★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「4月30日」

2021-04-30 13:02:13 | ベトナム・ハノイ

ベトナムハノイの「4月30日」

 

 本日4月30日は「南部開放記念日」あるいは「戦勝記念日」などといわれる。

1975年4月30日 サイゴン(現在のホーチミン)で統一会堂の正面の門から2台の戦車が突入し

ベトナムの統一がなされた記念日である。数少ない「祝日の一つ」である。

これらのことは周知の事実で、本や歴史書に書かれている。

 しかし、最後に突入した戦車2台のうち最初に突入したのはどちらだったのか?

どうでもよい話である。

1台はソ連製のT54B  843号(外面に書かれている番号)

もう一台は 中国製のT59 390号 だった。この記録はフランス人の女性が写した写真に

よって記録されている。結果は中国製の 390号が最初だ。

 このことは恐らく「ちょっと調べれば知ることができる」

じゃあ、その戦車が現在どこにあるか? たくさんの人が訪れる「戦争博物館」においてるのは

実は「843号 2番手である」1番手の390号は 「戦車 装甲博物館にある」あまり観光客は

行かないところである。なぜなのか? 疑問に思ったので詳しいベトナムの友人に聞いた。

 ここからは「ある人から聞いたことのある情報なので、未確認の噂話として聞いてほしい」

この390号に乗っていた軍人は戦争終了後、愛人とアメリカへ行ってしまった、国では英雄として

扱われるべきだが素行からそうはいかなくなり、いつしか「戦争博物館」には2番手の843号が

展示された。 そんな話を聞いた。人間だから、政府の思惑通りに行かない。

仕方のないこともある。

 ちなみにこの390号は今でも走行可能なくらい整備されているが843号はもう形はあるが

中はボロボロで装甲はできない。 なんとなくわかるが、なにか、かわいそうな気がする。

単なる噂話である。

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