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(有)村田牧場通信

(有)村田牧場から情報を発信するブログ

エイシンキルデアがヘニーヒューズの牡馬を出産!

2022年03月30日 | 情報
3月28日、当場繫養の繁殖牝馬エイシンキルデア号がヘニーヒューズの牡馬を出産しました。







しっかりとした関節のつくりは父譲り、脚長に見せる馬体のつくりは母あるいは母父Kitten's Joyの影響かもしれません。

牝系を調べてみるとStorm Cat系種牡馬と相性が良いようだったので、昨年は同系種牡馬のヘニーヒューズを配合して今年無事に牡馬が誕生しました。

父ヘニーヒューズは今年もダートのサイアーランキングで現在1位、また本馬の従兄にはダート重賞勝ち馬スラーヴアラミスがいる血統なので、本馬もダート適性が高い馬に成長しそうです。




ロジマジェスティがロジユニヴァースの牡馬を出産!

2022年03月19日 | 情報
3月17日、当場繫養の繁殖牝馬ロジマジェスティ号がロジユニヴァースの牡馬を出産しました。







母馬にとっては初仔となる本馬はそれほど大きくはありませんが、父に似て脚長で、将来的には十分な馬格に育ってくれそうな馬体をしています。

本馬の叔父には現1勝の3歳馬でG1朝日杯FSで4着の実績があるアルナシーム、また近親にはダービー馬シャフリヤールや皐月賞馬アルアインがいる血統です。

本馬も、その馬体のつくりから芝の中距離あたりに適性を示してくれそうです。




ミントフレイバーがエスポワールシチーの牡馬を出産!

2022年03月15日 | 情報
3月13日、当場繫養の繁殖牝馬ミントフレイバー号がエスポワールシチーの牡馬を出産しました。







ミントフレイバーは短距離スピードに秀でた馬で南関東ではB1クラスまで頑張ってくれて、引退後は牧場に帰ってきてくれました。

彼女の長所であるスピードを活かしながらマイルくらいまで持ちそうな配合をと思い、繁殖初年度の昨年はエスポワールシチーを種付して、今年彼女にとって初仔となる牡馬を無事に出産。

初仔としては標準的な大きさで、このまま順調に育ってくれればバランスの取れた好馬体に成長してくれそうです。





オーシャンフリートがモズアスコットの牝馬を、クラシックスはシルバーステートの牝馬を出産!

2022年03月11日 | 情報
3月10日、当場繫養の繁殖牝馬オーシャンフリートがモズアスコットの牝馬を出産しました。







この当歳牝駒は、モズアスコットの初年度産駒になります。

堂々とした馬格を持った母馬オーシャンフリートですが、少しスラッとした馬体をしているので、そこに力強い幅を与えるためにその馬体的長所を持つモズアスコットを配合しました。

写真からはわかりづらいですが、トモ幅などは明らかに父の長所を受け継いだ馬体をしていて、こちらが狙った通りの馬体に生まれてくれた印象です。

また同日、当場繫養の繁殖牝馬クラシックスがシルバーステートの牝馬を出産しました。







2歳の初年度産駒から重賞勝ち馬を含む複数のOP馬を出した父シルバーステートは、今年の種付け料が600万円に跳ね上がったものの、今年の種付シーズン初めから種付が混むほどに馬産地では人気があります。

シルバーステート産駒は少し小柄に出ることがありますが、この当歳牝駒に関しては生まれた当初から十分のサイズがあります。

漆黒の馬体やバネのありそうな歩様は父譲りですし、シルバーステート×キングヘイロー牝馬の組み合わせはG3ファンタジーS勝ち馬で3歳牝馬クラシック路線でも楽しみなウォーターナビレラと同配合です。

本馬の出来を見る限り、やはりシルバーステート×キングヘイロー牝馬は相性が良さそうな配合だと思われ、複数のキングヘイロー牝馬を有する当場としては、今年も同様の配合を試す可能性があります。







アルレガーロがキタサンミカヅキの牝馬を、ハーランズワンダーはダンカークの牡馬を出産!

2022年03月01日 | 情報
数日遡りますが、2月26日に当場繫養の繁殖牝馬アルレガーロ号がキタサンミカヅキの牝馬を出産しました。







当場ではキタサンミカヅキの産駒を2年連続で産ませていますが、2頭とも牝馬ながら骨量豊かな立派な馬体で生まれています。

クライオブザソウルの2021(牝、父キタサンミカヅキ)のほうは当場の全1歳馬の平均より一回り大きく、遠くからでも目を引く馬体をしているので、この当歳牝馬も父キタサンミカヅキに似て立派な馬体に成長しそうな雰囲気です。

そして本日、繁殖牝馬ハーランズワンダー号がダンカークの牡馬を出産しました。







母ハーランズワンダーは小柄なタイプの繁殖牝馬ですが、この当歳牡馬は標準サイズの馬体です。

半姉ハーランズワンダーの2021(牝、父マジェスティックウォリアー)は体高こそ当場平均より少し低いものの、米血統らしく骨量豊かで筋肉質の馬体をしていて、馬体重が当場平均より10kg以上多いです。

一方で、2歳の半兄ハーランズワンダーの2020(牡、父エスポワールシチー)は父似の馬体をしているので、本馬も牡馬であることを考えると父ダンカークに似た馬格のある馬に成長してくれるのでは期待しています。