"ボス"の愛国心

（産経新聞：メジャーリーグ）
大型ハリケーン「カトリーナ」は、大被害をもたらした。美しいニューオーリンズの町は汚水に沈み、救援を待つ多くの人々。こうした災害が起こると、スポーツは平和の産物であるのがつくづく実感される。
（中略)
各球団もそれぞれの救援活動をスタートさせたが、この種の活動でいつも感心させられるのはヤンキースの"ボス"ことスタインブレナー・オーナーである。「アメリカ史上最大の自然災害に立ち向かうことはアメリカ国民の責務である」と、重々しい声明を出し、１００万㌦を寄付した。ヤンキースが１００万㌦の義援金をだすのは今季２度目、４月スマトラ島沖大地震の津波災害に続くものだった。
ボスは愛国者として知られる。２００１年９月１１日の中枢同時テロ以降、ヤンキースは毎試合、７回表が終了すると、「野球に連れて行って」の斉唱前に「ゴッド・ブレス・アメリカ」の演奏を今も続けている唯一の球団だ。
（中略）
ボスは、よき愛国者としての責務と球団の社会的役割とを心得ているようだ。そこにイメージ戦略があったとしても、結構なことではないか。

★ニューヨーク・ヤンキース　オフィシャルページ

日本のプロスポーツの"オーナー"諸氏はスタインブレナー氏の爪の垢でも飲んでみてはいかがか！
ひょっとしたら、「フアン」を大切にしようという気持ちになれるかも知れない。

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