富山湾で有名なホタルイカは発光生物だ。 臓器から放つ光は仲間との通信に使われ、触手の先の光は捕食者から逃げるために使われている。ホタルイカの目は環境の明るさと生物発光の光を識別できる。 ホタルイカの発光はカラーバージョンがあり、発光生物の中でもホタルイカだけである。
クラゲの仲間でも深海のクラゲには発光するものがいる。水晶のように透明感があり、その体から発光している様子はとても美しい。深海発光クラゲはブルーからグリーンの光を放ち、仲間への危険を知らせる警戒信号と言われている。
これまで大きなロブスターは海に棲むイセエビだと思っていた。 しかし、タスマニアの山の清流に棲むタスマニアンロックロブスターは体長80センチ、体重5キロ、年齢40年になるものが最大と言われている。 生息数の少ない絶滅危惧種である。
スイスのロレックス社の深海用ダイバーズウオッチを支えているのはフランスのコメックス社であったが、コメックス社は合併したので今はIFREMER(国立海洋研究所)が支えている。多くの潜水装置(潜水船、ロボット)などがあるからだ。/strong>
18世紀の日本は見世物小屋で珍しい人魚の剥製を見せていた。 これは後の検査で分かったことだがサルと魚をうまく取り込んだ偽物だった。しかし、日本の剥製技術の素晴らしさを証明した展示物でもあった。 当時は海外からも引き合いがあったようで、欧米にも輸出されていたのかもしれない。
インド洋のモルディブ諸島は海面上昇に悩まされている。 1200もある島々は海抜1,8m以下で満潮になると海水に没してしまう。 そこで政府は近くの国の土地を購入したり、写真のようにミニフロートアイランドも企画しているようだ。