予報を聞いてる限りでは本格的な冬の到来の様だ、年末まで来ている木綿の一重の下着を今朝準冬用に着替えたしまった、これからの上州の冬は三国の山に雪を降らせてカラカラに乾いた空っ風が吹き捲るのだが、それが今年は早すぎるで考えちゃうのだ。
思い出すのは昭和十三-四年の頃小学校三-四年生で、掃除当番は皆いやいやしてたのだが特に冬の当番は恐ろしかった、雑巾がけで手をバケツに入れてもみ絞ろうとするとそこへ西からの空っ風がひゅうと手に当たり、手の皮膚がピリピリっとひび割れてしまういわゆる(ひび割れ)に成るのだった。
現代っ子には分からないだろう恐ろしい時代だった、子供でホルモンがなかったのか或いは当時の脂肪分不足だったか、冬の掃除は恐ろしかった。