先日、香港から総勢7名ものTVスタッフがロケバスでやってきた。
一昔前の国内のTV取材においては総勢20名位のスタッフが来ていたが近年では2~3名にまで減っていた。だから今回のロケバス仕立てで7名もの香港スタッフがやってくるとは予想外であり、日本語と英語と中国語の三カ国語が入り混じった打ち合わせにも戸惑い、収録途中のインタビューにおいても、いつもの乗りに乗り切りず、一か八かグラス片手にもう一度・・・のOKをもらい、一杯呑りながらの再収録。しかし乗り遅れたままの私は悔みながら沈没気味。
そのあとすべての収録が終わったと勘違いし、ほろ酔い気分でギター抱えて「おやじバンド」を歌っていたら、「いいじゃないのそれ。もう一度それでいこう」で全員納得のOKが出た。なにが幸いするかわからない。そういうわけで初の海外デビューは不本意ながらもなんとか無事に終えることができた。
かなりの事前調査にも驚かされたが、ほんの数時間の滞在中に、私がどう生きてきたのか、どう生きて行こうとしているのかを理解してくれたようだ。
最後に「香港には白ヒゲさんチのようなところはない。できるかぎり宣伝してあげます」の言葉に感謝感激。いつの間にか至れり尽くせりの観光スタイルに移行してしまった日本とは異なる視方に報われた思いがした。
放映後に送ってくれるDVDを怖々、楽しみにしている。
来月の新年会は牛鍋でいく予定です。
ロケの話を聞きに伺いますね!