ベトナムは相変わらずのコロナ状況である。感染者1.5万人、死者数300人超え
この数値が普通になってしまった。累計感染者では未だ日本の160万には及ばない(ベトナムは55万人)が
死者数では日本の16462人を今月中には超えてしまうだろう。(ベトナムは9月8日現在13666人)
社会隔離も「延長の連続」、ハノイでは昨日は死者はいなかったが感染者は36名だった。
数字だけを見ると「とてもロックダウンするような状況ではない」と感じるかもしれない。
しかし、つい数か月前までは感染者総数2000人だった国である。デルタ株の猛威であっという間に
この状況である。「南部では確実に医療崩壊」が進み、悲惨な状態だ。(TIC TOKで VIETNAM CORONAで見て頂きたい)
そんなわけで南部の凄惨な状況がいつ「ハノイに押し寄せてくるかわからない状況」なのである。
もう自己防衛するしかない。会社を運営する身である。自分で「目標を掲げた」
①まずは自分も含め可能な「社員全員にワクチンを接種する」(できれば同居の家族もすべて)
②もしものために「個人、会社として【酸素圧縮器(酸素ボンベが無くても濃度の高い酸素が作れる機械)の確保
③徹底した「在宅環境の構築」(100%在宅で2年間は会社を維持できる仕組み、設備等を構築する)
➃基本感染対策(マスク、消毒、外出の自粛、など)をまじめに行う事
である。何も特別なことではない。しかし「重要なことである」
自分は先週の土曜日にベトナム友人のおかげで2回目のワクチンを接種した。(モデルナ性)
やはりモデルナアームになり38℃程度の熱が2日出たが、今は回復している。
異国の地で「ありがたい限りである」
そして本日「社員の希望者のうち18名が接種を行っている」(アストラゼネカ性)
・酸素圧縮器は発注済(注文はできたがmちゃんと届くか心配である。酸素ボンベと酸素マスクのセットは
既にハノイでも売り切れであった)
・ネットで「コロナに効く」と言われている薬も手元にある。
後は「自己管理を行う事である」、感染者の話では「本当にどこで移るかわからない」ということである。
注意したい。
*そして「仕事の確保」と「作業が普通に行えるインフラと設備の確保は完了した」(昨日1台PCが故障し
グラフィックを交換したが)
自分の住むアパートで昨日「スーパー等に行くために外出許可カード」の申請も行った。
(私のベトナム語能力では、その情報を得ることは難しかったが、3歳友人の母上から情報を頂いた、感謝である。)
ハノイでは「コロナ病院」という名の新規病院がすでに完成した。(ハノイ医科大学が運営し、500床のキャパがある
野戦病院である)死者ゼロ、感染者36人でもである。政治形態の差こそあれ「日本の後手後手かげんさ」には
???である。 経済的には大きなアドバンテージを持っているはずの日本がこれである。もう少し強引さが有っても
良いのではないか?と感じる。
もう誰にも頼れない。自分の会社は「自分で守る以外ない」もちろん社員やその家族もである。
そして何より自分が肉体も精神も健康でないとこのコロナは乗り切れない。
頑張ろう。
どこにも出れず、ベトナムハノイらしい楽しい写真も撮れない。申し訳ない事である。
しかし、今のハノイ。これが現実なのである。