海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

大きなセコイアの木

2011年01月29日 | 日記
アメリカのヨセミテ国立公園には昔大きなセコイアの木があった。 1881年に根本の部分にトンネルが作られ多くの馬車や車が通過して巨木の文化を伝えた。 しかし、1969年に大雪が降って倒れてしまった。 この木は高さ70mにも達していたという。

オニアンコウの仲間

2011年01月28日 | 日記
大西洋とインド洋の深海の中層に漂うように生息するオニアンコウの仲間はメスの大きな身体(16㎝)に小さなオス(5㎝)を何匹も取り込んでいることで知られる。
このオニアンコウの仲間は Soft leafvent angler と呼ばれている。

深海生物のような蝶

2011年01月27日 | 日記
厳しい自然の中で生きている生き物はドキッとするような美しさがある。 厳しい自然は深海だけではない、地上も自然淘汰を考えると厳しさが一杯だ。 そんな中美しい蝶の姿を見ていると深海生物の美しさに似たものがある。

メッセージボトル

2011年01月24日 | 日記
写真のメッセージボトルはアラスカのネルソン潟で拾われたものです。 中の文章には34年前に放たれたものでハイスクールの生徒が海流を調べるために流された科学プロジェクトのものでした。

アメリカオオアカイカ

2011年01月18日 | 日記
ペルーやチリ沖の水深200~700mに群れて生息するのはアメリカオオアカイカだ。 英語名のフンボルトイカ(Humboldt Squid)の他にジャンボスキッド、ジャンボフライングスキッドと呼ばれ外套長は1mにもなる大型のイカだ。

新たに発見されたSquidworm

2011年01月17日 | 日記
スクリップス海洋研究所のKaren Osborn博士らがセレベス海の水深2,800mの中層で発見したのはSquidwormと呼ばれる珍しい生き物だ。 今回はROVでの調査であったが、深海には潜る度に新種が発見されるほどこれまで知られていない奇妙な生き物が多く生息している。

陸上動物の美しさ Ⅱ

2011年01月17日 | 日記
南北アメリカ大陸に分布するネコ科の肉食獣のピューマの顔だ。深海生物のように大きな目で鋭く獲物を狙う姿だ。 体長1.8m、体重100キロの陸上動物の肉食獣では最大級だ。 深海ではホホジロザメに相当するのかも知れない。 獲物の狙う鋭い目と敏捷な動きがしっかり表現されている。

陸上動物の美しさ

2011年01月16日 | 日記
私達ヒトは陸上を歩く生き物だ。同じ陸上の動物を身近に感じて、好意をもって見ている。 したがって陸上動物の美しさを高く評価しているのだ。
一方、深海の生き物は理解が進んでいない、身近でないとの判断で低く評価されてしまうような気がする。

中国の深海潜水艇「蚊竜号」

2011年01月13日 | 日記
 昨年の8月に中国科学技術部と国家海洋局は記者会見して、中国初の有人潜水艇「蚊竜号」が水深3,759mへの潜航テストに成功したと発表した。この深海潜水艇は3人乗りでパイロット1名、観察者2名である。最高深度は7,000mと日本の深海潜水船「しんかい6500」を越える耐圧能力がある。この実績で日本、ロシア、フランス、米国に並んで深海潜水船を有する国は5ヶ国となった。この「蚊竜号」は今後5千メートル、さらに7千メートルを目指す予定だ。

水中の光合成

2011年01月12日 | 日記
陸上の植物は光合成していても目に見えない。しかし水中、海中の植物藻類は光合成すると葉から気泡が出るので目に見える。 私達の身近な植物も光合成がもっと目に見えると「新鮮な空気を作っているみどりの大切さ」が良く分かると思う。

さかなクンと一緒に

2011年01月06日 | 日記
 さかなクンはクニマスの発見で陛下からお言葉をいただいてますます有名になりました。 さかなクンと私は数年前に中部電力のお仕事で愛知、三重、岐阜、静岡、長野などで一緒に深海生物のお話をさせていただきました。 いまは懐かしい思い出です。

ルイジアナ沖の油流出事故

2011年01月05日 | 日記
2010年4月21日にメキシコ湾ルイジアナ沖の石油掘削基地が爆発を起こした。この事故でDeepwater Horizon Oilrigは36時間燃え続け11名が死亡した。 水深1522mから流出した油は7月16日まで78万キロリットルもの史上最大の量に達した。 海岸ではペリカンが悲惨な状態になっていた。

水棲昆虫の凄い眼

2011年01月04日 | 日記
 幼虫の時代に水の中に棲んで餌を獲り、成虫になると大空を飛ぶ水棲昆虫は全く不思議ないきものだ。 水の世界の狭い視界の中で生きていたいきものが、ふ化したら大空を飛びまわり、飛んでいる小さな昆虫を捕まえて餌にする。 半端な眼では餌は捕まえられない。