1984年4月21日付ビルボード All American Top40、1位の交代がありました、2位から上がっての1位はPhil Collinsの"Against All Odds (Take a Look at Me Now)"。映画『カリブの熱い夜』(Against All Odds)の主題歌、「Footloose」に続いての2曲連続の映画主題歌のNo.1です。Phil Collinsですが、この時点ではソロで10位を記録した"You Can't Hurry Love"、Genesisで6位を記録した"That's All"に続く3曲目のTop10ヒットで、もちろん初めての1位です。
2位は3週間の1位からダウン、Kenny Logginsの"Footloose"。「Footloose」ですが1984年公開の大ヒットアメリカ映画。映画のヒットとともにサウンドトラックも大ヒットしました。Kenny Logginsとしては1978年のStevie Nicksとのデュエット"Whenever I Call You 'Friend'"以来の2曲目のTop5ヒット、Loggins and Messinaとして1972年に最高位4位を記録した"Your Mama Don't Dance"を加えて3曲目のTop5ヒットで、もちろん初めての1位です。
3位は4位からアップ、Lionel Richieの"Hello"。Lionel Richieですが、The Commodores時代から数多くのヒットを持っていますが、ソロになってからもDiana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"、ソロの1位"Truly"、"All Night Long"など、ソロで4曲目のTop3ヒットとなりました。
4位は8位からアップ、Thompson Twinsの"Hold Me Now"。Thompson Twinsですが、1977年に結成されたイギリス出身のポップグループ。Top40ヒットは最高位30位を記録した"Lies"以来2曲目で、初めてのTop5ヒットです。
5位は6位からアップ、Culture Clubの"Miss Me Blind"。Culture Clubですが、"Do You Really Want to Hurt Me"、"Time (Clock of the Heart)"と連続の2位、そして"Karma Chameleon"の1位に続く4曲目のTop5ヒットです。
この週3週間の1位からダウンしての2位はKenny Logginsの"Footloose"。年間チャートは4位、長いキャリアを持つKenny Loggins最大のヒットとなりました。
"Footloose"ですが、1984年公開の大ヒットアメリカ映画「Footloose」のサウンドトラック。映画の大ヒットとともに主題歌もまた大ヒットとなりました。
Kenny Logginsですが、まずはPocoなどで活躍していたJim MessinaとともにポップロックデュオLoggins and Messinaを結成、1972年には"Your Mama Don't Dance"「ママはダンスを踊らない」で全米4位の大ヒットを記録します。日本でもヒットしましたね。
Loggins and Messinaの活動は1976年に終わりますが、その後、ソロで活躍、Stevie Nicksとの共演"Whenever I Call You 'Friend'"が全米5位の大ヒットとなります。
また、ソングライターとしての才能も発揮し、Anne Murrayの1972年のヒット曲"Danny's Song"が7位、1973年の"A Love Song"が12位を記録、さらにはThe Doobie Brothersの1979年のNo.1ヒット"What a Fool Believes"が Michael McDonaldとKenny Logginsの共作なのも有名です。
80年代に入ってからも"I'm Alright"が7位、"Heart to Heart"が15位など、ソロでのヒットが続きます。
そして1984年のこの"Footloose"が彼の最大のヒット曲となります。曲を書いたのはもちろん彼自身とDean Pitchfordという人の共作。
この曲、明るくダンサブルな素敵な曲です。彼の最大のヒットとなったのも良くわかります。ドラムからギターソロに移るイントロがまたカッコイイですね。
映画『フットルース』ですが、青春映画であり、ダンスミュージカル映画でもあります。
映画の大ヒットによりサウンドトラックアルバムも大ヒット、アルバムチャートで10週間の1位を記録、シングルもこの"Footloose"を始め6曲がTop40に入りました。
こちらがLoggins and Messinaの最大のヒット曲"Your Mama Don't Dance"「ママはダンスを踊らない」です。最高位4位を記録しました。日本でもヒットしましたね。
今週 先週 song / artist
1 2 AGAINST ALL ODDS / PHIL COLLINS
2 1 FOOTLOOSE / KENNY LOGGINS
3 4 HELLO / LIONEL RICHIE
4 8 HOLD ME NOW / THOMPSON TWINS
5 6 MISS ME BLIND / CULTURE CLUB
6 5 AUTOMATIC / POINTER SISTERS
7 3 SOMEBODY'S WATCHING ME / ROCKWELL
8 13 LOVE SOMEBODY / RICK SPRINGFIELD
9 7 HERE COMES THE RAIN AGAIN / EURYTHMICS
10 14 THEY DON'T KNOW / TRACEY ULLMAN
11 15 YOU MIGHT THINK / CARS
12 9 ADULT EDUCATION / DARYL HALL & JOHN OATES
13 19 TO ALL THE GIRLS I'VE LOVED BEFORE / JULIO IGLESIAS & WILLIE NELSON
14 10 JUMP / VAN HALEN
15 12 EAT IT / WIERD AL YANKOVIC
16 17 GIRLS / DWIGHT TWILLEY
17 11 GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN / CYNDI LAUPER
18 20 TONIGHT / KOOL & THE GANG
19 21 DON'T ANSWER ME / ALAN PARSONS PROJECT
20 22 HEAD OVER HEELS / GO GO'S
21 16 I WANT A NEW DRUG / HUEY LEWIS & THE NEWS
22 25 AUTHORITY SONG / JOHN COUGAR MELLENCAMP
23 38 LET'S HEAR IT FOR THE BOY / DENIECE WILLIAMS
24 26 LEAVE IT / YES
25 29 THE LONGEST TIME / BILLY JOEL
26 31 BREAKDANCE / IRENE CARA
27 36 OH SHERRIE / STEVE PERRY
28 30 A FINE FINE DAY / TONY CAREY
29 32 SHOW ME / PRETENDERS
30 39 DANCING IN THE SHEETS / SHALAMAR
31 35 NO MORE WORDS / BERLIN
32 41 SISTER CHRISTIAN / NIGHT RANGER
33 44 I'LL WAIT / VAN HALEN
34 34 HOLDING OUT FOR A HERO / BONNIE TYLER
35 18 RADIO GA-GA / QUEEN
36 53 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
37 40 BORDERLINE / MADONNA
38 23 COME BACK AND STAY / PAUL YOUNG
39 42 RUNAWAY / BON JOVI
40 46 IT'S MY LIFE / TALK TALK
2位は3週間の1位からダウン、Kenny Logginsの"Footloose"。「Footloose」ですが1984年公開の大ヒットアメリカ映画。映画のヒットとともにサウンドトラックも大ヒットしました。Kenny Logginsとしては1978年のStevie Nicksとのデュエット"Whenever I Call You 'Friend'"以来の2曲目のTop5ヒット、Loggins and Messinaとして1972年に最高位4位を記録した"Your Mama Don't Dance"を加えて3曲目のTop5ヒットで、もちろん初めての1位です。
3位は4位からアップ、Lionel Richieの"Hello"。Lionel Richieですが、The Commodores時代から数多くのヒットを持っていますが、ソロになってからもDiana Rossとのデュエットで1位となった"Endless Love"、ソロの1位"Truly"、"All Night Long"など、ソロで4曲目のTop3ヒットとなりました。
4位は8位からアップ、Thompson Twinsの"Hold Me Now"。Thompson Twinsですが、1977年に結成されたイギリス出身のポップグループ。Top40ヒットは最高位30位を記録した"Lies"以来2曲目で、初めてのTop5ヒットです。
5位は6位からアップ、Culture Clubの"Miss Me Blind"。Culture Clubですが、"Do You Really Want to Hurt Me"、"Time (Clock of the Heart)"と連続の2位、そして"Karma Chameleon"の1位に続く4曲目のTop5ヒットです。
この週3週間の1位からダウンしての2位はKenny Logginsの"Footloose"。年間チャートは4位、長いキャリアを持つKenny Loggins最大のヒットとなりました。
"Footloose"ですが、1984年公開の大ヒットアメリカ映画「Footloose」のサウンドトラック。映画の大ヒットとともに主題歌もまた大ヒットとなりました。
Kenny Logginsですが、まずはPocoなどで活躍していたJim MessinaとともにポップロックデュオLoggins and Messinaを結成、1972年には"Your Mama Don't Dance"「ママはダンスを踊らない」で全米4位の大ヒットを記録します。日本でもヒットしましたね。
Loggins and Messinaの活動は1976年に終わりますが、その後、ソロで活躍、Stevie Nicksとの共演"Whenever I Call You 'Friend'"が全米5位の大ヒットとなります。
また、ソングライターとしての才能も発揮し、Anne Murrayの1972年のヒット曲"Danny's Song"が7位、1973年の"A Love Song"が12位を記録、さらにはThe Doobie Brothersの1979年のNo.1ヒット"What a Fool Believes"が Michael McDonaldとKenny Logginsの共作なのも有名です。
80年代に入ってからも"I'm Alright"が7位、"Heart to Heart"が15位など、ソロでのヒットが続きます。
そして1984年のこの"Footloose"が彼の最大のヒット曲となります。曲を書いたのはもちろん彼自身とDean Pitchfordという人の共作。
この曲、明るくダンサブルな素敵な曲です。彼の最大のヒットとなったのも良くわかります。ドラムからギターソロに移るイントロがまたカッコイイですね。
映画『フットルース』ですが、青春映画であり、ダンスミュージカル映画でもあります。
映画の大ヒットによりサウンドトラックアルバムも大ヒット、アルバムチャートで10週間の1位を記録、シングルもこの"Footloose"を始め6曲がTop40に入りました。
こちらがLoggins and Messinaの最大のヒット曲"Your Mama Don't Dance"「ママはダンスを踊らない」です。最高位4位を記録しました。日本でもヒットしましたね。
今週 先週 song / artist
1 2 AGAINST ALL ODDS / PHIL COLLINS
2 1 FOOTLOOSE / KENNY LOGGINS
3 4 HELLO / LIONEL RICHIE
4 8 HOLD ME NOW / THOMPSON TWINS
5 6 MISS ME BLIND / CULTURE CLUB
6 5 AUTOMATIC / POINTER SISTERS
7 3 SOMEBODY'S WATCHING ME / ROCKWELL
8 13 LOVE SOMEBODY / RICK SPRINGFIELD
9 7 HERE COMES THE RAIN AGAIN / EURYTHMICS
10 14 THEY DON'T KNOW / TRACEY ULLMAN
11 15 YOU MIGHT THINK / CARS
12 9 ADULT EDUCATION / DARYL HALL & JOHN OATES
13 19 TO ALL THE GIRLS I'VE LOVED BEFORE / JULIO IGLESIAS & WILLIE NELSON
14 10 JUMP / VAN HALEN
15 12 EAT IT / WIERD AL YANKOVIC
16 17 GIRLS / DWIGHT TWILLEY
17 11 GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN / CYNDI LAUPER
18 20 TONIGHT / KOOL & THE GANG
19 21 DON'T ANSWER ME / ALAN PARSONS PROJECT
20 22 HEAD OVER HEELS / GO GO'S
21 16 I WANT A NEW DRUG / HUEY LEWIS & THE NEWS
22 25 AUTHORITY SONG / JOHN COUGAR MELLENCAMP
23 38 LET'S HEAR IT FOR THE BOY / DENIECE WILLIAMS
24 26 LEAVE IT / YES
25 29 THE LONGEST TIME / BILLY JOEL
26 31 BREAKDANCE / IRENE CARA
27 36 OH SHERRIE / STEVE PERRY
28 30 A FINE FINE DAY / TONY CAREY
29 32 SHOW ME / PRETENDERS
30 39 DANCING IN THE SHEETS / SHALAMAR
31 35 NO MORE WORDS / BERLIN
32 41 SISTER CHRISTIAN / NIGHT RANGER
33 44 I'LL WAIT / VAN HALEN
34 34 HOLDING OUT FOR A HERO / BONNIE TYLER
35 18 RADIO GA-GA / QUEEN
36 53 TIME AFTER TIME / CYNDI LAUPER
37 40 BORDERLINE / MADONNA
38 23 COME BACK AND STAY / PAUL YOUNG
39 42 RUNAWAY / BON JOVI
40 46 IT'S MY LIFE / TALK TALK
この曲は彼にとって記念すべき初の№1ヒットになりましたが、良くも悪くもその後の彼の方向性を変えてしまったような。
ソロになってからも♪Heart To Heart♪に代表されるように、聴かせてくれる曲を作っていましたが、この曲のヒットで気をよくしたのか、その後はダンス系に傾倒していったような。。。
この曲は間違いなく84年を代表する曲ですが。
翌年の♪Vox Humana♪は湯川れい子さんにも酷評されていました。
でも彼はSoudtrackはお任せとばかりに、翌年の♪Danger Zone♪で大ヒットでした。
そういえばあんまりヒットしませんでしたがケニーのファーストソロシングルの"I Believe in Love"は映画『A Star Is Born) 』のサントラでした。その後も"I'm Alright"も映画で使われていました。サントラに使われるのもドラマティックな曲を書くことができるからなのかもしれませんね。ケニーのソングライターとしての才能は凄いものだと思います。
星船さんが、映画「フットルース」はご覧になりましたか。ピッタリの主題歌でしたね。サントラも売れに売れました。主題歌タイアップのヒットって「Footloose」が最初だったかもしれません。
映画のストーリーは、ダンスもロックも禁止の町に越してきたレン(ケヴィン・ベーコン)が仲間と自由を勝ち取るというものでした。
"Footloose"、語源は「足(Foot)」を「自由に解き放つ(Loose)」で、自由奔放なんて意味ですね。特にダンスは足を使うので、"Footloose"は自由にダンスをするんだ!って意味なんだろうと思います。
ちなみにロッド・スチュワートの「Hot Legs」「You're In My Heart」の収録されたアルバムが「Footloose & Fancy Free(明日へのキックオフ)」でその時に辞書を引いて単語を覚えていました。このタイトルに使われている言葉も2つセットでよく使われるようですよ。
私はこの映画、多分試写会で見たのだと思います。
映画自体はほとんど覚えていませんが、音楽は凄く良かったです。この映画のサントラ盤は大ヒットしたのもよく分かる良い曲満載のサントラ盤でした。
ロッドの『明日へのキックオフ』も好きでしたが、そうでしたか「Footloose & Fancy Free」という題名だったのですね。"You're In My Heart"は名曲でした。大好きでした。
だから7月くらいまで首位ソングにはネガコメ張らせてくださいな。
まずこのフリルー、リクエストコーナーだと最初のドラムはシューぅ~というシンバルから始まるシングルバージョンで、こちらの方が良かったですよ、ポンコポンコしたドラムはカチョ悪いス。
そしてロギンズには可愛そうですが、いかにも単なる主題歌!重さも侘びさびも、コクもなく。
アイムフリーの方だとなかなか聞かせてくれましたけど。
さて音時さんのフルサンファンシーフリー、これは勝手ながら私の聖なる半年、81年11月~82年4月にハマる、アラバマのラビンザファーストディグリーでも聴かれましたな!
実に良い歌でした、といっても初めて聴けたのが2005年のiTunesでしたからみなさんよりよほど遅いのですけど。
ロッドのヨリンマイハーは私はちょいと…
(-∀-)zzz
懐かしいですね、♪Footloose & Fancy Free♪。イギリスが不況に陥っていた、成功するにはパンクやるか、サッカーチーム持つしかない、と言われた時代です。
♪Footoose♪からの2nd Single♪Let's Hear It For The Boy♪も急上昇中ですが(いずれ1位になりますね)、1位、9位がSoundtrackからの曲で、これから80年代中盤にかけてはまさにSoundtrackの時代でした。
知りませんでしたがそうだったんですね、アルバムバージョンとシングルバージョンではイントロの部分が違ったのですね。アルバムバージョンのイントロのほうが私の好みではあります。
この頃の1位曲にも良い曲ありましたが、ぼちぼち紹介していきます。
『Footloose & Fancy Free』ホント懐かしいですよね。
この『フットルース』のサントラからは2曲の1位をはじめ全部で6曲のTop40ヒットが出る大ヒットでした。次の『カリブの熱い夜』のサントラもまたまたヒットしましたね。あそしてその次は『ゴーストバスターズ』ですか、まさにサントラ全盛期ですね。
実は私、フラッシュダンスもフットルースも見に行ってないし、またビデオも借りておりませんでした。
要はそのとき彼女が居なかったからであり、野郎とならゴーストバスターズやビバリーヒルズコップとかコメディは見たんですけど。
当時のリア充の皆さんがうらやましい…。
しかしサントラ盤てどうでしたかね?
レンタルしてもあんま聴いてなかったりしませんかね?
というかレンタルだと軽んじてしまっていましたよ。
また音楽よりもビデオに力を入れたミュージシャンも多かったと思うし。
マイアミバイスやトップガンのころにはレンタルさえしなかったのはもう音楽はシングル重視で良い、とか思っていたのかなあ?
フットルースなんか6枚シングルですもんね。
んで、🌎⛴️さん、その3枚めのシングルがシャラマーのじゃなく、ミックとボウイのヤツになってましてよ。
(о´∀`о)テヘヘ
この♪Footloose♪からはD.WilliamsとB.Tylerの曲もシングルになりました。
D.Williamsは78年のJ.Mathisとのデュエット以来の№1になりました。
一方のB.Tylerは83年に同じく78年以来の大ヒットで復活して続くかと思われましたが不発でしたね。
日本ではB.Tylerの方がヒットしましたが、ちょっとユーロビート過ぎましたか。
明暗を分けた二人でした。