海中ホテルの構想は1970年代からあった。プエルトリコの沖合に試験的に作られたり、1986年にはフロリダ、キーラルゴでもコマーシャルベースで稼働された。 しかし、最近のアイデアはもっと規模が大きいようだ。
新しい観光に力を入れている所では大胆にも海中ホテル構想がある。フィジーでは海中12mに世界最初の海中ホテルを建て、ドバイではペルシャ湾にハイドロポリスを建てその中に海中ホテルを建てるという。トルコのイスタンブールでもシティーセンターの下に計画している。
母なる海に長く抱かれていたい。そんな想いをお持ちの方には海中のレストランがお勧めだ。 海の中でゆっくり食事をする、シェフにはじっくり美味しい料理を作って欲しい。海の中に長くいるほど身体の中に母なる海への想いが沁み込んで行くのだ。写真は2005年秋に完成したモルジブの海中レストラン。
深海ロボット(ROV)には照明、テレビカメラ、スチールカメラ、マニピュレーター、スラスターなどが付いているので深海を動きながら観察できるのだ。 最近のカメラにはハイビジョンカメラなどになっているので解像度も高い。
飽和潜水のダイバーを想像していただくにはこのイラストで如何でしょうか? 海面の作業船から降ろされたSDCからダイバーがロックアウトして海底で作業を進めている。その様子を深海ロボットが監視している様子だ。
飽和潜水は水深100mを超える深度で行われ、オイルフィールドではダイバーの稼ぎがよく、若者たちがコマーシャルダイバーに憧れている。この写真はSDCからダイバーがロックアウトする様子だ。 昨年はアジア海洋でも180mの飽和潜水がフィリピン沖で行った。
幾つもの絵が残っているアレキサンダー大王の潜水は多くの人々に海中への好奇心を駆り立てたようだ。 この樽で潜るというアイデアは当時は樽が身近な圧力容器だと思われていた証である。 しかし実際は上下の蓋が圧力に弱く外圧がかかると簡単に内側に押されて壊れてしまう。せいぜい数メートルが限度であろう。 また、かなりの重りを用意しないと潜らない。