むじな@金沢よろず批評ブログ

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台湾語がほとんどできない楊丞琳もついに台湾語の歌を歌った!

2010-04-29 16:45:41 | 台湾言語・族群
日本大好きだが、外省人でかつ台北育ちだということもあって、台湾語がほとんどできないレイニー・ヤン楊丞琳が4月24日のコンサートで仲が良い言承旭とともに「愛情限時批」を歌って、観客も最高潮に達したという。
ニュースでこの場面を見たが、このときの楊丞琳の表情は良かった。
昔バラエティ番組で、あまり台湾語ができないことが発覚した楊丞琳だったが、ついに台湾語の歌を、しかもけっこううまく歌いこなした。

S.H.E.もEllaは台湾語がもともとうまいとはいえ、台湾語のラップを出したり、最近けっこう北京語音楽シーンで、アイドルが台湾語の歌を歌うケースが出てくるようになった。
中国市場が中国政府が宣伝しているほど良くないから、やはり台湾本土市場に回帰しつつあるためと、おそらく馬英九の惨憺たる有様へのアンチテーゼもあるんじゃないだろうか。もちろんイマドキの政治的無関心な若者はそこまで明示的に考えていないだろうが、それでも社会の雰囲気というものには芸能人は敏感だからね。

日本大好きなくせに、台湾語にはいまいち友好的ではなかった楊丞琳が、台湾語の歌を歌ってくれて、これで目出度し目出度し、といったところ。

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