むじな@金沢よろず批評ブログ

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【台湾人らしいアイデア】民主紀念館(旧・中正紀念堂)銅像ホール再開後の台湾らしいアイデア【おもろい】

2008-01-02 21:22:01 | 台湾その他の話題
独裁者・蒋介石を記念した作られた「中正紀念堂」改め「台湾民主紀念館」は、このほど民進党政府によって、蒋介石賛美から台湾民主化を回顧し記念する施設へと面目が一新され、蒋介石の銅像が置かれていた「銅像ホール」が1日装い新たに公開された。
参考:自由時報2日 民主館重開 吹起自由風 http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jan/2/today-fo4.htm

当初は蒋介石の銅像を撤去する案もあったが、面倒くさいことと、風水で悪い「気」を呼び込むなどという警告もあったこともあって撤去せず、代わりに銅像を囲い込むように原住民族のシンボルなどのアトラクションをぶら下げて、蒋介石崇拝の色彩を和らげる、という方式になった。

しかし、見たところ、色とりどりの凧というか(日本語で何というのか?最近日本語の語彙が減ってきている)アトラクションが間抜けな感じにぶら下げられていて、いかにも台湾らしいという感じ。
しかも、妙に目くじら立てて銅像を撤去するよりも、こうして「偶像崇拝」色を緩和させたのも、台湾らしくて良いかもしれない。


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