ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
『ホテル・カリフォルニアの殺人』(宝島社文庫)発売中です!

真実が欲しい

2018-04-14 14:21:13 | 時事
ここしばらく、公文書の問題や、それにかかわる問題の報道が相次いでいます。

以前このブログでは、「家で一匹のゴキブリを見かけたら、30匹はいると思った方がいい」という金言にもとづいて、文書改ざん問題の背後には似たようなケースがいくつも潜んでいるのではないか、と書きました。つまるところ、ハインリヒの法則は正しかったということなんでしょう。ゴキブリの巣窟にいよいよ光があてられはじめたのです。

防衛相の日報、森友問題をめぐる口裏あわせ、ごみの量の水増し疑惑、加計をめぐる愛媛県と農水省の文書……報道各社が、連日のように新たな事実を伝えています。一か所が崩れたことで、それまでせき止めていたものが一斉にあふれ出したようです。
メディアがスクープを競い、結果として不正が暴かれる……これこそ、あるべき姿でしょう。
これをしっかり、継続していってほしいと思いますね。

ここで名曲を一曲。
ジョン・レノンの Gimme Some Truth です。


  異常で片意地をはるばかりの
  いかれた政治家の言葉を読まされるのはうんざりだ
  ただ、真実がほしい
  真実だけを教えてくれ


これが、市井の人の偽らざる気持ちじゃないでしょうか。

前にも書きましたが、ここまでくるともう民主主義がどうとかいうレベルじゃありません。
ただ、まともな国にしなきゃいけないっていう、それだけの話です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。