水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

あの時は大変だった

2018-04-02 19:22:23 | 日記
お袋が亡くなって1年2か月が過ぎました。
今日、認知症の人と話をする機会がありました。
話をしているとおふくろの時を思い出していました。

もう、12~3年前の頃のことです。
足が丈夫で思わぬところまで歩いていってしまう頃のことです(徘徊と言われる行動のころ)
性格が変わって、急に怒り出したり、お金を盗っただろうと疑って詰問したりしていたころです。
その頃、僕も兄や親父も今ほどわかっていませんでした。(たぶん、そうだと思います。親父も死んでしまいました。)
姉さんだけが割とわかっていたというか、冷静だったような気もします。

いきなり怒り出すおふくろにまともに受けてびっくりしたり、あせってしまったり
対応が分かっていませんでした。
「なんで、急に怒り出すの?どうしたの?」
聞いても本人もよくわからないのかわかるように説明ができません。

いきなり
「お父さんが私の財布からお金を盗んだ!」

“そんなことするわけないじゃん。どっかに置き忘れたんじゃないの?”

病気のせいとか思えずに、おふくろが変わってしまったと悲しくなっていました。
いまなら、おふくろは病気だ、その病気がこんなことを言わせるんだ。
お袋が変わったわけじゃなくて、脳の病気で変わっただけなんだ。
そう思えたはずです。

同じことがどこの家族でも出ているはずです。
おかしいと思っても、ちょっと見ではわからない。
だからまともに受けてしまう、そして混乱する。
病気が進んで、だんだんわかってくる。

悲しい、怖い病気ですね。
認知症は!

お袋がそうだったから、もしかして自分も・・・
そう思うと  自分にも怖い、なりたくない、病気です。

気分を変えて

梨の花咲ましたね。

少なくなってきた梨畑

ピンクの桃の花



八重の桃の花でも花びらが違います。



明日もいい天気でしょうか。



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