海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

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ダイオウイカの謎

2019年05月16日 | 日記
ダイオウイカの話

 1,ダイオウイカとは?
 ダイオウイカ Architeuthis 属 は世界中の深海に生息し、体長6~18mにもなるイカ類の中で最大のイカです。
=巨大イカ(コロッサル スキッド)の発見
 深海へ潜るマッコウクジラの大好物であるダイオウイカが謎に包まれているのは、生息数は多いと言われているのに自然の状態で観察された例が極めて少ないことからです。これまで自然の状態で観察された例は、科学博物館の窪寺氏が小笠原沖などで撮影した数例だけであること、そしてこの巨大生物はどのようにして餌を捕っているのだろうか、マッコウクジラとのバトルはどんな様子なのかなどダイオウイカへの興味は尽きないところです。
(ダイオウイカの学名・英語名)
 学名は日本周辺で見つかるものはArchiteuthis japonica と呼んでいますが、アメリカでは Architeuthis dux と呼んでいます。
 英名は、Giant Squid と呼ばれています。
(ダイオウイカの形態)
 体長は最大で18mにも達します。体重は 1000㎏ になります。これまで最大サイズは2個体の標本が得られています。2個体とも体長 18m、体重は1トンでした。
 最近ダイオウイカの子供も確認され、この個体はニュージーランド沖で採集されています。
(ダイオウイカの生息水深)
 水深200~1000m(3000m)に生息する。
(ダイオウイカの分布)
 日本 ニュージーランド、南アフリカ、アメリカ、ノルウェー、ニューファンドランド
(ダイオウイカの各部)
頭部:頭部と言われるところは、目と目の間で、精密な脳が収められ、緻密な神経がそこから走っている。
目:動物界で最大の目(直径25㎝、バレーボールサイズ)を持っている。この目は前に回転して獲物との距離を判断することができる。さらに生物発光のわずかな光でも見つけられるようです。
フィン:この種ではフィンが小さめなもので、遊泳の際のバランスを取っている。
外套:体の大部分を占めるもので、ほとんどの内蔵器官を包んでいる。
腕(8本):2列の吸盤が並んでいる。
触手(2本):餌となる生物を捕獲するための伸縮自在の触手は折ることができ、これによってより正確に獲物を捕らえることができる。
 触手の先には吸盤が4列に並んでいて、ノコギリ状の歯列のある鋭いキチン質でできています。大きな吸盤がついていてこれで獲物を捕まえている。これまでの最大の吸盤は、昔の捕鯨時代のマッコウクジラの皮膚標本から直径45㎝もの大きな跡が確認されている。
 この触手は生殖器官でもある。

漏斗:多目的なチューブで、呼吸、移動のためのジェット水流、墨の吹き出し、産卵の際の卵の扱い、老廃物の放出に使用している。
成長:卵は5ミリほどの大きさで、外側はゼラチンで被われています。そして3年で成熟すると言われています。
2.ダイオウイカは食べられるのか?
 ダイオウイカの体は他の深海生物と同様にアンモニアの浮力を利用しているため、体内にアンモニア(濃いアンモニア塩基)が多く、これは毒ではありませんが食用にはなりません。試食を試みた研究者は「苦く、恐ろしい素材の味でした。」とコメントしています。
 私も相模湾での潜水実験のおり、採集した深海のツメイカの試食を試みましたが、ダイオウイカ同様にアンモニアの影響で、切り身を口に入れても"まずい塩辛の味"、"何か重い切り身の感覚"がして、呑み込むのが大変でした。船内の宴会でヤリイカやスルメイカの切り身と一緒にツメイカの切り身を出してみましたが、見た目は同じでも見事にツメイカの切り身だけが残ってしまいました。
3.ダイオウイカの目撃例
 ダイオウイカの目撃例を調べてみました。
 1861年11月、カナリア諸島から出航したフランス汽船"Alecton" は海面にクジラより大きな生き物を発見して発砲し、体後部の一部を持って帰り、学会にはじめてダイオウイカの存在が明らかになりました。
 1878年11月2日、Timble Tickle 沖で頭から口まで6m(20f)、触手は10m(35f)ものダイオウイカが見つかり、双方をたせば16mにもなる大物でした。
 1965年にはソビエトの捕鯨船が海面で40トンものマッコウクジラとダイオウイカのバトルを観察しています。これは海中でのバトルが長引いて、息をしに海面に浮上してからもバトルが続いていたもののようです。ダイオウイカの頭はすでにクジラの口の中にあったようで、壮絶なバトルでマッコウクジラが勝利を収めましたが、捕鯨船にモリを打たれてしまったようです。
 1930年代にノルウェー海軍のタンカー"Braunswick"(15000トン)はダイオウイカに3回攻撃されています。しかし、最後はプロペラに巻き込まれてダイオウイカは死にました。
 このように、海面に浮いてきたダイオウイカは、海中の暖水にあうとこの温度がダイオウイカの浮力メカニズムに影響を与え、浮き上がってしまうようで、暖水の中では潜降できなくなっているようです。また、ダイオウイカの血液は高温では酸素が運べなくなることも発見されて、温かい海面ではやがて死んでしまうようです。
4.ダイオウイカを撮影する試み
 今、自然の姿のダイオウイカを撮影しようと動いているグループがあります。それはスミソニアン研究所の動物学者 Clyde F. E. Roper 博士のグループです。博士はフロリダの Fort Pierce 研究分室でダイオウイカの研究を担当している学芸員で、40年近くダイオウイカを研究しています。
 Clyde F. E. Roper 博士の研究によると、ダイオウイカは水深300m~1000mに生息していますが、まだ生きた状態では誰も見たことがありません。これまでの標本は、海岸に漂着したもの、マッコウクジラの胃の中から見つけたものでした。
 しかし最近の10年間は、これに加え、漁業用のネット(deep commercial fishing nets)で見つかることが多くなってきました。ですがダイオウイカは視力も良く、知恵もあって、敏捷なので捕まるのは病気であったり、動きのにぶいものであったり、愚かな個体であったりします。ですから映像を撮るにはなかなか手強い相手なのです。
 生きたダイオウイカの撮影は、他の専門家も協力して行われています。もちろんスミソニアン研究所の十名を超えるチームとマサチューセッツ工科大学のAUV研究チーム、そしてナショナルジオグラフィックのチームが参加しています。
 使用する潜水装置は、フロリダの Harbor Branch 海洋研究所の潜水船 "Johnson Sea-Link" と "Deep Rover" です。
 "Johnson Sea-Link"の名は発明家の Edwin Link と慈善家の Seward Johnson Jr.の名前から付けられてものです。"Johnson Sea-Link"と"Deep Rover"も大きなアクリル観察窓があり、視界も良く、特別な照明とカメラを備えて水深1000mまで潜航が可能です。
 1997年1月、"Johnson Sea-Link"はニュージーランドの南島沖の Kaikoura Canyon(この場所は険しい渓谷でマッコウクジラが多く生息しています。しかしこれまで調査は行われていない海域でした。)でダイオウイカの撮影を試みたのですが、どうもスラスター音と照明で回避されてしまい、観察することもできず撮影することもできませんでした。この後、2月3月には"Deep Rover"による2回目の挑戦が行われましたが、これもダイオウイカに回避されてしまいました。
 さらに Clyde F. E. Roper 博士はマッコウクジラの尾ヒレに"crittercam"と呼ばれるカメラを付けて潜水中の頭部方向の撮影を試みましたが、不幸にもダイオウイカは撮れていませんでした。このカメラは2~3時間後にクジラから離れて浮く仕組みになっていました。
 これまでダイオウイカの撮影に成功した例は1件だけです。国立科学博物館の動物学者窪寺恒己氏が撮影に成功したもので、2005年9月27日の科学雑誌「ネイチャー」に掲載されました。これによると2004年10月下旬に、小笠原諸島沖水深900mに吊されたイカとすりつぶしたエビを入れたバッグを下げたフックに全長8mのダイオウイカが掛かったものです。この様子がオートカメラで撮影されたもので、この映像が自然状態でのダイオウイカの最初の撮影となりました。 窪寺先生は
その後もNHKの協力を得て、高感度カメラで撮影を続け、自然状態のダイオウイカの撮影に成功しました、
5.マッコウクジラとのバトル
(深海でのマッコウクジラとのバトルは誰も見たことがないので、ここでは私の推考で書いています)
 マッコウクジラは体長18mにも達する地球上で最大の肉食獣です。このマッコウクジラの大好物が同じ体長18mにもなるダイオウイカです。マッコウクジラは深海へ潜水する能力があって、オスでは1000mから3000mも潜ることが知られています。
 先日、小笠原のマッコウクジラの潜降・浮上の様子をNHKで放映していましたが、潜降の様子では-50㎏ほどの浮力で滑空し、浮上は+20㎏ほどの浮力で浮上しているように見えました。この水中重量の差はどうしているのでしょうか? 体積を変えているのか? 謎が深まります。
(音でダイオウイカを探している)
 暗い深海でマッコウクジラはエコロケーションと呼ばれる"クリック音"を使っています。水中では音が一秒間に1500m届くので、その音を発してから戻ってくる音を聞き分けて餌を探しています。大きなダイオウイカですから、ワシがはるか上空からウサギなど見つけているように100~500m上空(?)でダイオウイカの存在が判るのでしょう。潜降中に餌を見つけるまではゆっくり旋回しながらクリック音を出して餌を見つるのでしょう。
 見つけたらマッコウクジラはフィンキックをするのではなく、滑空状態で音もなくダイオウイカに降りて近づきます。おおきなマッコウクジラが空から滑空状態で突然近づくのですから、餌の魚など大きな目で探しているダイオウイカも気がつかないようです。
(圧縮音でダメージを与える)
 ダイオウイカに20mほど近づいたマッコウクジラは、幅を狭めた、強い圧縮音をダイオウイカの大きな目に向けて放ちます。この強い衝撃音はダイオウイカの緻密な脳や神経にダメージを与え、大きな体が鈍い反応しかできなくなってしまいます。(この圧縮音による摂餌はイルカでも確認されています。)
(ダイオウイカの餌探し)
 ダイオウイカは体長18mもある巨大なイカで、アンモニアの浮力と大きな漏斗によるジェット水流で移動しますが、大きいあまり、餌の魚など移動して探すと動く気配に気がついて逃げられてしまいます。したがって動かずに待ち伏せ状態で、優れた視力の大きな目と巧みな触腕(折れている)を使って餌を捕っていると考えられます。
 ここに珍しい報告があります。第二次世界大戦の折、沈没船からの生存者達が海面に浮いていたところ、ダイオウイカが現れて海面の生存者を攻撃したとのことでした。海面でもこのようにダイオウイカが餌を捕ることがあるのかも知れません。
(ダイオウイカの回避能力)
 ですから、スラスター音や強い照明を持った潜水船や深海ロボットにもダイオウイカは反応して、ゆっくり回避しているようです。ダイオウイカの撮影は付加価値が高く、博物館やテレビ局がこれまで何回も撮影に挑戦していますが、さらに通常の調査潜航でもダイオウイカの映像が撮れない理由は、潜水船やロボットからは簡単に回避できる能力があるためでしょう。
 そんな回避能力に優れたダイオウイカでも、マッコウクジラには簡単に見つけられてしまうのです。
(しびれたダイオウイカ)
 マッコウクジラの下顎には2列の強力な歯が並んでいます。上顎はその歯が納まるくぼみがあるのみで上顎には歯はありません。
 マッコウクジラの圧縮音でしびれたダイオウイカを下顎で攻撃し、急所は頭部ですから、ここに鋭い歯を当てて攻撃します。グッタリしたダイオウイカのフィンのある頭からマッコウクジラの小さな口に入れば勝負ありでしょうか?
 これまで捕鯨船がマッコウクジラの腹部を開いたところ、生きたダイオウイカがそのまま出てきています。ダイオウイカを小さく裂いて食べているわけでなく、一匹を丸呑みしているのです。
(ダイオウイカにされたくないこと)
 マッコウクジラからみれば、苦手はダイオウイカの大きな口にある鋭いカラストンビ(吻)に目や頭の先端にある鼻など咬まれないことだけでしょう。これまでのマッコウクジラに付いた吸盤の跡を見ると、小さな口からダイオウイカが呑み込まれないように、吸盤で張り付く最後の抵抗のようです。
(制限時間のあるマッコウクジラ)
 マッコウクジラの潜水能力は水深3000mほどを60分もの長い時間を潜水できる高い能力がありますが、1回の潜水で、ダイオウイカを探す、圧縮音を当てる、ダイオウイカを攻める、ある時は逃げるダイオウイカを追いかける、大きなダイオウイカを小さな口から呑み込む、吸盤で張り付いた触手を呑み込むなど制限時間では終わらないと、海面までバトルが続くこともあるでしょう。また、浮力のあるダイオウイカを呑み込むことで海面に向かうマッコウクジラの浮力にプラスになります。
 しかし、こんなに苦労して深海へ潜り、大きなダイオウイカを探して食べなければならない理由は何でしょうか? もっと浅い海域で簡単に捕れる餌があるのではないでしょうか? 謎は深まるばかりです。
(竜涎香 Ambergris)
 マッコウクジラの胃の中にはダイオウイカのクチバシ(カラストンビ)などの未消化部分が残ります。このクチバシは腸など傷つけるので、四番目の胃袋に貯めて、時折口からクチバシだけを吐だします。それでも間違って、腸へ入ってしまったクチバシは腸を傷付ける危険なモノとして、腸の中で油などの粘膜に囲まれ、さらに時間が経過すると油で真珠のように厚く包まれて、排泄物として肛門から出てきます。これが"竜涎香(りゅうぜんこう)"です。
 全てのマッコウクジラが排出するわけではないので、病気のマッコウクジラが出すのではないか、ともかくごく一部のマッコウクジラの"ウンチ"が竜涎香と呼ばれ、軽いので海に浮いて空気に触れて成分が変わるのか、長く海を漂っていたものが高く取引され、ある時期は金の8倍もの価格で取引され、今は金と同等の1グラム20ドルで取引されています。
 2006年の1月には南オーストラリアで15㎏もの竜涎香が漂着しました。この竜涎香は香水や芳香や媚薬などに大昔から使われ、高い商品として、3300万円が発見者の手にはいりました。










地球最深部へ3回目の成功

2019年05月15日 | 日記
新たな最深部への潜航
 5月13日新たにマリアナ海溝最深部への潜航に成功し、10927mを記録した。
潜航したのは、アメリカ人Victor VescovoさんでTriton Submarines社が建造した、
潜水船DSV Limiting Factorによってチャレンジし、マリアナ海溝のエビ、巻貝、岩石などを採取してきた。







軍用イルカが話題に

2019年05月05日 | 日記
軍用イルカが話題に

 先ごろ、ノルエーで身体にハーネスを装着したシロイルカ(ベルーガ)が大きな話題
になり、マスコミでもコメントで盛り上がっています。 私が若いころ書いた記事を引用
していただいたのが、慶応義塾大学志木高等学校のブログ
http://www.shiki.keio.ac.jp/education/military_whales.html 軍用イルカとはです。
 今回のノルエーでの記事は2019年4月30日のBBCニュースに、ロシアのイルカス
パイを発見か」の記事であります。 ノルエーの北極海で発見されたロシア製のハー
ネスを装備したシロイルカはロシアのムルマンスク海軍基地から逃げ出したものでは
ないか?と言うものです。 これを受けてロシア海軍は、クリミアのセバストボリには
「軍用イルカ」の基地がある。と公表している。そこでの任務は、イルカによる海底調
査、海域防衛、特殊港湾のセキュリテーなどです。

 これまでアメリカ海軍は50年以上イルカ・アシカなどの研究調査を行い、機雷の掃
海、迅速な落下物の回収、ダイバー作業のサポート、重要考案の不審者侵入の警備
などを行ってきました。
 この任務の後ろで、イルカ・アシカの飼育技術、治療方法の研究、オープンウオータ
ーでの訓練方法、イルカの繁殖技術の向上、アシカの生息海域の保護法の制定、ス
トランディング。レスキュー技術の向上、学生たちへの飼育施設でのインターンシップ
の受入れ、膨大な海棲哺乳動物の研究論文の公表などが行われています。 具体的
には、米海軍のイルカは自然界から捕獲したものではなく、施設内で繁殖させたイル
カを使っています。日本ではまだ水族館のイルカは施設内での繁殖ができず、沿岸
でのイルカ漁から入手しています。 また、米海軍の施設近くでクジラやイルカの座礁
報告が寄せられると、専用チームが海上からいち早く駆けつけ、雑掌したクジラ、イル
カを診察して救助しています。
 日本でも、もっと海棲哺乳動物の研究論文が出るよう願っています。
参考:http://chikyu-to-umi.com/kaito/dolphin3.htm
   http://chikyu-to-umi.com/kaito/dolphin.htm








沈船タイタニック号へのツアー

2019年05月04日 | 日記
極限環境へのツアー

 近頃、ホリエモンのロケット打ち上げが成功したことで、宇宙空間へのツアーが具体的になってきた。 地上400キロの上空を飛んでいる宇宙ステーションに1週間滞在するツアー(55億7千万円)や、地上100キロの無重力空間に6分間滞在するツアー(1672万円)、地上100キロをスペースシップで旅行するツアー(2786万円)などがある。

一方で、深海へのツアーも人気が高い、その代表的なのが、3800mに沈んだタイタニック号を潜水船で訪れるツアー(1151万円)はすでに200人ほどが参加している。

このツアーではロシアの潜水船ミールを使って8時間の潜航で、タイタニック号の外観をパイロットの説明で見て、一部船内へのスリリングな視察もあり、沈船「タイタニック号」たっぷりの潜航ツアーだ。支援母船で2週間の乗船期間は、著名な深海探査の先生による講演や「ミール」を使った船内体験訓練、さらには、乗船中、豪華なミシュラン5星の食事が楽しめる。 このツアーを経験した人達は、「一生に一度のチャンス、こんなにワクワクしたツアー参加できて良かった。この経験が私の人生をより高めてくれた。 とても素晴らしい」と語っている。

 この高額な「沈船タイタニック号ツアー」は、現在でも予約問い合わせが多く寄せられている。







               


双子の潜水船「ミール」

2019年04月13日 | 日記
 双子の潜水船ミール

  1982年の完成したロシア科学アカデミーの潜水船「ミール」は、フィンランドの会社で設計。製造された。 支援母船はRN Akademik Mstislav Keldyshである。  潜水船「ミール」は、3人乗りで、水深6000mまで潜航能力がある。  「しんかい6500」「ノチール」はチタン合金を溶接して耐圧容器にしているが、「ミール」は溶接せずに、チタンよりさらに10%強度・重量比を持つ、maraging steel alloy マルエージング鋼合金でできている。 半球をボルトで接合して耐圧容器にしている。 この結果、水の密度に近く、鉄のバラストを使う他の潜水船より、バラストタンクの操作だけで上下動があ容易である。
 「ミール」のコックピットの内径は2.1m、窓の直径は200mm、1ケ、120mm2ケである。 1997年には、キャメロン監督の映画「アビス」に「ミール」が2隻使われ、カメラ。照明の役割で効率よく撮影された。










タイタニック号の悲劇

2019年04月12日 | 日記
タイタニック号の悲劇

 1912年、氷山と衝突した、タイタニックは、4月14日午前1時10分に、パニックが起きた。多くのサードクラスの乗客は、アッパーデッキへの道を禁じられていて、甲板に出られず右往左往せざるをえませんでした。

午前1時15分に船首が水面下に急降下し、午後2時までに水はプロムナードデッキから10フィート以内に達した。この間ずっと、船上に残った人々は救命艇に到達するのに苦労していました。

午前2.17時、タイタニック号の巨大な船尾が空中に昇り、船が海上で垂直になったときにプロペラがはっきりと見えました。ライトが点滅して消えた。突然タイタニック号が崩壊し、海底に急落し始めた。

救命艇はたった650人の乗客と乗組員で出発し、沈んだライナーの甲板に1,558人を残しました。救命艇の中では、水に濡れているのではないかと恐れ、近くの水域で凍っている何千人もの人々を拾うことを拒み、何人かの乗客は溺れかけている人々の苦痛な叫び声をかき消そうと歌い始めました。別の55人だけが凍った海を生き残り、705人の命を救うことができた。。






潜水船によるタイタニックツアー

2019年04月10日 | 日記
沈んだタイタニック号の観光ツアー  山田 海人

 キャメロン監督が制作した映画「タイタニック」は多くの国で上映され、成功をおさめた。 そして100年目にあたる2005年には、水深3800mに沈んだ「タイタニック号」を見に行く潜水船ツアーが行われた。 潜水地点は、41、44.0 N 49度、46.0西、水深12、465フィート/ 3,790メートルで、 潜水船はロシアのシルショフ海洋研究所所属の「ミール1」「ミール2」と支援母船で、14日間のクルーズは、8時間の潜航観光を含む、超富裕層向けの高級ツアーであった。
ツアーの講師は著名な「トリエステ」でマリアナ海溝の世界最深部へ潜航した二人のうちの一人ドン・ウオルシュ、深海生物学者などであった。一回のクルーズで12名で、「ミール」に2名が乗船し、一人のパイロット、計3名で合計6回の潜航で12名の乗客を3800mに沈む「タイタニック」へ連れていった。
潜水船によるタイタニックツアーは、宇宙空間へのツアーより貴重で、これまで197名がタイタニックを訪れ、ツアー価格は、2週間一人1151万円であった。当初は、3万800ドル(1998年)、5万9700ドル(20011年)が燃料費高騰を理由に値上げされてきた。今年もまだまだ多くの希望者に応えて、潜水船によるタイタニックツアーが企画されている。









タイタニック号の日 4月15日

2019年04月05日 | 日記
「タイタニックの日」4月15日

 豪華客船タイタニックは、1912年北大西洋ニューファウンドランド沖で氷山に衝突
して、水深3800mに沈んでしまいました。死者は1503名にも達する重大海難事故
でした。それから73年後の1986年、9月1日潜水船「アルビン」に載ったロバート・バ
ラードは、無人探査機「アルゴ・ジェイソン」が捜索した海域から、海底に横たわる「タ
イタニック号」の全貌を撮影したのです。
 タイタニックの沈んだ映像が公開されてから、多くの潜水調査船が「タイタニック」へ
潜航を重ね、気が付けば「タイタニック」の装飾品がほとんど回収され、一部は競売物
件として、販売されるほどでした。 その結果、手遅れではありますが、タイタニックへ
の潜航は、制限され、装飾品の回収はなくなった。
 「タイタニック」は重大海難事故ですが、多くの著名人が乗船し、生き延びた人、
亡くなった人などのドラマ、映画「タイやニック」の興行成功など人気を呼び、潜水船
で沈んだ「タイタニック」を訪れる「タイタニック・クルーズ」が企画されました。
潜水船「ミール」によるタイタニックツアー
 潜水船「ミール」の支援母船「Akademik Mstislav Keldysh」でのクルーズでは、朝食、
講義、昼食、講義、ティー・グッズ、講義、夕食、潜航映像、食事はオーストリア、ロシ
アのシェフによる豪華な食事でした。 タイタニックの遭難海域は、タイタニック号の難
破船の場所:41、44.0 N 49度、46.0西12、465フィート/ 3,790メートル で出航から3
8時間で潜航海域へ着きました。母船での講義は、ミールの責任者Dr. Anatoly Sagalevitch
.が行い、特に、ミールはキャメロン監督の「ミール」潜航に全て立会い、「アルビン」
の潜航時間8時間の潜水船に対し、「ミール」では潜航時間24時間の潜水艦だ
と強調していました。また、ミールは海洋の98%の海底をカバーすることができ、残り
の2%をカバーする潜水船を建造すると、5~6千万ドルかかるでしょう。ミールは10
0万ドルで建造しました。これまで、ミールは熱水噴出孔を調査しましたが、そこで50
種以上の新種を発見しました。次は「ミール」のオリエンテーションで、実際の「ミール」
に乗り込んで、7フィートの狭いコックピットに速く慣れることを体験しました。  注
意事項としては、アルコールやワセリンをベースにした、化粧品を使わないことでした。
座席はU字型で座ると膝が触れ合う狭さです。シートの中央席がパイロットのシートで、
前に操縦盤があります。トイレを使うときは、立ち上がって、腰にスカートのようなもの
を巻いて、便器に座ります。便器でオシッコをするとゲルに固まります。この時はどうも
男性の方が有利でした。 覗窓は3ヶ所あり、6インチの覗窓が乗客に一つづつあります。
私達は潜航前の日の昼食を最後に食事を断ちました。これまで、「ミール」で大便をし
た人はいないといわれことでしたので、汚いおむつで「ミール」から下船するのは恥だ
と思いました。これまでの食事で注意するのは、オナラの出やすい食事、脂肪の多い
い食糧を取らないことでした。また、船酔いも心配でバッグも用意されていました。

 こうして、タイタニックへ潜航しましたが、日本人のMasayoさんも一人で参加して
いました。 この航海では12名の乗客が載っていて、大半が大富豪でした。講義は、
マリアナ海溝へ潜航した、ドン・ウオルシュ、Don WalshとRalph White、Peter Batson
(deep sea biologist)が講師を務め、ダイオウイカなどの話、映像はキャメロン監
督の「アビス」を見ました。
 驚いたのは、潜航するときに、日本と同じように、カップ麺容器にサインをして、「ミ
ール」の外側に着け、潰れたカップ麺容器を記念にもらったことです。
 講義では、今回、タイタニックへ潜航した人は、とても冒険家で、宇宙空へ
出た人より少ないと言われていました。












深海の大型サメ メガマウス

2019年04月03日 | 日記
未知の深海には我々人間には計り知れない不思議な生態をしている深海魚がいます。 今回の紹介する深海魚は深海でプランクトンを食べている大型サメのメガマウスです。最初に発見されたのが1976年、そして31年を経た今でもまだ40個体も見つかっていない貴重なメガマウスです。皆さんの豊かな想像力を駆使して、謎に満ちた「メガマウス」の棲む深海の世界をイメージしてください。 1.メガマウスとは  メガマウスは深海の大型サメで Megamouth Shark と呼ばれています。
 深海を大きな身体で、ゆっくり泳ぎ、オキアミなどの甲殻類を食べているやさしい性格のプランクトンフィダーです。
 大きなサメでも臆病な性格で、これまで自然界で撮影されたこともないメガマウスです。
 学名は Megachasma pelagios で1983年に登録されました。

体長:メス 5.15m、オス 4m
分布:西インド洋を除くすべての熱帯海域。日本近海でも多くの個体が発見されています。
生息水深:150m~1000m
メガマウスの特徴:メガマウスは大型のサメのサイズであって、軟らかい頭と大きな口が特徴です。体形は、頭から広く、尾にかけて細く、どちらかといえば球根状です。頭には広く丸い鼻と適度なエラ孔、その顎には小さなフック状の歯が数多く並んでいます。そして口の中は銀色です。尾ビレの根元(尾柄)には遊泳力のあるサメに多いキールはありません。非対称の尾ビレです。

 他の深海ザメとの大きな違いは、海中での比重が軽いことです。
 メガマウスの肝臓はとても大きく、比重を軽くしている大きな役割をしています。他にも軟骨、筋肉、皮膚なども他の深海ザメのものとは異なって比重が軽くできています。こうしてメガマウスの中・深層での生活に有利な、浮きもせず、沈みもせずの身体が得られているのです。

2.メガマウスの発見  深海の大型サメ「メガマウス」の第一発見者は何と米海軍です。1976年11月15日、ハワイ・オアフ島 Kahuku ポイント沖で水上飛行艇のシーアンカーのテストを行っていたところ、米海軍のアンダーシーセンターの海洋調査船「AFB-14」は水深165mのシーアンカーにからんだ4.46mのオスのメガマウスを捕獲したのです。こうしてたまたまシーアンカーにからんだ大型サメが特異な形をしていたことでサメの研究者へ知らせが届き、新種の発見となりました。
 2匹目が見つかったのはそれから8年後の1984年11月29日、カリフォルニア・サンタカタリーナ島の沖合の深海ネット(水深38m)によって捕らえられました。この標本(Los Angeles County博物館蔵)は、オスで体長4.5mでした。
 これまでは太平洋でのみ発見されていましたが、3匹目は1988年8月18日にオーストラリアのパースの南Mandurah河口の近くで漂着した5.15mのオスの個体です(オーストラリア博物館蔵)。これによってメガマウスの分布はインド洋まで拡がったことになります。この時、最初はクジラと思われてサーファーが前日沖へ戻したにもかかわらず漂着してしまったものです。
 しかしこの12年間にわずか3個体という極めて希な標本で,しかもオスばかりの標本だったのです。ですがこの後、急激に各地からメガマウスの発見が相次ぎました。どうしてこれまで見つからなかったものが急に各地で発見されるようになったのか、まだ誰も説明できていません。
 最初のメガマウスのメスが発見されたのは、1994年11月29日に博多湾で漂着しているところを、野鳥観察者によって発見されました。この個体は貴重なメスで体長4.71m、体重790㎏でした。とても貴重な世界最初のメスでしたので、日本人さらに外国人研究者らも加わって科学的な解剖調査が行われました(海の中道マリンワールド蔵)。
 1989年6月12日に、500cmほどの大きなメガマウスが定置網にかかっていましたが、ウバザメと間違えられて海へ戻されたこともあります。性的に成熟したオス(180cm)は、ダカール、セネガルの沖合のマグロ漁で1995年5月4日に捕らえられました。
 次のメガマウスはさらに大西洋の若いオスでした。この標本は、ブラジル南部(A. Amorim)の沖合の延縄で、1995年9月18日に偶然につかまりました。
 2006年5月1日、相模湾で初めてのメガマウスが発見されました。湯河原沖の定置網に掛かっているのが見つかり、当初は活きていましたが衰弱していてやがて死亡が確認されました。体長5.6m、体重1.2トンの世界最大級のメス(京急油壺マリンパーク蔵)であることが判りました。

3.メガマウスの生態  発見された個体の少ないメガマウスの生態はこれまで謎だらけでした。しかし、5匹目の標本は生きていて、駿河湾で定置網に捕獲されていましたがウバザメと間違えられて海へ戻されました。これを機会に、発見された中には捕獲時に活きているものもいるだろうと、科学者はデータロガー取り付けの機会を伺っていました。そして6匹目にチャンスが巡ってきました。
 6匹目の個体は1990年10月21日にカリフォルニアのデイナポイントの沖合で流し網の中で捕らえられましたが、ほぼ元気であったので水深、時刻など記録できるデータロガーが取り付けられて495cmのオスは放流されました。その結果、50時間以上の貴重なデータが得られました。そのデータから日没から日の出までは水深17mの浅い水深でオキアミなどの甲殻類やクラゲなどを捕食し、日中は約170mの深い深海にいること(夜行性)が判明しました。つまり、中・深層で休憩し、夜間は浅い水深へ上昇して餌を取っているのです。これは餌のオキアミの垂直行動パターンと同じであることも判って、浅い水深で餌を取っているだけでなく、日中もオキアミと同じ水深にいるということは日中もオキアミを食べることもあるのかもしれません。

4.メガマウスの話題
(1)マッコウクジラに襲われる  1998年10月、インドネシアのManadoの沖合いでクジラの資源調査を行っていたイタリアのチームが貴重な生態を観察しました。それは三頭のマッコウクジラが一匹のメガマウスを攻撃しているのが観察されています。小型ボートで接近すると背びれとエラ部分にマッコウクジラから攻撃された傷が確認され、5mを超えるサメはもてあそばれているようでした。食べられるわけでもなく、単に攻撃を楽しんでいるようでした。この時の画像から13匹目のメガマウスと確認されました。 

おわりに  日本にも多く発見例があるメガマウスですが、まだ、深海での行動が撮影されていません。そして生態や繁殖などまだまだ多くのミステリーに包まれています。メガマウスはとても魅力ある深海の大型サメです。今後の発見例や深海での撮影で謎が少しずつでも明らかになることを期待しています。


チョウチンアンコウのオス

2019年03月27日 | 日記
今回ご紹介する深海魚は、謎に満ちたチョウチンアンコウのオスです。同じ種類なのに何故こうまでオスは違うのでしょうか? どうやってメスを見つけているのでしょうか?

1.チョウチンアンコウ  チョウチンアンコウの仲間には、アカグツをはじめいろいろな科があります。ここではオスがメスの体に寄生するミツクリエナガチョウチンアンコウ、ヒレナガチョウチンアンコウ、ビワアンコウ、オニアンコウを中心に紹介いたします。
 チョウチンアンコウの大部分はヒレのある軟らかいテニスボールのような形をしていて、あまり大きくなりません。胸ヒレを持っていないことも特徴の一つです。水深300~4,000mの深海の中層に生息しているので、水の動きとともに浮きもせず、沈みもせず、漂うように生活していて、あまり速くは泳げません。
 目は小さく、柔軟な薄い骨格を持っていて、ゼリーのようなやわらかい肉でおおわれています。そして皮膚は非常に薄くできていて、人の手が触れたり、網で触られたりすると容易に剥がれてしまいます。
 体の色は黒または灰色で目立たない色をしています。このチョウチンアンコウの色は、他の発光器を持つ魚などからの青白い光を吸収してしまうため、暗い深海でも見えにくくなっています。
 チョウチンアンコウは肉食で、発光器官はメスだけが持っています。ルアーと呼ばれる頭の前の器官に発光器があって、これで獲物を誘き寄せて捕食しています。発光はバクテリアによる青白い発光で、この光は遠くまで届きます。チョウチンアンコウの仲間にはこの発光器が顎の下にあるものもいますが、大半は頭の前に竿のような状態のルアーを備えています。
2.チョウチンアンコウのオス  チョウチンアンコウのメスは何百万個もの卵を産卵しています。産卵した卵の性比は1:1と言われています。しかし、繁殖するにはメス1に対してオスは16必要、あるいはメス1に対してオス6が必要などといろいろな説があるようです。
 ともかくオスとメスの大きな違いは体のサイズです。ミツクリエナガチョウチンアンコウではオスは2㎝、メスは40㎝です。ある例ではオス5.5㎝に対し、メスは30㎝でメスの腹部の後ろに逆さまの状態のオスが寄生していたそうです。
 チョウチンアンコウの産卵は深海の中層で行われていますが、卵は浮力があるので海面に浮上してふ化します。ふ化した稚魚や幼魚は餌の豊富な浅い海域でプランクトンを食べて育ち、成長に従い深海の中層へ降りてきます。
 チョウチンアンコウの選択肢は、メスを大きく育てて子孫を繁栄させる方法を選らんだので、メスには獲物を捕らえるルアーを与えたのです。そしてオスは成熟するまで孤独な生活をしていますが、発光器すらないのです。代わりに目はメスに比べると大きく、優れた嗅覚を持っています。また、鋭い歯も発達しています。ところが消化系は貧弱なようです。
 一方、メスは食欲が旺盛で成長も早く、顎も歯も強力で胃は大きく膨張できるので、大きな獲物も呑み込むことができます。成熟するに従い、発光器官などが発達するとともにフェロモンを放出するようになります。こうしてオスを誘惑するのです。
3.オスとメスが出逢った後  成熟が進んでくるとメスはオスを複数従えて泳いでいると言われています。深海の中層でどうやって繁殖のパートナーを見つけているのでしょう。偶然だけではなかなか出逢えません。オスは絶えずパートナーを捜し出す努力は惜しまないようです。さらに高度に発達した嗅覚でメスのフェロモンを感じ、近寄ってくるようです。
 オスは同じ仲間のメスと判ると体に噛みつきます。この時、先に説明した皮膚は薄く、ゼリーのような肉が効いてくるのです。オスは鋭い歯で噛みつき、さらにくさびのようなもので外れないように工夫しています。こうして暫くするとオスの口からメスの体へ“融合”を促進する酵素がリリースされます。するとオスの唇とメスの皮膚が血管レベルまで融合して行きます。こうしてメスの血管から栄養を摂るようになります。
 寄生したオスは次第に退化がはじまります。目は小さくなり、結局は目が消滅します。呼吸も自分では行わなくなりますが、栄養をもらってやや大きくなるようです。こうなるとそれらの体は一種の雌雄同体を形成します。この間にもメスは積極的にオスを誘惑し、他のオスが噛みついて寄生がはじまることもあります。
 メスの卵巣が発達してくると、血液中のホルモンから寄生しているオスの精巣も同様に発達してゆきます。少し大きくなったオスは内臓まで失われてゆきますが、精巣だけが大きくなります。さらに産卵のタイミングも血液ホルモンを通じてオスに伝わり、タイミング良く産卵と放精が行われるのです。こうしてチョウチンアンコウは、繁殖のパートナーを探すのに困難な深海で、メスはオスを寄生させて繁殖の機会を逃さずに産卵できるのです。
4.チョウチンアンコウのオスの発見  科学者が最初にチョウチンアンコウを捕らえた時、標本のすべてがメスであることが分かりましたが、オスは見つかりませんでした。しかし、それらのほとんどすべてに寄生生物が付いていました。そして後に、これらの「寄生生物」がオスのチョウチンアンコウだったことが判明したのです。こうして驚異のオスの生活が明らかになりました。
 今でも深海生物を代表するチョウチンアンコウですが、まだまさその生活は謎に満ちています。








インド洋初の熱水活動の発見

2019年03月10日 | 日記
無人探査機「かいこう」は2000年8月

世界で初めてインド洋での熱水噴出孔生物

群集を水深2450mで発見した。ここの

水温は360℃もの高温で放出していた。









熱水噴出孔の発見

2019年03月09日 | 日記
潜水調査船「アルビン」の発見

1977年ウッズホール海洋研究所の「アルビン」
は、スクリップス海洋研究所の注目地点ガラパゴス
諸島沖水深2500mへ潜航し、17℃の熱水噴出孔
に生息する化学合成生物群集を発見した。
こうして、研究者が現場へ出かけて行ったからこそ
発見できた世紀の発見でした。






しんかい2000の発見

2019年03月08日 | 日記
1984年有人潜水船しんかい2000は、初島沖水深1100mで
生きたシロウリガイを発見した。






潜水船のトイレ問題

2019年02月26日 | 日記
潜水船のトイレ問題   山田 海人

 水深3800mに沈んだタイタニック号を見に行くツアーがまた注目を集めています。2005年には、ロシアのミール2隻をチャーターして、197人がタイタニック号へ潜航しました。今年5月に再度タイタニック潜航ツアーが計画されています。 潜水船に6時間潜航します。皆さんは6~8時間トイレを使わないでいられますか? 
それは無理ですよね。 おしっこは、通常一日に1.5リットルから2リットル排尿し、6~8回トイレに行っています。 もちろん汗や水の摂取量によって変動はあります。 なので、潜水船に乗っている6時間だと、1度はおしっこがしたくなります。 大人の膀胱は、500ccから1000ccで、膀胱内の尿が溜まってくると尿意を感じ、 我慢していると観察に集中できずに大事なシーンを見逃してしまうかもしれません。 勿体ないことです。 コックピットにトイレはありませんが、携帯トイレがあるので、我慢は禁物、サッサと狭いコックピット内でおしっこを済ませて、覗窓からの観察に専念しましょう。 携帯トイレは車の渋滞時などによく使われるものなので、狭い場所で経験しておくことも大切です。
 また、朝8時におしっこを済ませたら、次は何時におしっこがしたくなるのか、シミュレーションしておくことが大切です。 長くトイレの間をとりたい方は、6時間(1日に4回)、つまり午後2時ごろまでは大丈夫と言う人もいます。 膀胱を空にする、膀胱に900ccほど溜めるなども長くトイレ間隔を保つ工夫です。 
潜水船に搭乗を予定されている方は、トイレの不安を少なくしておくことが大切で、事前に携帯トイレを使い慣れておく、朝8時に膀胱を空にして、何時間後におしっこがしたくなるのかおしっこ間隔を知っておくことも大切です。









海洋調査の始まり

2019年01月24日 | 日記
海底ケーブルから海洋調査が始まった

1858年 アメリカとヨーロッパがケーブルで繋がった。

このために水深計測、海底地形の調査が行われ、中央海嶺の存在が明らかになった