★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「慣れるしかない事」

2024-07-05 09:44:40 | ベトナム・ハノイ

 今日もいつも通り7:00過ぎに「相棒ミッ」と共に「愛車のバイク」で通勤した。

在住13年目、その前にも「ハノイに出張で来た時にはレンタルバイク」を借りて乗っていた。

確かに「日本でも高校生の時から原付バイク」を乗り回し、大学も通学はバイク、社会人になってから

中型バイクの免許を取って「少しの間だが中型バイクも乗っていた」 そして13年前、ハノイ在住になると

「迷わず一番最初にしたことはバイクの購入だった」 それから13年。 ハノイの交通事情も大きく変わった。

現在ベトナムでは「世界で一番車が増えている国なのだそうだ?」(確かに実感できる)

交通事情(信号の数や、道路の整備状況)も大きく変わった。信号の数も増え、渋滞対策の高架も増えた。

しかし変わっていないのは「運転や、交通、その他のベトナム人のモラル?」である。 多くの日本人が

ベトナムに来て「まず驚くのが、バイクの多さや交通ルールを無視した交通事情」である。

*まずは「怖くて道路が渡れない」事から始まり、バイクの逆走、歩道の違法駐車、信号無視、歩道のバイク走行・・・

等々である。 自分も10年以上もバイクに乗り、数年前からは「車も購入し、少しは車の運転も経験したが?」

長年にわたり構築されたベトナムの「現在の交通事情や交通モラル」は、もう高いレベルで「どうにもならない」

としか言いようがない。 自分も「何度かその犠牲になってケガもしている」

そこで「腹を立ててもベトナムは何も変わらないのである」 日本人がベトナムに来て「バイクや車を運転する特、

何が一番難しい?」と良く効かれるが、間違いなく「一番難しいのは・・・」

●体に染みついた「日本の交通ルールや交通モラルの常識を捨てられるかどうか!」であった。

*日本では「信号赤で止まるのが当たり前」「進行方向が青なら、横から車が来ないのは当たり前

「逆走車なんてないのが当たり前(最近はそうでもなさそうだが?)」「側道から車やバイクが飛び出してこないのが当たり前」

・・・・・「日本では当たり前のことが、ベトナムではその事情は全く異なること」この感覚を身に着けられるかどうか?が

一番難しかった。

 今日も片側2車線の「メイン道路を走っていると、細い側道から【いつものように、何の迷いも無く

一時停止もせずに、悪びれもせず【車が飛び出てきた】」 そういう状況に「いつでも対処できる、運転状況を

自分でいつも確保してなくてはならないのだ」 前後左右あらゆる方向から「車やバイクも何の迷いも無く突っ込んでくる」

その時に「それに対応できる、感覚を身に着ける必要があるのだ」・・・・一番の唯一の「コツ」は、「速度を出さない事である」

これに尽きる。これ以外は「ベトナムの交通状況の中で事故無く過ごすことは無理なのだ」

(たとえ事故っても大したけがでなく済ませるにはこれ以外には方法はない)

日本人がベトナムに来ると「クラクションがすごい」と言う。 ベトナムのクラクションの使い方は「日本のような

険悪な状況になるような悪意に満ちたものではない」 つまり、ベトナムのそれは、周りに「状況を知らせるためのクラクションなのだ」

「あなたの後ろにバイクが居ますよ【プップー】、「これから横をすり抜けますよ【プップー】、「交差点を通り過ぎますよ

出てこないでね【プップー】、こんな感じのクラクションなのだ。

 それでも「歩道を占拠したバイクや車」「両側にかまわず駐車した車」「交差点の角に平気で駐車した車」などなど

「危険を増幅させている、悪習慣はちっとも改善されない」 恐らくこの先「経済が発展し、車が増えて、違法駐車のために

都市機能がマヒしない限り(しても?)気づかないのかもしれないが? もうその時は「遅いのだが?」

ベトナムも今、経済発展し出した国が直面するたくさんの問題(渋滞、空気汚染、騒音、・・・)に同じように直面しつつある。

日本も「程度の差は有れ」同じことを経験し、痛い目に合ってきた国なのだから「それを伝えて、同じ轍を踏まないようにさせるのも

大切な援助だと思うのだが???」いかがだろう? 

しかし・・・それでも「ベトナムは変わらない」のかもしれない、ある意味文化なのかもしれない。

我々にできることは【慣れるしかない。のである】

★ ベトナムの都市部にすむ自分が犯した大きな間違いは「車を購入したことである」 現在のハノイでは「車で移動することは、

渋滞、バイクの多さ、交通モラルが無い、そして何より【行った先で、その車を止める駐車場がない事」を考えたら

車を利用する意味は無いのである。 たまに郊外に遊びに行くなら「その時だけ車をチャターしたほうが、安心安全で安い」

もっと自由度が欲しいなら、車は「年に何回行くかもわからない旅行のための投資、と割り切って使うしかない」のである。

今日の朝「いつものようなベトナム風の交通事情を無事にやり過ごして」そんなことを考えた。

 

 

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