むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

国民党政権の下で台湾は失敗国家の道へ、仏証券会社が今年の経済成長予測をマイナス11%と

2009-02-05 01:08:32 | 台湾その他の話題
4日付け聯合晩報一面を見て驚いた。フランスのクレディ・リヨネ系のCLSA Asia-Pacific Marketsが発表したアジア諸国の今年の経済成長見通しでは、台湾がアジアで最低のマイナス11%という衝撃的な数字が出されたというからだ(里昂證唱衰台灣 今年經濟成長率-11%http://udn.com/NEWS/FINANCE/FIN2/4717514.shtml)。
これまでの同会社の見通しはマイナス2.3%だったが、昨年第4四半期の輸出実績が崩壊状態にまで下落したほか、成長率も年率換算でマイナス7%に悪化したとみられることを受けて、大幅に下方修正した。
台湾政府は能天気にプラス2.12%としているが、外資系はすべてマイナスを予測している。ただここまで悪い数字が出たのは衝撃的だ。
しかも国民党政権の金融監督委員会は、アホなことに、「これが市場に重大な影響を与えるようなら、処分も検討する」などと「言論統制」をまたぞろちらつかせている。ということは、本当にそうなっちゃうって認めたようなものじゃん。ついでに聯合晩報によると台湾政府筋は「そんなひどいわけがない、ありえない」などといっているようだが、前四半期が実際マイナス7%である以上、有り得ない数字ではないのだし、政府がこんな傲慢な態度をとって反省も検討しないようなら、やっぱりこうなってしまうだろうね。

馬英九の「633」はどこいった?ひょっとしてマイナスの6+3+3でマイナス12というのが633の意味だったのか。

それにしても、マイナス11%というのは尋常な数字じゃない。ソ連崩壊後のソ連・東欧・中央アジアとか、今のイラクやアフガニスタンとか、そういうのを見ているような、はっきりって失敗国家、崩壊国家、破綻国家のレベルだ。
馬英九は昨年8月ごろに陳水扁のことを「マルコスみたいだ」と批評していたが、マルコスというのは、お前のことだよ>ロボット人間馬英九!独裁志向で、経済運営もぼろぼろって、まさに馬英九こそがマルコスだよ!

国民党政権の下で、台湾は急速に失敗国家への転落の道を歩んでいる。経済利益にめざといところが唯一のとりえだったはずの台湾人が、なぜかこの経済破綻路線には反応が鈍い。いや確実にむかついているんだが、ここまでの急速な悪化に何も声を挙げないのは、台湾人全体の頭がおかしくなっているのか。
それにしても、民進党政権には4-6%をキープし、活気もあって、進取の気性もあった台湾はどこに行ってしまったのか?ちょうどレバノンの本も書いているが、レバノンが内戦でどんどん転落していった道を見ているような気がする。

もっとも、李登輝時代から民進党時代にいたるまでの台湾が、特殊だったのであって、しょせんはマレー系と百越系という「常に支配されてきた甲斐性なし」民族の混血の末裔でしかない台湾人は、こんな破綻した状況にも何もせずに、ただ破綻を眺めているだけの愚かな民族だったということかも知れない。
これじゃ、中国人や華人ですらないよな。だって中国南方ではいまや工場閉鎖と景気悪化に対して、毎日のように暴動を起こす気概があるわけだから、それに比べたら台湾人の覇気のなさ、経済的剥奪への無気力ぶりは、やっぱりマレー系だと思わざるを得ない。だって、台湾人が本当に神話や伝説どおり福建人の血が入っているなら、いまごろ暴動を起こしているからね。台湾人はやっぱり頭がゆるいマレー系でしかない。

でこの行き着く先といえば、日本による管理国家、保護国になるしかないだろう。中国では決してありえない。そもそも今の中国は火の車で台湾どころじゃない。中国には台湾を抱えるだけの自前の資本や資金なんてないのだ(あるなら、香港経由でとっくに台湾を買収しているだろうw)。
しかし問題は今の日本がどれだけ台湾の破綻状況を認識し、台湾を管理する気構えを持っているかだ。エルピーダに公的資金を注入するという計画があるから、日本政府の一部にはそういうマインドがあるのかも知れないが。

最新の画像もっと見る