深海魚の特徴の一つに大食いがある。 このDeep-sea Black Swallowerは自分の二倍ほどの魚を食べる。 でもどうして黙って飲み込まれてしまうのか、なにか特殊な武器を持っているに違いない。
< 欧米人はクジラを決して食べない
18世紀の欧米の捕鯨船は2年から4年の長い航海だった。長い航海の食料は塩漬けの牛肉、豚肉、ビスケットが主だった。そのため乗員は不味く、ムカムカするような食事とビタミンCの欠乏で壊血病になって死亡する者が絶えなかった。 なのになぜ乗員は目の前のクジラの肉を食べなかったのだろう。生肉を食べていれば壊血病にもならず死ぬこともなかった。欧米人の乗員はクジラの肉を食べるぐらいなら死を選ぶ。だったのか。 そして欧米人は今でも言う「クジラを食べなければいけない理由はない」と。
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18世紀の欧米の捕鯨船は2年から4年の長い航海だった。長い航海の食料は塩漬けの牛肉、豚肉、ビスケットが主だった。そのため乗員は不味く、ムカムカするような食事とビタミンCの欠乏で壊血病になって死亡する者が絶えなかった。 なのになぜ乗員は目の前のクジラの肉を食べなかったのだろう。生肉を食べていれば壊血病にもならず死ぬこともなかった。欧米人の乗員はクジラの肉を食べるぐらいなら死を選ぶ。だったのか。 そして欧米人は今でも言う「クジラを食べなければいけない理由はない」と。
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19世紀捕鯨船が遭難すると何人かは無人島へ流れ着いて、飲み水も無く、食べ物もない砂浜の小島で生き延びた記録がある。。 カリブ海の小島ではナイフだけを頼りに産卵にやってくるウミガメを捕まえて3年間生き延びて救助された例がある。ウミガメの肉を食べ、甲羅は雨水を貯める容器にした。ウミガメの卵はうまかったという。 恵まれない小島の例では、ナイフと火打ち石を持った船員がタイドプールに溜まった雨水を飲み、カニをむさぼり、捕まえた海鳥の肉、血を飲みほし、海鳥の卵で111日間3人が生き延び救助された例がある。もちろん果物や飲み水に恵まれた小島でのサバイバルも報告されている。 これらの知識・経験は今でも海でのサバイバルに役立つ。