『ハイレゾは本当に高音質? vol.8』の続きです。
ハイレゾを3つの年代に分けてみましたが
これらには音質上の特徴があります。
テープの時代である1950年代~1970年代の第1世代は
高域は30KHzあたりまでなら伸びているかもしてません。
最近リマスターされたものはレコード時代の音源を知っている方にとっては
キンキンとうるさい音かもしれません。
それでもボーカルのリアリティは素晴らしく、
音場のでき方も自然で
トーンコントロール等で多少の調整をしてやれば
十分に楽しめると思います。
CDの時代である1980年代~1990年代の第2世代は、
現在発売されているCDとそれほど大きな差はなく
多くのリマスター版がでていますが
過度なディレー等、不自然なものも多く
高音質盤を探すのにパワーを使う時代です。
ハイレゾ時代の2000年代以降の第3世代は
録音機材も進歩し、
CDの枠に入りきらなかった微小な音楽信号が
きちんと再生されています。
音質は素晴らしいのですが、
コスト高になるハイレゾを発売しないミュージシャンも多く
むしろ、アニソンや若者が楽しむ曲が積極的にハイレゾで発売されているという現状です。
また、瞬間風速的な売り方をする映画のサウンドトラックも
ハイレゾは少なく、映画ファンをがっかりさせています。
次回に続きます。
≪9月の勉強会(配信)≫
テーマ『オーディオファンのためのフィルター講座 その1』
配信開始:9月11日(土)午前(その後いつでも試聴可能です)
配信アドレス:https://www.musika.jp/benkyoukai/
チャンデバや低域増強フィルターに使用されているフィルターの仕組みを勉強します。
ぜひご試聴ください。
≪9月のイベント≫
日時:9月25日(土)、26日(日)の10:30~12:00と13:30~15:00
場所:ムジカ試聴室(ログハウス)
(密を避けるための措置で4回とも同じ内容です)
テーマ:ハイレゾとアナログディスク
入場無料で事前申込の必要もありません。お気軽にお越しください。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
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