海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

ホウライエソの顔

2010年12月29日 | 日記
このいかつい顔はホウライエソの顔だ。 顔の中でも大きな口には鋭い牙が並んでいる。 また、口もかなり出っ張る構造になっている。 目も大きい。 この顔をみていると深海の厳しい環境、弱肉強食、喰うか食われるかの深海が見えてくる。 一度噛みついたら離さないシブトイ性格も表れている。

深海の発光クラゲ

2010年12月27日 | 日記
深海には発光器官を持つ魚が多い。 深海のクラゲにも発光するものがいる。この写真のクラゲは青く緑色の発光を行うことで知られている。 1978年に発表された発光クラゲだ。

チョウチンアンコウ

2010年12月25日 | 日記
なが~いヒレが伸びたチョウチンアンコウの仲間だ。 彼らは発光器官を持たずに長いヒレが鋭い感覚器官になっているので、獲物が泳ぐ振動を捕えて捕獲するのだ。
まっ暗闇を生きるセンサーのような感覚器官が彼らの特徴になっている。

歴史上最大の油流出事故

2010年12月24日 | 日記
今年も残り少なくなったが、 今年を振り返ると4月21日にメキシコ湾ルイジアナ沖の油流出事故だ。 Deepwater Horizon oilrig は36時間も燃え続け11名が亡くなった。 この油流出事故は歴史上最大の事故となった。

ダイビングサイト世界10選

2010年12月20日 | 日記
ダイビング観光の業界が選んだ世界トップ10( 10 of the World's Most Wonderful Diving Sites)に選ばれたのはグレートバリヤーリーフ、レッドシー(エジプト)カイルア・コナ(ハワイ)、モルジブ、ビキニ環礁(マーシャル諸島)、Barracuda Point Sipadan Island, Little Cayman West Indies,Rocktail Bay South Africa(写真)Rangiroa Polynesia,The Blue Hole Belize,の10ヶ所だ。沖縄が選ばれていないのは残念だ。


江の島と富士山

2010年12月17日 | 日記
 海辺の風景世界10傑の中を見たら相模湾の風景が選ばれていた。 江の島と富士山の風景だ。 相模湾に住む者として嬉しい。
 私達が日ごろ見ている風景が世界のベスト10に選ばれているのだ。

Box Jellyfish

2010年12月15日 | 日記
アジアやオーストラリア海域には毒を持った海洋生物が多い。 なかでもBox Jellyfishはなんとも恐ろしい海洋生物だ。 1954年以降5,567人がBox Jellyfishの毒によって亡くなっている。 泳いでいる時に心臓マヒが起きたり、神経のマヒで溺れたり、浜辺での応急処置前に亡くなった方も多い。

シーワスプの持つ猛毒

2010年12月14日 | 日記
日本の海で怖がられている生き物にクラゲがある。 電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシやハブクラゲである。 いずれも刺胞に刺されると肌はケロイド状のやけどを起こし、跡が残ってしまう。 インド洋などで最も恐れられているのがシーワスプと呼ばれるクラゲだ。 何とこの一匹で60人もの大人を殺す毒を持っている。 泳いでいて刺されると浜へ戻る前に心臓マヒや意識不明で亡くなってしまう。 恐ろしい毒クラゲだ。

トビウオの選択肢

2010年12月14日 | 日記
 写真の魚は海面のトビウオの幼魚だ。 海面のカガミが幼魚の緊張を伝えている。 突然行くてをふさがれたトビウオ、このまま海面を突破するか、海面から空中へ飛び上がるか命をかけた選択肢が待っている。

ウミガメの受難

2010年12月14日 | 日記
 海底にはいろいろな人工物が落ちている。 なかでも危険なのが放置された漁具だ、 数十年生きると言われているウミガメも捨てられた魚網にかかって命を危うくしている。 運よくダイバーが見つけて撮影後に魚網を切って水面の空気を吸うことができた。 海中に捨てられた魚網は人知れず多くの生き物の命を奪っている。

ダイオウホウズキイカ

2010年12月13日 | 日記
無脊椎動物の中で最大になると言われているのがダイオウホウズキイカ(コロっサルスキッド)だ。ダイオウイカより大きく体長20mを越えることが分かって世界最大のイカとなった。
南極の氷の下に生息しこれまであまり捕獲されていなかった。 この写真のはこれまで発見されたダイオウホウズキイカの中では最小のサイズである。 それでもこんなに大きいのだ。

海ゴミなんとかして!

2010年12月11日 | 日記
イルカが手にしているのはビニール袋だ。 今や世界の海に人の使ったプラスチックやビニールのゴミが漂っている。 これらは分解しない、腐らないのでいつまでも海の生き物たちを痛めつけている。 クラゲと間違えて食べてしまい胃袋で溜まってしまったり、身体に絡んで泳げずに死んでしまったり、その被害は計り知れない。
 イルカは人に警告を発している。 海ゴミをなんとかして!!

Great white shark

2010年12月09日 | 日記
人喰いザメと呼ばれ、これまで最も多くの被害を与えたサメがこのGreat white sharkだ。 1580年から2008年の間のサメ被害を詳しく調査した結果、Great white sharkによって244件のサメ被害があり、その中で65人が死亡している。 他の人喰いザメの3倍の被害をGreat white sharkが与えていたのだ。