水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

梨の収穫

2020-08-24 18:47:37 | 多摩区内でぶらぶら

日曜日の朝から梨の収穫をして発送するという事をお聞きして、見に行きながらお手伝いもしてこようと午前中なし農家に行ってみました。

農家の朝は早いです。

7時過ぎに集まって梨のもぎ取りから始めます。

その前にお茶を一杯飲んでから始めようとお茶と梅干をいただきました。

熱中症対策ですね。

30年前の梅干しというのをいただきました。

酸っぱいとかしょっぱいとかいう感じではなく甘く感じるような梅干しになっていました(?)

梨畑に行きます。

梨の木の下からこれから収穫をする梨を見上げます。

これでも今年は梨が少ないと言います。

もっと近づくと

袋かけをお手伝いした時の袋が育ち具合を見るために少し破いてあります。

この中から、大きい梨、色づいてきた梨を収穫します。

3面ある畑の中から今収穫期を迎えた豊水というなしの種類を収穫しました。

まだ収穫しない種類や、もう収穫の終わった種類もあります。

午前中、たくさんの人で収穫してそのまま発送の検品、箱詰め迄分担してこなしていきます。

収穫した梨を、袋から出して、大きさをそろえて、傷がないか、虫に刺された跡はないか、検品しながら

より分けていきます。

もちろん、売り物にならない梨や正規の値段で売らない梨も出てきます。

袋をかけ、大事に育ててきても1割から2割くらい箱詰めできない梨も出ます。

おまけに大きさもあるでしょう。

この日取った一番大きい梨を商品の箱に入らないそんな大きな梨をいただいてきました。

大きすぎや小さすぎも売りにくいんですね。

改めて農家にはリスクがたくさんあるんだなと思います。

出来たらみんな売れるわけじゃない、消費者が喜ぶ商品を作らなければ次に続かない。

もちろんおいしくなければならない。

難しいですね。

楽しい梨の収穫を手伝って、こんなことやそんな事、いろんなことをそれぞれの仕事で考えなきゃいけないな! そう思って帰ってきました。

でもね梨畑の下は土の地面だし、風は夏の暑いさなかなのに気持ちいいし、汗を流すのはやはり気持ちがいいですね。

この日は梨を400キロ8000個くらい収穫して出荷したと思います。

結果が見える仕事っていいものです。

それでも農家の仕事は大変です。