いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

日本人の危機意識は?

2009-11-21 | ニュース
実りの秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、秋の行楽シーズンである。家族で、友達と、職場の仲間と、同級生と同窓会、何かと出かける機会が増えるのである。そんな中、悲しいニュースが飛び込んできた。韓国釜山(プサン)市の室内射撃場で起きた火災で、日本人7人が死亡したのだ。そのうちの3人の告別式が今日雲仙市で執り行われた。

外国、オプション、好奇心、そんな要素が重なり合って室内射撃場へ立ち寄ったのであろう。韓国へはたびたび足を運んだことはあるが、「カジノ」と「射撃場」へはつうぞ行く気にはならなかった。ソノ筋勿論日本の人間が出入りしているということを聞いていたからである。島国である日本、そこで育った日本人は外国に出ると的確な判断力を有しているとはいい難い。いわゆる明治以降の学校教育が作り出した最大の弱点である。特に外国語教育に顕著である。

確かに外国の制度を「サル真似」して国家を短期間に近代化させなければならなかったため、専門の書物を理解することが必要であった。その為に「文法」に偏重したことは理解できる。しかし、言葉はコミュニケーションの手段である事を考えれば「会話」の出来る人間を育てることが重要なのである。一人ででも海外を歩ける人材を育てることが重要なのである。

死亡した7人のうち5人が同窓生であったことは悲劇この上ないことである。そして、30代後半であったことは国家の損失である。博多(福岡)と釜山の間は高速船が運航されており、飛行機を使わなくとも簡単に往来できるのである。人の行き来が活発になれば、外国ではないような錯覚に陥る。でも、出国手続きが終われば、そこは外国である事を忘れてはならない。


最新の画像もっと見る