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ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

ハイレゾは本当に高音質? vol.10

2021-09-06 | ムジカと音楽

『ハイレゾは本当に高音質? vol.9』の続きです。

それではハイレゾをどう活用すればよいのでしょう。

クラシック、JAZZ、POPS、J-POPに分けて考えてみます。

クラシックファンであれば、最新の録音を高音質で楽しむことができるのは

ありがたいことですが、発売されている総数は多くはありません。

むしろ、1950年代~1970年代の巨匠の演奏を

リマスターされた音源で楽しむことができるのが大きなメリットです。

例えば、バックハウスがウィーンフィルで弾いた皇帝は60年代とは思えない高音質です。

この演奏はアナログディスクの持っていますが

多少高域がキツイ気もしますが

情報量の多さはアナログディスクを超えているとすら感じます。

JAZZはクラシックと同様

50~60年代のマイルスやアートブレイキーのリマスターも楽しめますが

リアルな最新の録音を聴くと本当にびっくりします。

特にヴォーカルは、おそらくハイレゾを意識して録音しているからでしょうが

センターにビシッと定位する音像はこれまで体験したことのない世界です。

POPSは70年代から80年代にデジタル録音された音源が多数発売されていますが、

少数ではありますが、ライブ録音盤は楽しめます!

最新のマスタリング技術はスタジオ盤もそれなりに高音質ですが、

ライブ録音を『よみがえらせる』手法を確立しているように思います。

J-POPはビジネスとして成功している若いアーティストの録音の高音質化が顕著です。

たとえば、YOASOBIではYouTubeで聴いた音とハイレゾの音では全く違います。

若い方もぜひハイレゾで聴いていただきたいと思います。

また、私たちの世代(50代)の方にお聴きいただきたいのは

山口百恵さんの『いい日旅立ち』です。

ハイレゾでベスト盤がでていますが

とてもうまくリマスターされています。

この音源のレコードも所有していますが、天と地ほど違う音に驚かされます。

次回に続きます。

 


≪9月の勉強会(配信)≫

テーマ『オーディオファンのためのフィルター講座 その1』

配信開始:9月11日(土)午前(その後いつでも試聴可能です)

配信アドレス:https://www.musika.jp/benkyoukai/

チャンデバや低域増強フィルターに使用されているフィルターの仕組みを勉強します。

ぜひご試聴ください。

 


≪9月のイベント≫

日時:9月25日(土)、26日(日)の10:30~12:00と13:30~15:00

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)

(密を避けるための措置で4回とも同じ内容です)

テーマ:ハイレゾとアナログディスク

入場無料で事前申込の必要もありません。お気軽にお越しください。

 


≪試聴とログハウス見学予約状況≫

リアルタイムで更新される予約状況カレンダーを公開しています。

こちらのページから予約状況をご確認ください。

こちらのページから予約ができます。

 


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