1985年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart7はDon Henleyの"The Boys Of Summer"。
最高位は2月9日付の1週だけですがTop5入りして5位を記録。年間チャートは53位。ソロで初めてのヒットで3位を記録した"Dirty Laundry"に次ぐヒットシングルになりました。
Don Henleyですが、もちろんThe Eaglesのドラム兼ボーカル。イーグルスの主要なヒット曲はドンとGlenn Freyの二人で書かれたものでした。言うまでもなく、ボーカリストとしても、ソングライターとしても素晴らしい名曲の数々を生み出した偉大なミュージシャンです。
1982年に解散を表明したイーグルス、その解散後に発表されたDon Henleyのソロアルバムが『I Can't Stand Still』。そのアルバムからのシングルヒットが前述の"Dirty Laundry"です。こちらをご覧ください→→→
そして1984年にリリースされたセカンドソロアルバムが『Building the Perfect Beast』で、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"The Boys Of Summer"です。
曲の作者はDon HenleyとMike Campbellの共作。Mike CampbellはTom Petty and the Heartbreakersのオリジナルメンバーでギターやシンセサイザーを担当しています。Tom Pettyが亡くなって活動を停止する2017年までずっとメンバーでした。
その"The Boys Of Summer"ですが、バックがなかなかすごいんです。そのMike Campbellの他にも、Danny Kortchmarに、Steve Porcaroの名前もあります。
このアルバム『Building the Perfect Beast』にはその他にもすごいミュージシャンたちが参加していますね。
J. D. Souther やWaddy Wachtelのウエストコースト系のミュージシャンに、David PaichやRandy Newman、Lindsey Buckingham の名前まであります。Don Henleyの交友関係の広さがよくわかります。
"Dirty Laundry"が「イーグルスの時の曲とは全く変わったな」と思ったのに比べ、この"The Boys Of Summer"は「やっぱりドン・ヘンリーだなぁ」と思わせる彼らしい曲でありました。
こちらは2000年に行われたツアーの時の動画です。ドン・ヘンリーはやっぱり歌がうまい。ライブでもスタジオ録音に負けない良い声で歌います。
こちらは2003年に最高位20位を記録したアメリカのインディーズロックグループThe Atarisのカバーバージョンです。
演奏はなかなかカッコいいですが、やっぱりボーカルはドン・ヘンリーじゃあなくっちゃいけませんね。
最高位は2月9日付の1週だけですがTop5入りして5位を記録。年間チャートは53位。ソロで初めてのヒットで3位を記録した"Dirty Laundry"に次ぐヒットシングルになりました。
Don Henleyですが、もちろんThe Eaglesのドラム兼ボーカル。イーグルスの主要なヒット曲はドンとGlenn Freyの二人で書かれたものでした。言うまでもなく、ボーカリストとしても、ソングライターとしても素晴らしい名曲の数々を生み出した偉大なミュージシャンです。
1982年に解散を表明したイーグルス、その解散後に発表されたDon Henleyのソロアルバムが『I Can't Stand Still』。そのアルバムからのシングルヒットが前述の"Dirty Laundry"です。こちらをご覧ください→→→
そして1984年にリリースされたセカンドソロアルバムが『Building the Perfect Beast』で、そのアルバムからのファーストシングルがこの曲"The Boys Of Summer"です。
曲の作者はDon HenleyとMike Campbellの共作。Mike CampbellはTom Petty and the Heartbreakersのオリジナルメンバーでギターやシンセサイザーを担当しています。Tom Pettyが亡くなって活動を停止する2017年までずっとメンバーでした。
その"The Boys Of Summer"ですが、バックがなかなかすごいんです。そのMike Campbellの他にも、Danny Kortchmarに、Steve Porcaroの名前もあります。
このアルバム『Building the Perfect Beast』にはその他にもすごいミュージシャンたちが参加していますね。
J. D. Souther やWaddy Wachtelのウエストコースト系のミュージシャンに、David PaichやRandy Newman、Lindsey Buckingham の名前まであります。Don Henleyの交友関係の広さがよくわかります。
"Dirty Laundry"が「イーグルスの時の曲とは全く変わったな」と思ったのに比べ、この"The Boys Of Summer"は「やっぱりドン・ヘンリーだなぁ」と思わせる彼らしい曲でありました。
こちらは2000年に行われたツアーの時の動画です。ドン・ヘンリーはやっぱり歌がうまい。ライブでもスタジオ録音に負けない良い声で歌います。
こちらは2003年に最高位20位を記録したアメリカのインディーズロックグループThe Atarisのカバーバージョンです。
演奏はなかなかカッコいいですが、やっぱりボーカルはドン・ヘンリーじゃあなくっちゃいけませんね。
僕のなかでは「夏が去ってく」ときに聴きたくなる曲なのですが、流行ったのは冬から春にかけてだったんですね…(^▽^;)。
ただし、これはもちろん"夏の男とともに去っていった恋"...なんてものじゃなく、"若さははかないもの…"そして"アメリカ政権への批判"が含まれてる…ってことなのでしょう。(ドン・ヘンリーはこうでなきゃ!)
歌詞で、"Deadhead Sticker"(デッドヘッドのステッカー)が貼ってあるキャデラックが売りに出されているのを見た"と歌われています。これは70年代は"Greatful Dead"のロゴステッカーをキャデラックに貼ってブイブイ言わせている若者が多かったのですが、もう流行らないということで払い下げ…時代が変わったという象徴を歌っているようです。
最後に面白い話。この曲のレコーディング中に隣りのスタジオでもあるミュージシャンがレコーディングをしていたそうで、ドンはこの曲のアップテンポのビートをそのアーティストから拝借したとのこと。「僕も真似していいかな」と正直に聞いてきたという話です。ドンの真面目さがわかりますね(笑)
その曲とは…こちらです。
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/22684196.html
私、去年夏に彼らのヘビーメタルボーイズofサマーを聴いて、以来すごーく頻繁に聴いております。
原曲が大好きでしたが、原曲より粗っぽいのが若さで凄まじいですね。
特に変調部にはベースが効かせてあってその厚みが曲のナイーブさを増幅しているようで堪らんですなダハハ。
カラオケでもなんとか丼ヘンリーを頑張っていますが、やはり彼の声は高いなあ。でも曲が良いので酔えますね。
アイキャントスタンドスティルとこの曲がペストかな?
でもサンセットグリル好きな人も結構居られそうですね?
この曲が紹介されないうちに、チャートダウンしていくと思っていたら、85年のヒット曲で紹介してくれました。
ランクとしては♪Dirty Laundy♪には及びませんが、やはり、こっちの方が名曲ですね。
Eagles時代により近い曲調です。
グラミー賞にノミネートされたのもうなずけます。
そして、バックメンバーも凄い!
名前見るだけでワクワクするD.Korchmar、W.Wachtel。さすがWest Coastの雄です。
おお!歌詞が分かってから聞くとまた違う雰囲気に聞こえますね。
「夏の日の恋」が去っていった歌だと思っていましたが、すごく意味深な歌詞なのでした。さすがドン・ヘンリーです。
「Love is a battlefield」ですか。曲は全く違うとは思いますが、ビートをよく聞くと、そうか、多少引用したのかも、というのがわかるような気がします。
この曲の背景、いろいろ教えていただいてありがとうございました。
The Atarisバージョンですが、音は2000年代に流行ったロックの音でありました。
カヴァーヴァージョンといえば、Blondieの"Call Me"をIn This Momentというグループがカバーしたのが凄く良かったなぁ。
ドン・ヘンリー、声高いですよね。歌うの難しいでしょ。
私もそうなんですよ、"Dirty Laundy"の方がヒットはしましたが、やっぱりこの曲"The Boys Of Summer"の方がドン・ヘンリーらしいというか、イーグルスらしい曲で、やっぱりこの曲の方がしっくりきます。
バックは特にアルバム『Building the Perfect Beast』で見ると、ウエストコーストから有名スタジオミュージシャンまで超一流ミュージシャンが多数参加していて驚きですね。
イーグルスのメンバーでのコンサートでは2000年代に入ってからもドラムをたたいていましたが、最近のコンサートではどうなんでしょうか。さすがにお年で、息が切れるかとは思いますが。
先週紹介いただいた2/16付チャートでは8位D.Henley、9位G.Freyと元Eaglesのメンバーが仲良くTop10に並んでいました。
D.Henleyは♪Dirty Laundry♪とこの曲、G.Freyも♪The Heat Is On♪と85年の11月頃2位にランクされた♪You Belong To The City♪の2曲ずつTop10ヒットがありました。
D.Henleyは♪Al l She Was To Do Is Dance♪も10位まで上がりましたか?
これもMTVブームでよくPV流れてましたね。ドン・ヘンリー、彼のヴォーカル、声質が大好きです。この曲は彼の声質に合ってますね。アレンジもそういう風に仕上げた感じ。ちょっと乾いたような音、ギターなんかもそんな感じですね。マイク・キャンベルの力量でしょうか。
ただ、元ドラマーの身としては、どうもドンのドラムってあまり好きじゃないんですよね(あ、個人的にです)。ベタっとした叩き方にグルーヴを感じないというか。賛否両論あると思いますが。