今週末は9月のイベント『ハイレゾとアナログディスク』 vol.1の続きです。
今日はアナログディスク関連の機材から
ツインアーム化キット、ステレオフォノアンプ、モノラルフォノアンプをご紹介します。
ツインアーム化キット(55000円・税込み)は英regaのアナログディスクプレーヤーP1、P2、P3等に取り付けて
簡単にツインアーム化することができるキットです。
P2に使用されているアームRB220が使用されています。
このキットの特徴はプレーヤーのダストカバーを外し
その留め具を利用してアームボードを固定しますので
プレーヤー本体を改造することなくツインアーム化することができます。
今回は第1のアームにステレオカートリッジを
第2のアームにモノラルカートリッジをとりつけますが、
お客さまによっては、MMカートリッジとMCカートリッジをつけたり
クラシックが得意なカートリッジとJAZZが得意なカートリッジというように
お使いになられています。
次はステレオフォノアンプCuculo-pho-st(87780円・税込み)です。
このフォノアンプはバッテリーを内蔵しており
外部からの電源を完全に切り離して使用することができます。
そのためレコードにつきもののハムをほぼゼロにすることができます。
今回はMMカートリッジ用を使用しますが
1万円(税別)でMCカートリッジ用にカスタマイズすることもできます。
本日の最後はモノラルフォノアンプ Cuculo-pho-mono(87780円・税込み)です。
このフォノアンプは1950年代から60年代初頭に発売された
モノラルレコードを再生するためのフォノアンプです。
とても珍しいフォノアンプだとおもいます。
1960年以降のステレオレコードの再生特性はほぼRIAAですが、
それ以前のモノラルレコードはレコード会社で異なる再生特性が使用されていました。
それぞれの特性は微妙に異なるためRIAAカーブで聴くと違和感のある音質となってしまいます。
本機は6つの再生特性を切り換えることができます。
●RIAA(1954米レコード協会によって制定。1960年以後の標準特性)
●ffrr(1945~1958の英デッカレコード)
●Columbia(1948~1960コロンビア、デッカ、HMV。SPレコードにも)
●old AES(Capitol、Mercury)
●old NAB(Westminster、VOX)
●American78s(米国、日本のSPレコード)
ビートルズのレコードは中高域が持ち上がっている・・・とか
ワルターのレコードは音が根暗・・・は本来と異なる再生カーブで
再生しているからです。
正規の再生カーブで再生すると
音域のバランスがとれるだけでなく
奥行き感が増し、とても楽しく聴くことができます。
次回に続きます。
≪ドイツ・クアドラルのスピーカーARGENTUM 570限定セット≫
ドイツ・クアドラルのスピーカーARGENTUM 570限定セットが
残り1セットとなりました。
≪9月のイベント≫
日時:9月25日(土)、26日(日)の10:30~12:00と13:30~15:00
場所:ムジカ試聴室(ログハウス)
(密を避けるための措置で4回とも同じ内容です)
テーマ:ハイレゾとアナログディスク
入場無料で事前申込の必要もありません。お気軽にお越しください。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
リアルタイムで更新される予約状況カレンダーを公開しています。
こちらのページから予約状況をご確認ください。
こちらのページから予約ができます。
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