(注)当ブログでは10月15日まではネタバレ禁止でいきますので、ご了承ください。
本朝、なんばパークスシネマにて2205前章の初回を観てきました(^^)
金曜日とはいえ平日でしたから、お客さんの入りはどうかなぁと思っていましたが、しっかりお客さんは入っていましたね。
観終わった後のお客さん同士のお話や雰囲気も、概ね好意的なものが多かった気がします。
私個人の感想はというと、想像していた以上に「熱い」作品だったという印象でした。
キーとなる登場人物が想いをストレートに表現することが多く、それが結構なペースで連続するからかもしれません。
テンポの速い状況の変化と合せて、観ているこちらもテンションがどんどん上がってくることが自覚できましたし、実際、目頭を含めて(笑)何度も身体が熱くなりました。
もちろんそこには「曲」の効果もあったと思います(発進シーンで“あの曲”が流れた時は本当に体が震えました)。
メカ的には、youtubeで公開された冒頭部分に登場したパトロール艦以外にも、訓練宙域ではあの艦が出たり(全艦退役していなくてホッとしましたw)、月周辺での任務や事態の急変を告げたり分析したりする役割を担って、別のあの艦が出たりと、メカファンがニヤリとする部分も多かったと思います。
人によってはあからさまな「サービス」と言う方もいらっしゃるとは思いますが、そういう些細なことでもメカファンは喜ぶものですし、オリジナル版ではそうした点はおざなりにされることが多かったので、それらの艦の再登場は本当に嬉しかったですね。
嬉しかったと言えば、ガミラスから〇〇する船の種類の多いこと多いこと、しかもあの船はどこかで蜜を・・・・・・とか(笑)
また、本作では若者が増えたこともあって群像劇という描かれ方が強くなりました。
2202では追い詰められる古代がフォーカスされ過ぎたこともあってか、全編に渡って息苦しさみたいなものを覚えていましたが、2205ではそういったことはなく、肩の力が抜けるところは抜ける、しっかりと緩急がある感じです。
また、2202では各章ラストの「引っぱり」が強すぎて、「次章が気になる」という気持ちよりもフラストレーションが募ることが多かったのですが、この前章の終わりは丁度いいぐらいの「引っぱり」と「締め」のバランスでしたね(笑)
ただ、監督自身も仰られるように、「目一杯まで詰め込んでいる」感は2202以上かもしれません。
その分、「間」が不足してしまったからか、ちゃんと理屈で説明されていても、どうしても唐突に思えてしまった部分が終盤にありました。
但し、劇場公開版は各話毎の切れ目が無いぶん、それをより強く感じてしまっている可能性があります。
各話毎にオープニングやエンディング、一週間の時間差があれば、このあたりの「間」も丁度良く感じられるかもしれず、この後BDで確認してみようと思います。
しかしそうした「目一杯」や「間」はオリジナル版「新たなる」の基本フォーマット(地球とガミラス本星/イスカンダルの距離)的に避けられない部分でもあると思います。
この点を少しでも解消すべく、作中では様々な手段が講じられており、この点は素直に「なるほど」と思いました。
ただそれでも、未だ作品構成要素の取捨選択が徹底されていない部分もある気がします。
正直「ここは(この人たちは)不要だったのでは?」と思う部分もあり、それらの部分が後章でどのように活かされるか次第でも自分の中での評価が変わりそうです。
ちょっと厳しいことも書きましたが、全体としては非常に観ていて面白く、満足度の高い作品だった点は断言できます。
是非劇場公開期間中の鑑賞をお勧めしたいですが、コロナのことや劇場までの距離の関係で劇場鑑賞が難しい方にはダウンロード版も公開されていますので是非是非(^^)
また本日、前章に続く後章の公開は2022年2月4日からと発表になりました。
インターバルが四ヶ月とは思ったより早かったですね!!
グレートプレアデスに加えてゴルバも登場するようですし、あんな台詞やこんな台詞もちゃんと使われるみたいで、こちらも今から公開が待ち遠しいです(^^)
タイトルは「STASHA(スターシャ)」・・・ウーム、なんか意味深な・・・。
楽しみと言えば、劇場鑑賞の帰り、梅田のヨドバシカメラに立ち寄りましたが、まだメカコレ・デウスーラⅢ世は発売されておられず、店頭に並ぶのは明日になりそうですね。
1/1000アスカの発売は今月末。残念ながら1/1000ヒュウガや同じく1/1000のデウスーラⅢ世、グレートプレアデスは現時点では発売の予定はないようですが、2205という作品が盛り上がり、既に発売が決定しているキットが売れれば、それら艦艇が発売される可能性も出てくると思いますので、買えるキットはしっかり買い集めたいと思います(^^)
そんなこんなでネタバレなしで第一回の記事を書きましたが、ネタバレ有でどうしても言及したい部分もありまして、そちらは来週に改めて記事にしたいと思います(^^)
金曜午後に休暇を取って、2年ぶりに県境をまたぎ見に行きました。
あまり期待しないで行ったので、とても満足して帰りました。ヒュウガの活躍を楽しみにしていましたがアスカも良い描写だったと思います。とりあえず前章を見た感じではではヤマト以上に(暗黒星団側には)厄介な相手の気がしました。しかし、あの雑魚でしかなかった主力戦艦級がこれだけ活躍するとは。それからコスモタイガー2のテーマがとても心地よかったです。
後章もあのセリフが出てくるようですので、オリジナルをなぞるのでしょうが、自滅というか自爆はあまり見たくないですね。
駄文をすみませんでした。
とにかく”良かった”の一言です。
旧作を知っていて、2199で復帰して、2202で心が離れてしまった方には、特にダマされたと思って観て頂きたいです。
まあ、”あの曲”には私もヤラれました。完全に不意討ちというか闇討ちというか(笑)
あとは何といっても古代の”あのセリフ”だと思いますが、それはネタバレ解禁後の記事を楽しみにしております。
先週末、映画館で観てきました。緩急の付け所が本当に良くて、気づいたら終わってしまったという感じでした。
ネタバレを避けるため、内容についてはあまり言及しませんが、土門がどことなく旧作の古代に似ているなと感じました。今後の彼の活躍に期待したいです。
2199と2202のどちらもが、ネット上の反応や映画館での観客の様子を振り返ると、全ての世代に受け入れられたとは言いにくいと個人的には感じておりましたが、2205は世代に関係なく多くの人が楽しんでいる印象を受けており、本当に良かったと思います。このままの状態で着地点を見出し、次につなげてほしいと切に願うばかりです。
2202については敢えて言及する必要もないと思いますが、2199も終盤、往年のデスラーファンを怒らせたり、波動砲の封印とそのために砲口にフタをすることで、多くのファンの不興を買っていました。2205はそういうことがないようにしてほしいものです。
旧作からのキャラを上手く使ってます…ガルマンの彼が長髪だなんてパンフ見てから「やられた!」と思いました。
「簡潔」で深く刺さる台詞回しが福井氏の冗長なそれと大きく異なる辺り脚本そのものはほぼ皆川さんで福井氏は構成だけに徹して極力手を出していないように感じました。
旧作とPS版の拾うべきところを拾い、老害の罵声をスルーしながら細かいとこに目を瞑って2199~2202の流れを繋げた辺り素直に賞賛します、あっちだけ立てたらこっちは立たなかった2202の反省が生きてる。
福井氏お得意の旧作の断片をこだわりの部分を中心にパズルのピースのように組み立てる手法にスタッフ全員からの新たな人物やアイデアで肉付けして見事に組みあがりました。