日本の海女は冷たい水温でも男性以上に長く海水に浸かっていられる。男性より皮下脂肪が厚いからだ。 それだけではない息こらえも長く、女性の方が海中作業に適していたと云われている。 海女は日本、韓国、南米の最南端のインディアンもいた。
韓国済州島の海女を調べたホン先生によると冷たい水温に適応できる身体になっているという。昔昭和40年頃までは日本も韓国もウエットスーツは無かったので肌着で潜っていたのだ。 こうして制限時間ができると乱獲には至らず資源保護の観点からも都合がいいのでこうしていたようだ。
女性が海に潜ってアワビなどを採る姿は日本の海女として浮世絵にもなっている。 どうも海でご主人を亡くした奥さんへの生活権を確保するための配慮に思える。 奥さんへ現金収入の機会と子供の教育経費をしっかり確保するためではないだろうか?