大分県の第二地方銀行である豊和銀行は28日、金融庁に金融機能強化法に基づく公的資金の注入を申請すると発表した。不良債権の処理に伴い、2006年3 月期の自己資本比率が2.2%と最低水準4%を大幅に割り込んだが、九州の大手地銀、西日本シティ銀行からの30億円の出資を柱とした提携で経営再建のめどが立ったため。実現すれば、昨年4月にペイオフ全面解禁で預金の全額保護をとりやめてから初の公的資金注入となる。
豊和銀は同日、06年3月期業績を下方修正した。金融庁検査で不良債権処理に伴う損失が当初予定の80億円から177億円に増えた結果、最終損益は17億円の赤字から153億円の赤字に悪化。自己資本比率も従来予想の8.5%を大幅に下回った。金融庁は同日、豊和銀に過小資本の解消を求める早期是正措置命令を発動した。
【以上・日本経済新聞】
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豊和銀は同日、06年3月期業績を下方修正した。金融庁検査で不良債権処理に伴う損失が当初予定の80億円から177億円に増えた結果、最終損益は17億円の赤字から153億円の赤字に悪化。自己資本比率も従来予想の8.5%を大幅に下回った。金融庁は同日、豊和銀に過小資本の解消を求める早期是正措置命令を発動した。
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