『ハイレゾは本当に高音質? vol.7』の続きです。
ハイレゾ音源を聴いていくうちに
ハイレゾが3つの時代に分かれていると感じるようになりました。
ここでは便宜的に第1世代、第2世代、第3世代とします。
第1世代は1950年代~1970年代まで、
第2世代は1980年代~1990年代、
第3世代は2000年代以降です。
第1世代は音源の保存にオープンリールのテープが使用されていた時代です。
当時1/4インチのを4トラック 19cm/sで回しても
30KHz以上まで再生する能力がありましたので
1/2インチ幅の2トラックで録音されていれば50KHz以上まで収録することも可能です。
こういったテープの中で保存状態のよいものを再マスタリングしてハイレゾ化しています。
第2世代は収録がデジタル化され、デジタルデーターでの保存になりました。
とはいっても、サンプリング周波数が44.1KHzや88.2KHz程度で
この時代の音源がハイレゾ化されたものはサンプリング周波数が低いのが特徴です。
第3世代はハイレゾが規格化されたため
収録時からハイレゾを意識した収録が行われるようになりました。
当時想定されたスペックは
再生周波数:DC~96,000Hz
ダイナミックレンジ:144dB
記録時間:74分以上
サンプリング周波数(kHz):44.1、88.2、48、96、 176.4、192
量子化ビット数(bit):16、20、24
とかなりのハイスペックで今でも十分使えるレベルでした。
次回に続きます。
≪9月の勉強会(配信)≫
テーマ『オーディオファンのためのフィルター講座 その1』
配信開始:9月11日(土)午前(その後いつでも試聴可能です)
配信アドレス:https://www.musika.jp/benkyoukai/
チャンデバや低域増強フィルターに使用されているフィルターの仕組みを勉強します。
ぜひご試聴ください。
≪9月のイベント≫
日時:9月25日(土)、26日(日)の10:30~12:00と13:30~15:00
場所:ムジカ試聴室(ログハウス)
(密を避けるための措置で4回とも同じ内容です)
テーマ:ハイレゾとアナログディスク
入場無料で事前申込の必要もありません。お気軽にお越しください。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
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