さて、今回も第一章と同様、気付いた点をメモしていきますφ( ̄∇ ̄o)ゞ
ただ、第一章と違って話数が多いので、記事は二回に分けることにしました(^_^;)
特に第三話はワープに対艦戦闘、波動砲発射とテンコ盛りなので、果てしなくメモが伸びていきましたとさ・・・・・・(汗)
さて、では早速始めていきましょう♪
ネタ元は劇中描写や台詞以外にも、絵コンテやBD内ブックレット、オーディオコメンタリー、パンフレットからの情報も含まれています(一部コミック版も)。

第三話
・キリシマにはメ号作戦時に被った弾痕多数。修理未了のまま見送り任務。(※コミック版のみ全火力を動員して巨大ミサイル阻止任務に就く。阻止には失敗するも、限定的な遅滞に成功する。艦首ショックカノンは未使用)
・空間防衛総隊司令官である土方宙将も座乗。
・ヤマトの波動エンジン名称あれこれ。『次元波動振幅反応炉機関』『次元波動超弦跳躍機関』『ロ号艦本イ式波動缶』
・真田さんのターンw
ワープ航法:ワームホールを人為的に発生させ、実質的に光速を超える航法。時空を歪曲させることで、離れたA地点からB地点へと一瞬にして跳躍する。従来、ワームホールを形成するに足る膨大なエネルギーの生成は不可能とされていたが、真空中のエネルギーを汲み上げて余剰次元を開放、時空を歪曲化する次元波動エンジンの存在によって初めて実現した。但し、タイミングを違えると、時空連続帯に歪みを生み、宇宙そのものを相転移させてしまうこともありえる(劇中の真田さんの説明に、絵コンテとBDブックレットで補足)
・新見さんのターンw
次元波動爆縮放射機:通称『波動砲』。「波動エンジン内で解放された余剰次元を射線上に展開、超重力で形成されたマイクロブラックホールが瞬時にホーキング輻射を放ち――」。
・画面表示されている模式図にて、各部名称には以下のようなものが。『次元波動振幅反応炉機関』『突入ボルト(STRIKER BOLT)『平滑(?)コンデンサ全波整流回路』『重力波圧縮室(GRAVITY WAVE COMPRESSION CHAMBER)』『伝導管1.2.3(CONDUCTING TUBE)』『波動炉心(REACTOR CORE)』『重力波圧縮室(GRAVITY WABE COMPRESSION CHAMBER)』『圧縮調整室(PRESSURE-REGULATING UNIT』『主ノズル(MAIN NOZZLE)』『供給原動機(COGENERATION SYSTEM)』『主タービン(MAIN TURBINE)』『タ粒子発振増幅制御装置(TACHYON PARTICLES OSILLATOR CONTROL UNIT)』『供給原動機(COGENERATION SYSTEM)』『(74式)補助〇〇』
・伝導管が三つあるのは、三基の主砲塔に供給するから?(違うか)。伝導管はコンデンサに直結されており、それぞれがナンバリングされている。
・徳川機関長の手にしたマニュアル。BDなら頑張れば一字一句までも読めますw
・機関部の情報パネルには『BLOCK01-11』の表示。バージョンアップもするのかな?
・2199のワープは空間を“落ちていく”印象。
・ワープ直後に艦体から剥がれ落ちているのは氷(オーディオコメンタリー)
・安定翼は上面が艦体色、下面が艦底色(オーディオコメンタリー)
・地面でガリガリやっても大丈夫な第三艦橋もすごいが、その後ろの細いアンテナはもっとスゴいw
・錨(ロケットアンカー)近くに専用室(射出制御している?)あり。
・AU09:ヤマトの自律型サブコンピューター。サブコンピューターってことは、非常時にはメインコンピューターに接続して、リモートでヤマトを動かしたりもできるのかな?
・浮遊大陸補給基地の在泊艦艇はデストリア級一、クリピテラ級三。
・浮遊大陸はガミラス本星から木星に移植されたもの(パンフレットには『~ようだ』と記載されており、断定は避けられている)。
・クリピテラ級三隻並ぶと、妙に“目”が可愛いw

・実体弾である三式融合弾はショックカノンより射程が短い。
・機関停止中はショックカノン使用不可。但し、浮遊大陸ではバイパスを通すことで数発のショックカノン主砲射撃(画面上で確認できるのは九発)が可能となった。炉心の残留エネルギーを主砲塔に供給したのかな?
・三式弾が使用可能なのは、前部の一番・二番主砲及び一番副砲のみ。砲塔下部の給弾室から装填。三番主砲並びに二番副砲は、砲塔下部に格納庫が存在する為、給弾室のスペースを確保できず、三式弾使用不可。尚、三式融合弾は燃焼薬莢方式(パンフレット)。
・火器管制画面での表示は、デストリア級は『C001』、クリピテラ級は『D001,D002,D003』。駆逐艦であるクリピテラ級のD表記(駆逐艦)は分かるのですが、デストリア級のC表記(巡洋艦?)はB表記(戦艦)の方が良いような・・・・・・。クリピテラ級はガミラス自身の分類は“重巡”ですが、地球側は“戦艦”と分類しているのですから。絵コンテによると、クリピテラ級にあたる艦は一貫して『巡洋艦』と書かれているので、修正漏れか初期稿の名残かも。
・副砲三式弾よりもガミラス魚雷の射程の方が長い。クリピテラ級一番艦、何故魚雷を撃たない!?もう射程に入ってるだろ!!後方の三番艦はさっさと撃ってるぞ!!(いや、まぁ、迎撃や回避が困難な至近距離まで肉薄しようとして副砲に討ち取られたのかもしれませんがw)
・ガミラス魚雷を阻止したパルスレーザーは、一二・七サンチ高角速射光線砲(パンフレット)。砲塔には四連装や連装など複数の形式がありますが、砲そのものは全部一二・七サンチ口径なのかな?
・『副砲、撃ち方始めっ!!』ヤマト史上、この命令は初ではなかろうか。
・波動砲用のシャッターはちゃんと開きます。
・波動砲発射シーケンスの抜粋。
「総員、準備にかかれ。取舵反転、艦首を浮遊大陸に向けよ」(沖田艦長)
「艦内の電源を再起動時に備えて非常用に切り替える」(真田副長)
「操艦を戦術長に回せ」(沖田艦長)
「戦術長に回します」(島航海長)
「戦術長、いただきました」(古代戦術長)
「座標送れ」(沖田艦長)
「艦首を大陸中心に向けます」(古代戦術長)
「波動砲への回路開け」(沖田艦長)
「回路開きます。非常弁全閉鎖。強制注入器作動」(徳川機関長)
「安全装置解除」(沖田艦長)
「セーフティーロック解除。強制注入器作動を確認。最終セーフティー解除」(古代戦術長)
「ターゲットスコープ、オープン」(古代戦術長)
「薬室内タキオン粒子圧力上昇、(エネルギー充填率数値読み上げ)、エネルギー充填120%」(南部砲雷長)
【次元波動爆縮放射機管制盤の最大時表示は圧力71.6TPa、VEROCITY(速度?)17.41、CONDENSER①-④84.6,②-⑤83.0,③-⑥87.1、GENERATOR120%】
「浮遊大陸――(方位・距離・相対速度読み上げ)」(森船務長)
「艦首、軸線に乗った」(古代戦術長)
「照準、誤差修正+二度」(古代戦術長)
「波動砲発射用意、対ショック・対閃光防御」(沖田艦長)
【艦橋全要員、ゴーグル着用。更に艦橋窓も減眩モードへ】
「電影クロスゲージ明度二〇、照準固定」(古代戦術長)
「発射一〇秒前――(カウントダウン)」(南部砲雷長)
「撃てっ」(沖田艦長)
【古代戦術長、トリガーを絞る】
・崩壊、消滅していく浮遊大陸。砕け散るクリピテラ級・・・・・・ん?旧作(1974)では最後まで波動砲で敵艦を吹き飛ばすことは無かったですが、2199ではそれには拘泥しないのかもしれませんね。
・艦橋測距儀は波動砲用らしい(オーディオコメンタリー)

第四話
・ゲシュタムジャンプ=超空間ジャンプ
・ゲール司令:銀河方面軍を預かっている。
・『(大荒れの木星大気層を見て)何を使ったら、こんな真似ができるんだ?(シュルツ)』。基本的にはヤマトの次元波動機関と同じ原理という“ゲシュタムドライブ”を用いながら、ガミラスでは波動砲的な兵器は(少なくとも)一般化されていないようです。
・国連“ヤマト計画本部”が立てた航海スケジュールには冥王星でのタイムロスは含まれていない。ネ2号作戦の実施判断はヤマトに委ねられている。でも、ガミラス冥王星基地が存続するかしていなかによって、地球と人類のタイムリミットは変化してくると思うんですけど・・・・・・どうなんだろう?もし冥王星基地が存続し、ガミラスの攻撃も続くと想定して滅亡のタイムリミットが設定されたのなら、冥王星基地の壊滅によってタイムリミットも緩和されると思うのですが・・・・・・まぁ、些事ですかねw
・島、君はいいヤツだw
・コンデンサの一部が溶けかかっています。波動砲発射で蓄電容量を超えたのかな?修理にはコスモナイト90が必要です。エンケラドゥスに向かいます。採掘場があるくらいなので、イスカンダルからの波動機関技術供与前からコスモナイトの精製技術は地球に存在していたようです。
・ランチメニュー:金曜のおすすめ『宇宙海軍カレーセット』。その他『太陽風燃えてるチャーハン』『アトリア風スペースジャンバラヤ』『完熟トマトの回転楕円形半熟オムレツ』
・デザート&ドリンク:本日のおすすめデザート『ヤマトどら焼』『マゼランパフェ』。季節のスペシャル『いちじくとナッツの星雲タルト』『ブラックホールケーキ』『コスモビスケット』『ソフトクリーム(バニラ/ストロベリー/チョコレート)』。ドリンク『やまとビール(ノンアル?w)』『オレンジジュース』『やまとサイダー』『コーヒー(HOT/ICE)』『紅茶(HOT/ICE)』『ココア(HOT/ICE)』
・『合成さんまの蒲焼き』『豚の〇〇(読めず)』
・丼『アステロイ丼』『連星あなご丼』『銀河丼』『本日のご当地丼』。パスタ『きのことチーズの遠赤外線パスタ』『海王星パスタ』
・オムシス(O.M.C.S)・・・・・・食料を無尽蔵に作るそうですが・・・・・・原料は考えてはいけませんw
・真田さんが読んでいるのは中原中也詩集。開いているページは『生ひ立ちの歌』。
・島のお父さんの階級章を読み取りたかったのですが、山型ライン+横線が二本か三本?一佐か二佐だと思ったのですが・・・・・・よく見えませんでした。
・コスモファルコン格納庫(後部中央第二格納庫)は格納容積と作業空間を確保する為に慣性制御を切っている(無重力状態)。
・コスモシーガルは二機しか搭載されていませんが、早くも一機が完全破壊。ところで、公式Webの機体説明には空間騎兵を最大二四名収容可能とありますが、本作のヤマトには空間騎兵は搭乗しているのでしょうか?
・サルバー-S-Ⅵ型重戦車、走行間射撃でコスモシーガルに初弾命中。採掘用レーザー(?)では傷一つ付きませんでした。でも、コスモゼロの機関砲(カノン砲)は上面装甲を見事貫通、撃破。
・コスモゼロの機首の“あの穴”が機関砲口だったとは。旧作のコスモゼロにも同じ場所に同じ穴がありますが、同じように機関砲の設定もあったのでしょうか?
・コスモゼロ加藤機のミサイル回避機動。ガミラスミサイルにフレアは有効らしい。
・メディックの女の子、プロフェッショナリズムの発露は良かったです。
・古代、コスモガンの構え方がちょっと変。それじゃ、科特隊かウルトラ警備隊だw
・拾った“旧式”コスモガンは2114年式、グリップ後部に古代守の刻印。デザインは・・・・・・まんま旧作のコスモガン、発砲音もw 旧作コスモガンは一四年式って設定があったので芸が細かいですね。これに対し、古代が途中で落っことした現行コスモガンは九七式(通称:コスモニューナンブ)。せっかくなので九七式の発砲音も聞いてみたかったです。
・ユキカゼ乗員は二四名。
・ところで・・・・・・エンケラドゥスって直径500kmくらいの小さな衛星なんですけど、普通に1Gくらいありそうな描写でしたね(^_^;)
ふぅ~~~、とりあえず今のところはこんなところでしょうか(^_^)
また気付いた点があれば書き足したいとも思います。
>真田さん
イメージからはヴィトゲンシュタインとかフッサール辺りの哲学系を愛読してそうなのに、中原中也は以外でした。私も詳しい訳でありませんが、スタッフの趣味ですかね。
>超弦跳躍機関
あのマニュアルはBDだと、はっきり読めるんですか。うーん、やはり、すぐ買うかな?
>玲
今後も国連宇宙軍のルーデルとして頑張って欲しいですw(戦艦も大破着底できれば完璧)。
むしろガミラス側にそういうキャラが出てきそうですが。
・投射型火砲
旧地球艦には実体弾火砲が搭載されてないと前回書きましたが、そういえば磯風型は127mm対艦砲が装備してましたね。しかも、ガミラス艦の対ビームフィールドや対デブリフィールドを感知すると、一気に増速する徹甲弾も。対ビームはミゴヴェザーなのでしょうが、対デブリは重力場か何かで運動量を偏向させるとかでしょうかね。対デブリのように、速度や軌道が定まったものは偏向できるが、誘導弾やこの徹甲弾のような変化球には通用しないと。
でもデブリというかメテオロイドは秒速数kmから数十kmで飛来するため途方もない運動エネルギーを持っている以上、正直、通常の炸薬系の火砲では比較にならない筈ですが、発射後の増速だけで大幅な運動エネルギーを確保しているのか分かりませんね。成形炸薬的でも無いようですし、三式融合弾も徹甲榴弾的表現でしたし。
>エンケラドゥス上の1G表現
そうなんですよね。あれだけ、慣性制御している、してないに描写こだわるなら、天体上の動作表現にもこだわらないと素人目にも可笑しいだろうと、思ってました。どうせ、わからないだろうと高くくるなら、視聴者を馬鹿にしてるし、演出上の表現とかで言い訳するなら、もっと重力の大きいタイタンのままで良いだろうにと、ちょっと憤慨です。
せっかく、監修に半田陛下がいるのに。
早々のコメントありがとうございますm(__)m
> 中原中也
7月10日の新宿ピカデリーのヤマトークで監督が「4話で(真田さんが)中原中也を読んでいるのは今後の前ふり」「でも中原中也を本当に理解して読んでいるのかが肝」と発言されていたそうなので、何かしらの意味があるようですね。
> マニュアル
読めますよw 根気と根性、、、ちょっとだけ大きいテレビがあった方がいいと思いますけどね(^_^;)
> ルーデル
あのカノン砲は三七ミリ口径だったのかもしれませんねw
あの状況下では設定付けが難しいと思いますが、両翼下にガンポッド形式のカノン砲吊るしているとかでも興奮度は倍増したかもしれませんね(^_^)
> 一二・七サンチ対艦砲
特に記載を見たことがないんですけど、やっぱりこの砲は実体弾なんですかね(^_^;)
あるいは、メ号作戦時の磯風型の何隻かは、この対艦砲に三式融合弾の試作品を
搭載したりしていたのかも。
……どっちかって言うと、逃げた艦の事を忘れていたって気もしますがw
にしても万が一あのクリピテラ級が冥王星基地まで逃げていたらヤマトの持つ最終兵器波動砲の威力がガミラス側に漏れていた訳で、それこそシュルツ司令はヤマトを大きな脅威と見做し、反射衛星砲だけでなく全艦隊を以って迎撃していたかもしれませんね。
……あのクリピテラ級の生存がガミラス勝利のフラグだったのかも?w
>フレア
まあ、現代のフレアも進歩してきてますから、2199の世界でも見た目は単純な高熱源体ぽいですが、コスモゼロの発するシグネチャーそっくりの赤外線(に限りませんが)パターンや形状識別、ドップラー遷移も模擬するデコイ的なものかも知れませんね。あるいはガミラスのAAMの中でも旧式な二線級のミサイルだったのかも知れませんが。(露骨に本国部隊仕様と二等部隊仕様と分けているかも)
>12.7サンチ対艦砲
コミック版巻末でならはっきり読めるのですが、ユキカゼのフロントアングルの設定図に120ミリと書かれていますが、前コメの徹甲弾の仕様も含めて ”砲身長5mくらいの戦車砲程度”のものとか、”徹甲弾や対艦榴弾など様様な弾種が使える”となってましたので、やはり実体弾火砲かと。磯風型は金剛型や村雨型と違って、内惑星戦争後に宙雷艇のコンセプトを継承して建造されたとのことですから、近接(実体弾)砲雷戦に対応することで、長距離砲戦の難しいガミラス戦では他種の艦よりは有効な艦艇だったと推測します。
三式融合弾も、口径が合うものが用意できれば、試製魚雷と同じく、難業に挑む第一艦隊の餞別に特別に融通するという話もヤマトらしくてありかと思います。
こんにちは(^_^)
> (巻き込まれた)クリピテラ級
この艦、劇中では他艦が全て沈められて撤退していますが、絵コンテにある初期稿では結構粘るんですよね(^_^)
もしこの艦が生き延びて、波動砲発射時の観測データーをシュルツに送っていたら・・・・・・はてさて、ヤマトはどうなっていたことやら(^_^;)
> 一二・七サンチ対艦砲
コミック巻末の設定資料を見落としてました!!“o(><)o”
設定を読むと、磯風型って艦というよりも大型攻撃機にも近い戦闘艇のイメージが強くなりますね。
宇宙魚雷やミサイルより弾速も早いでしょうから、大・中型艦の艦首ショックカノンと同様に、地球艦の数少ない有効兵器だったのかもしれません。