷たいギョウザと野菜6種の盛り合わせ、ゴマダレでいただきました。餃子はゼンフーズの冷凍の「かかあの餃子」を茹でて冷やしました。

 それから、カオルさんが送ってくれたニンニクを効かせたから揚げです。鶏のモモ肉、エリンギ、万願寺唐辛子をしっかり下味をつけてから揚げました。ニンニクのきいたエリンギの唐揚げおいしいですよ。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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平和記念式典の中継を見て、7.8㎏の野菜を漬け込み、岩神町の養田鮮魚店へ行って来たら、北海道からニンニクが来た

2022-08-07 07:11:14 | あんじゃあない毎日

「ヒロシマのいのちの水」、広島の被爆者の体験をつづった絵本です。野村たかあきさんが絵を描いています。昨日は広島に原子爆弾が投下された日でした。平和祈念式典の中継を見ていました。
    (お詫び:投稿日の8時50分ころまで、絵本「ヒロシマのいのちの水」の画像が表示され
        ていませんでした。投稿者の不手際です。お詫びします)


COCOが関心を持ったみたい。真剣な眼差しをしていました。「このお話しはね、1945年の8月6日に広島に原子爆弾が投下された直後の地獄の風景の中から始まっているの。託児所の保母さんをしていた宇根さんという人がね、大やけどをして動くこともできずただ水を欲しがる人に『すぐもってきてあげる』と言いながら、それができなかったんだ。その無念さが、ずっと心中に負い目となっていたんだって…」。この物語は、平和祈願祭で行われている犠牲者への献水についてのお話しなのです。

「ヒロシマのいのちの水」 作:指田和 絵:野村たかあき 文研出版2009年刊 
   作品紹介は絵本ナビをご覧ください こちらです

 

 
今シーズン4回目のしば漬けを漬け込みました。JAファーマーズ朝日町店の直売所で買った前橋産の野菜、シソ100円×2束、ナス110円×5袋、キュウリ120円×3袋、和歌山産の新生姜300円、材料費のは合計1,410円です。シソの茎、ナスのヘタ、キュウリの種等を取り除いた材料の目方は約7.8㎏でした。

 
そこへ、「これだけ採れたよ!」ってユキ子さんが裏庭からミョウガを15個摘んできてくれました。五層に漬け込むことにして、せっせせっせと刻みます。写真は一層分です。

 
ぎゅうぎゅう押し込みながら5層を詰めるとこんなになります。重石を10㎏かけて、その上に腰を掛けて5分ほど沈思黙考、平和を祈ると漬け込み完了です。片付けも含めて2時間ちょっとの作業でした。来週も気温が高そうなので、週末には漬けあがると思います。

 

 
漬けこみを終えて、岩神町の養田鮮魚店へ出かけました。広瀬川の傍に最近植えこまれた植物の中にミソハギと思われるのを見っけました。たぶんそうだと思うのですが、子どもの頃に田んぼの畔際に咲いていたのや盆棚に飾られていたのに比べると少し違う気がするんです。こんなにきれいだったけな…。園芸種なのでしょうか…

   
養田鮮魚店の鮮魚ケースには夏の魚の代表みたいなアジがいました。スルメイカもいました。アジは宮崎県からやって来たんだって、すごく良さそうです。夏が旬のシジミもいました。魚種は少なかったけど、夏の魚に会えてよかったです。

 
帰りに柳原を抜けたら、前橋公園の木立からセミの声がしきりに聞こえました。アブラゼもに混ざって、ミンミンゼミの澄んだ声も聞こえてきました。ミンミンゼミはこのあたりの枝で鳴いているのだけど、姿は見られませんでした。

 遅い昼食は、ヤギカフェで。マッスル牛&ブロッコリー炒めです。後は寄り道しないで帰ってきました。ほら、金曜日のつもりだった喉の検査が今週の水曜日だったので、もうちょっと我慢の日々をしなくてはならなくなったんです。

 

 
家に戻って魚の下ごしらえを始めてたら、北海道のカオルさんから菜園で収穫したニンニクが届きました。早速紙紐で結束してたら、COCOが<なんだ、なんだ…>って感じで見に来ました。「きょねんもいただいたでしょうに…」と言っても猫にニンニクですね。

 夕方、ユキ子さんの両親へ夕食のおかずを届けました。刺身は酢締めのアジ、マグロ、湯引きしたスルメイカに梅びしおです。アジの南蛮とナスと万願寺唐辛子の揚げびたしを添えました。

   
配達して戻るとCOCOが居間の階段で夕食を要求して叫び声をあげていました。階段の下には、カオルさんが送ってくれたニンニクがブル下げられています。魔除けを兼ねた室内装飾です。

 

  
夕食で、カオルさんが送ってくれたニンニクを早速いただきました。ニンニクとエリンギの醤油炒めです。次は、スルメイカのゲソの肝炒めです。そして、野菜いっぱいアジの南蛮です。どう見ても居酒屋料理、酒の肴だいね、でも飲まないのです。

  
刺身の盛り合わせは酢締めアジ、マグロ、湯引きしたスルメイカです。それとナスと万願寺の揚げびたし、そしてシジミ汁と十六穀米の飯です。シジミはびたみんb12を最も豊富に含んでいる食材の一つです。

広島の平和祈念式典で「岸田首相は歴代首相挨拶から一変」と読売新聞は伝えているけどさ、使った言葉がどうあれ、核兵器禁止条約については一言も触れないということでは歴代首相と全く同一でしたいね。松井市長や被爆者の核禁条約批准の要請との間に大きな溝を残したままの広島出身の首相の挨拶、空しかったいね。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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