内股膏薬

国会議員の就職試験まで後３日となった。「無理矢理解散」のためか自民党と公明党が両党で過半数であれば勝利だなどと小泉のおっさんは言っている。元来、総選挙は各党が自党の綱領に沿って、国民の支持を得て党勢を拡大するのが目的のはずである。

そもそも政権交代を２大政党間で可能にするために、小選挙区制度であるはずだ。ところが自民党は「野合」（閣僚ポストをぶらさげて）で政権にしがみついてきた。それは、ひとたび政権を離れれば自分たちが犯してきた失政が白日の下にさらられるからである。とくに経済的失政は目に余るものがある。

今回の総選挙は政権選択の選挙であり、決して今までの失政を隠すための郵政民営化法案の是非を問うものではない。

もし政権交代して「民主党」が政権をとっても内股膏薬的少数政党とは連立することが必要となるかもしれないが、閣外協力にとどめるべきである。

今の日本を悪くしているのは自民党に違いはないが、過去から現在に至る過程では、社会党（現社民党）と公明党が重罪であることは明白である。日本はこの２党のために世界から２０年遅れてしまった。
自民党の補完勢力の癖に、改革の旗頭のようなことを言っては「いかんざき！」

アメリカ型民主主義かヨーロッパ型民主主義か、３日後に結果が出る。

★自民党新理念・綱領（案）

★あなたが政権を持ってほしくない政党

★公明党綱領詳細

※〔内股に貼った膏薬が右側にくっついたり左側にくっついたりするように〕定見・節操がなく、その時次第であちらについたり、こちらについたりすること。また、そのような人。股座膏薬(またぐらごうやく)。

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