Foo Fighters - A320
今回も、音楽記事です。1998年の映画GODZILLAで使われている音楽が豪華だという話をしてきましたが、エンドロールに並ぶ名前を見て、もう一つこれは捨て置けないというバンド......
過去記事です。
前回レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンがMC5の Kick Out the Jams をやってる動画を紹介しましたが……RATMの派生バンドともいえる Prophets of Rage がフー・ファイターズのデイヴ・グロールを迎えてこの曲をやっている動画がありました。
Prophets of Rage & Dave Grohl - Kick Out The Jams (MC5 Cover Toronto 2016)
Prophets of Rage は、RATMのメンバーに加えて、パブリック・エネミーやサイプレス・ヒルのメンバーが集まってできたいわゆるスーパーグループ。ということで、ここでもトム・モレロがギターを弾いています。
それとは別に、パール・ジャムがやはりデイヴ・グロールを迎えて Kick out the Jams をやっている動画も。
なぜか、ここでのデイヴはほぼ後ろでタンバリンを叩いているだけですが……
Pearl Jam - Kick Out The Jams w/Dave Grohl & Alain Johannes - Werchter (July 4, 2010)
こうやって共演するというのも、やはりこのMC5、Kick out the Jams の感覚がデイヴ・グロールという人にマッチしているということでしょう。
ちなみに、Prophets of Rage はレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの再結成を受けて活動を終了していたということですが、今またRATMが解散したとしたら、活動を再開するのか……ややこしいところです。
もう一つ、元記事のほうで書いた大きな話題として、フー・ファイターズのドラムのことがあります。
テイラー・ホーキンスの死去を受けてドラムをどうするかということが問題になっていたわけですが……後任のドラムはジョシュ・フリースに決定しました。
私はこのニュースで初めて名前を知ったんですが、ディーヴォのドラマーだそうです。ブルース・スプリングスティーンやスティング、ナイン・インチ・ネイルズなどとも活動したことがあるということで、実力に不足はないといったところでしょう。
ホーキンスの後任については、一時はクイーンのロジャー・テイラーの息子であるルーファス・テイラーの名前も取りざたされていましたが、今回はそれは見送りということに。
新体制となったフー・ファイターズは、さっそくライブ活動も開始。新ドラマーお披露目公演で、ディーヴォをちょっとだけカバーした動画がありました。
Foo Fighters Announce Josh Freese As Drummer And Then Play DEVO (Sonic Temple Festival)
昨年は、ニューアルバムも発表しています。
そのなかの一曲Rescued をグラストンベリーでやっている動画がありました。
Foo Fighters - Rescued (Glastonbury 2023)
ライブではこうしてジョシュ・フリースがドラムを叩くわけですが、アルバム音源ではデイヴ・グロール本人がすべてのドラムを叩いているとのこと。どうやら、フリースはあくまでもライブドラマーであり、レコーディングではデイヴが自らドラムを叩くということらしいです。元記事で書いた「過去にやめたドラマー」というのは、その条件を提示されて、ふざけんなということでやめたそうなんですが……まあ、当事者が納得しているのなら、それはそれでアリなんでしょう。