水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

袖擦り合うも多少の縁

2015-11-07 19:36:04 | 日記
事務所の前に工事現場の一時的な資材置き場があります。
そこにガードマンが立っているのですが3日くらい前から、とても愛想のいいガードマンが立っています。
昨日は少し挨拶をした程度、今日は話し込みました。

日焼けして顔が真っ黒なんですがとっても元気そうな人です。
たぶん僕より若いのだろうと思っていました。
で 話をしたところ、偶然にも同じ年です。お互い昭和27年生まれ、63歳、びっくりしました。
急に親近感を覚えました。

大きい会社の営業所長をしていたそうですが、定年で退職して初めての仕事として工事現場のガードマンをやり始めたそうです。
最初は何が何やらさっぱりわからなかったそうですが、3年目でいろいろ慣れてきて工事の流れや工事車両なども分かってきたと言います。
バックホー、油圧ショベル、パイルドライバーなんて言われてもどんな車か想像できません。
どんな車が現場に入ってくるのか想像もできるようになってきて面白がっています。
今は工事現場のガードマンですがその前は電気工事の現場のガードマンをやっていたとかで、停電させずに電気工事をするにはバイパスを作ってから工事するんだよ。トランスの移動とか大変なんだよ。
とか兎も角話が後から後から出てきます。
その間にダンプが土を運んできてそのガードもします。

それで70歳になったら出身地の徳島に帰って自宅から100mくらいの先の海でヒラメを釣って遊んで暮らすんだ 
って聞いたら思わず「いいなぁ!」 と出ちゃいました。

定年になってどこで暮らそうかと奥さんと話したら、“子供たちがいる近くに行って暮らしてみよう”
と奥さんに言われて多摩区内にアパートを借りて暮らしているそうです。
“でもね 徳島とこっちと2軒の電気代とか払っていくのも大変なんだよ。”
と楽しそうに話しています。
“38年営業人生歩いてきたから、話すと長いよ俺は!”
といい笑顔で笑いながら話しています。

真面目に40年くらいしっかり働いて子供たちを育てて、停年なってから思い切って全く別の仕事をしてみて
晩年は田舎に帰って暮らす。
おもしろそうな人生だなぁ   って目の前に光景が浮かんで思わずこんなん書いちゃいました。

あっ名前を聞くのを忘れちゃった。
明日は休みだここには来ないな。日曜日は競馬を楽しんでいるって言ってたな。


全く関係ないけどいつものことで
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