goo blog サービス終了のお知らせ 

Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

神出鬼没

2011-05-31 18:38:51 | ギター・ライフ
MAKKY GUITAR SCHOOL名義では、おもに吉祥寺でレッスン
していますが、要望に従ってときには渋谷、目黒、原宿にも
出張しています。

それ以外ではKAWAI MUSIC SCHOOLで品川、表参道、
武蔵小山、立川。
要町のプラサ・ギターラで土曜。(ここでは月イチアンサンブルも)
アウラさんで金曜に秋葉原、日曜午前に渋谷。

間を縫って、自宅でもレッスン。

明日水曜は変則的にギターラさんに行き、帰って自宅レッスン。

めまぐるしいけど、退屈しないです。
いま現在はそんなスケジュールです。

ロックな魂

2011-05-28 22:46:42 | ギター・ライフ
震災以来、久しぶりにレッスンを受けて下さる
中学生の生徒さんが明日いらっしゃる。

彼は家庭の事情で群馬に引っ越したのだが、だいたい
月イチペースで上京して習いに来てくれている。

地元でもギターは習えると思えるのだが、あえて
来てくれるその心意気が嬉しい。

これこそロックな生き方というか、
「音楽する魂」の発露ではないかと思えるのだ。

アメリカン・ハードロック系が好きな彼だが、
最近7弦ギターを入手したらしく、

「先生も7弦ギターで教えてくれますか?
 これで作曲してみたいんです。」

と電話して来た。

もちろん異存のあるはずも無い。
レッスンが楽しみです。^^

「ラボ」ってなに?

2011-05-26 11:45:47 | ギター・ライフ
ラボ(アンサンブル・ラボ)について詳しく
教えて下さいと聞かれました。

もともとはlaboratory(実験室、大学の演習)の
ことでして、バークリー音大では通称でLab。

日本人留学生はラボと読んでました。
アンサンブル・ラボの名称はここから来ています。

楽譜やコードのリーディング等を、アンサンブル/
セッションの前段階として主にグループで練習する
コースです。

(現在個人でも受け付け中)。

とくにエレキ・ギター奏者が苦手としがちな楽譜の初見
や、コードのリーディングの練習を、実際のさまざまな
楽曲を使用しながら行います。

コードにしても、曲における実践的な使い方は、
いわゆる「コード・ブック」に書いてあるものとは
けっこう違うものです。

セッションやアンサンブルの前準備として。
また自分のギター・スタイルを模索し、確立
するきっかけとして、お勧めできます。

良薬口に苦し!

2011-05-24 23:30:07 | ギター・ライフ
得意なものをどんどん伸ばせ、という指導法と
不得意教科こそ鍛えるべきだ、という指導法。

それぞれ一長一短があると思うが、
麻雀の雀鬼・桜井章一先生にいわせると、

得意なものを伸ばしても足し算にしかならないが
不得意を得意にするとかけ算の勢いで実力がのびるのだ
そうだ。

それだけ不得意を得意にするというのは難しいことで。

バークリー時代はロックギターとクラシック作曲は
大好きだったが、ジャズのスタンダードを憶えて弾くのは
あまり好きでなかった。

いまいち型にハマった職人芸、伝統芸が当時肌にあわず
創造性が発揮できないような気がしていたから
なのだが、先生が一生懸命教えてくれ書いてくれた譜面・・
(ウォーキングベースラインなど)も失くしてしまったり、
ちゃんと弾けなかったり教え甲斐の無い生徒だったのではないだろうか。

打てば響くよな子弟関係は素晴らしいが、いつもそれを
望めるものではない。相性や時期だって重要なのだ。

それは教えるようになって実感する。

しかし十年以上経って、

(あのウォーキングベースラインはどうだったっけ?)

と小一時間いろいろ試し考えあぐねる自分がいる。

それはあのとき、先生が種を蒔いてくれたおかげなのだ。
先生はがっかりしたかもしれないが、桃栗三年柿八年で
いま先生の教えは芽を出している。

それだからこそ、生徒さんにはいまいち好きになれないモノ、
苦手なコトでもちょっとは口にしてもらうようにと
思っている。

渋柿だってちゃんと手をかけて干せば、甘い干し柿になるときが
いつか来るかもしれないのだ。


教材

2011-05-24 23:01:05 | ギター・ライフ
レッスンで取り上げる曲は、多岐にわたっております。

以前は生徒さんの持って来る楽譜、採った曲はコピーして
みな保管しておりました。

しかし最新曲・流行曲のたぐいは数年経つともう誰もかえりみなく
なってしまうものが多い。
どんな曲とはいいませんが、たくさんの楽譜をいっとき処分
しました。

必然的に、たとえばエレキの場合だとビートルズ、ベンチャーズ、
ジョニーBグッドやスモーク・オン・ザ・ウォーターなど皆さんに
聴き馴染みのある曲を取り上げることが多くなる。

弾き易く、聴いてインパクトのあるこれらの曲こそ
スタンダード、選び抜かれた定番の名曲といえるのでしょう。

しかしある程度弾けるようになった生徒さんには何でも好きな曲を
持って来て欲しいのであって、それはJポップだろうがアニソン
だろうが構いません。

好きな曲が弾けるようになっていくゾクゾクするような過程は、
楽器・音楽にのめりこむきっかけをあたえてくれるでしょう。

自分の場合だと、「アイアン・メイデン」の登場とギターが上達する
過程がうまく一致し、1~3枚目のアルバムを夢中で耳コピ
しながらレコードといっしょに弾いていたのを思い出します。

完全コピーだったかは疑わしいですが、譜面が手に入らない曲も
なんとか耳で採って合わせるのが楽しく、また良い訓練になったと
思います。
高校ぐらいになると、アイアン・メイデンは自然に弾かなくなって
しまいましたが。

最近の曲でも市販の譜面のあるものと無いものがあります。
いっしょに耳コピーしながら、生徒さんの
「弾いてみたい曲」が
「弾ける曲」
になっていくのを実感するのは、指導者の冥利に尽きることでも
あるのです。

凄い人って身近にいる

2011-05-18 23:42:16 | ギター・ライフ
今日は生徒のGさん(仮名)のことを紹介したいと思います。

彼は月5回もレッスンを取ってくださる熱心な方。

年代は50代だと思われます。
見た目はかなりコワ面ですが話をするととても優しく、笑うと
小さい目がなくなっちゃいそうな素朴な表情の方です。

この方が実は相当な武道マニアということが分かり、

「太極拳と合気道はね、実はすごく共通するんですよ。
ちょ、ちょっといいですか?手を掴んでみて下さい」

とレッスン後に武道談義をすると止まらない。

「◯◯先生はこういう手付きをするでしょう?実はこれは
こういう意味があるんじゃないかと思うんです」

Gさんの手を掴んだ筆者の手を、Gさんが手首を返すと
あら不思議、離れない。

これはまさに「合気」ではないか。読んだことはあるが、
こんな体験は初めてだ。

この手をくっつける技を2通り、彼は実践して見せてくれた。
Gさんはこれをビデオを見て自分で研究して学んだのだと
いう。
若い頃はさまざまな格闘技に入門し、また外でも相当さまざま
な修羅場で実戦経験を積んだらしい。

彼はいま家賃収入で暮らせるので、武道と音楽三昧の生活を
している。

「僕ねえ、役所へ行って来たんですよ。被災して親を無くした
孤児の里親になろうと思って。あれってそうとう、審査厳しい
らしいですねえ。でもねえ、TV見てたらあんまり可愛そうで
見てられなくなってねえ・・・。」

素朴で努力家で、優しいそんなGさんが大好きだ。


雀鬼の教え

2011-03-09 21:09:24 | ギター・ライフ
きのう雀鬼こと桜井章一先生の本を引っ張り出して
そのへんに置いておいたら、いつのまにか家人が持って
読みふけっていた。
こういう時は、好きに読んでもらって自分はゴルゴ13でも読むに
限る。

それはともかく、

桜井章一先生の言葉にはたびたびお世話になっている。

去年の11月のAurasian Whizardの初ライブのときは
曲が消化不良だったのと新奏法にチャレンジするのとで
心に雲のような「迷い」が生じて消えなかった。

はっきり言うと初めて尽くしで、緊張していたのである。

そんなとき、
「緊張するのは、『感謝』『感激』『感動』が足りないからだ」

という桜井先生の言葉にハッと我に帰った。

パートナーとライブの場に立てる感謝。

新曲をいっぱい披露出来る感激。

そして愛する曲を弾く、毎回の違った感動。

まさに自分はそれらの原点を忘れており、じぶんの至らない演奏のこと
で頭がいっぱいになって、無駄に緊張していたのだ。

本番では心配だった曲で少し指がもつれたが、後でその曲がいちばん

「良かったです。また聴きに来たいです。」

と言ってくれた初顔のお客さんがおり、
音楽は弾く人間は主人公ではないのだと思った。

弾き手は曲を伝える媒介に過ぎないのであり、自分を忘れてしまうほど
曲に仕えれば良い。
そして音楽は、聴き手の耳の中で、初めて完成するのだ。

雀鬼の言葉から始まって、そんなことも教わった気がした。


小学生バンド、頑張る

2011-03-03 22:46:34 | ギター・ライフ
小学生バンドJEWELの活動が活発化しているようです。
ココ
載っていますが、こんど彼らが演奏する東中延児童センターでは
全国でも珍しい小中高校生のバンドサークルがあるのです。

同センターにて3/12と3/26に、コンサートイベントがあり
I君がギターを弾くJEWELは中高生バンドの前座をやるのだ
そうです。

きょうリハ風景の動画を見せてもらいましたが、
小学生とは思えない!
というのが率直な感想ですね。

リズム隊がそれぞれちゃんと先生について習っているらしく、
中高生の初心者バンドなら食われちゃいそう?

わが弟子I君はまだナイーブな少年(5年生)ですが
すなおで、伸び盛りのギター少年。

羨ましいほど環境に恵まれている彼ら。
筆者からみても、ちょっと眩しく見えます。

S君6歳のその後

2011-03-03 22:30:22 | ギター・ライフ
もうちょっとでアニメの曲を一通り最後まで憶えそうです。

とは言いましても、ピアノスコアをアレンジして
簡単にしたもの。
リズムも、まだまだこれから・・だよね。^^

もっと一緒にギター頑張れるかと思ったのですが
ご家庭の事情で、レッスンはこの春までとなりました。
(T-T)<新しい場所でも、ガンバレよ~!)

そしていつか、鮎のように戻っておいで。