基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

台風が今頃とは

2010-10-30 18:23:14 | 日記・エッセイ・コラム

 折角の週末が朝から雨とは情けない、我々オジンは毎日週末か祝日だから良いが、働く人や子ども達には可愛そうだ。Img_1297庭木に当たる大粒の雨PM5,30

 今日十月三十日に台風が日本列島に近づき、関東に上陸か房総沖を掠めるかと言うところで、とに角飽きもしないでよく降る物だ。今年は可笑しな陽気の年だ、今月上旬まで夏であったが、秋ももう晩秋の気配とは、果物は美味いが上州の平坦地の米は規格外が多くて農家は大変のようだし、今後野菜がどうなるか?ちょと気がかりな所、山手ではどうした事か茸が豊作のようだ、東北岩手などでは松茸がシメジの様にゴッソリ生えて、我々も少し無理をすればスーパーなどで手に入るらしい。

  チョット特報

 今朝の地方紙上毛新聞の文化欄に「世阿弥の思想で新たな哲学を」と題して哲学者梅原猛さんが、新たな哲学を作りたいと上方ルネッサンスで語ったそうだ。

 我われが言うのも可笑しいが、大好きな梅原先生が言うのはうれしいものだ。能の中で背阿弥が言う「草木国土悉皆成仏」という、人間だけでなくあらゆる動植物がことごとく救われると言う、日本仏教の根本思想があると言う事だ。人間だけを救うと言う西洋思想ととは違う「悉皆成仏」の思想を中心にした新しい思想を創りたいのこと、大いに期待して待ちたい、十年先らしいが。

 


歳の所為か 億劫になる

2010-10-24 18:40:23 | 日記・エッセイ・コラム

 すっかりご無沙汰だ。ブログを書く意欲がわかない、問題はいろいろあるし、どれもかっての様に問題と思うが、自分の意見を言う様な問題性がある様に思え無いのである。これも歳の所為か、心境の変化か。

 最近のニュースでは、円高ドル安と騒いでいるが、我々庶民は輸入商品が安くなればと思うが、オイルなどは此処に来て逆に値上がりだ、どうなっているのだ。スーパーなどではもう限界の安さにと思うし、暑さで値上がりした野菜類も落ち着いてきたし、騒いでいるのは輸出に頼る製造企業の為にマスコミが騒いでいるだけと言う感じ。企業はその時の情勢にあわせて経営資源を使えば良い、資本家や株主が少し我慢をすればよいのでは、もう相当儲けているのだし会社は相当の社内留保があるわけだから、此処でまた非正社員を切るような事をしたら、その企業は製品の不買運動をしなければならない。

 また日中の間がガタガタして居るようだが、かって他国を覇権主義と言って責めていたのに、自分が経済大国になると覇権主義国家になっている様だ、可笑しなものだ。

 近いところでは同級生や仲間の病気の情報が多くなり、今日もクウちゃんの快気祝いが届き、二~三日前はOKANIWAのところへ行くと動脈瘤が四つもあるとのこと、オペも人口動脈を入れるので大変なので遣らない事にしたとの事、外にも癌で入院したが病院はするだけの事はしたから後は自宅で療養をと、言う様な事も聞くし、訃報が此のところ無いのがよい所かなあ、などと想っている。

 今日の日曜日は曇りうすら寒い、20℃に届かない日が続いている、なのに街路樹の百日紅はまだ花の咲いている木があるし、

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予報では十三号台風が中国へ行き、その影響で奄美大島住用町で甚大な洪水被害となり、三人が亡くなった。

 その外太平洋には台風の卵の熱帯性低気圧二つ在る様だ。こんな遅い時期に。


早とちり ご免なさい

2010-10-15 12:51:55 | 日記・エッセイ・コラム

 ご免なさい、チリは日本のような経営者は居ないと思ったほど今度の救出劇はドラマチックだった。

 主要輸出品の銅鉱山がこの地方に八百八十余り在るとのこと、その殆どが中小企業で今回の事故現場のサンホセ鉱山は死亡事故が続発し、ここ数年で安全基準違反で四十回余り罰金を払っていると言うことだ。

 何処も欲の皮の突っ張った経営者が居るものだ。ただその数の少ない国が安心安全の多い国なんだろう。

 今回は大統領の命令で国が全面的に出て、動き成果を発揮したようだが、今後の労働現場の管理監督が大きな課題だろう。

 大統領の力の見せ所だ、最後に地上に姿を見せたリーダーのルイス・ウルスアが大統領に「二度とこうゆう事の無いようにしてほしい」言うように、安全基準の行き届いた現場にしなければならない、今後世界の人たちはその行方を注目しているだろうから。


チリ国民万歳 日本も考えを変えよう

2010-10-14 17:40:34 | 日記・エッセイ・コラム

 チリの鉱山事故が報道され始めた頃、この情報のテレビや記事を見るのが苦痛であった。ところが救出が本格的になり、しかも最初の頃は「クリスマスのころには」と言っていたのが、一ヶ月以上も早まり昨日から始まった救出劇は何と壮大なドラマであり、今日十月十四日(日本時間)の十二時前に全員三十三人が全て地上に生還、救出に向かったレスキュウ隊員二人も無事帰還した(レスキュウ隊員は六人だった、十五日訂正ご免なさい)。まさにチリ国民万歳である。

 Img_1287今朝の新聞記事

 こんなに感激した事は、もう長いこと無かった。人命軽視の社会は世界の風潮で、世界のどこかで毎日のように戦争、紛争、事故、犯罪、天災(地震、風水害、火山爆発)等で、多くの命が失われている。

 鉱山事故などは戦争や犯罪と同じく人災である。避ける気があれば避けられるものだが、経営者の利益優先の気の緩みと言うか、労働者に対する人命軽視と言うか、の表れであろう。

 最近のわが国日本の人命軽視の風潮も、政治経済の貧困にあいまって酷くなっているのでは?

 先の経団連会長企業のように、景気の先行きによって真っ先に非正規労働者を切り捨て、景気回復期には大黒字を計上、一方再就職のできなかった非正規の人たちはハローワーク通いに明け暮れ、ネットカフエ泊まり、酷い人は路上生活に追い込まれている。

 こんな日本で良いのだろうか?、絶対よくは無い、悪い。

 かっての日本社会はコミュニティーに寄る相互扶助の精神があったし、経営者は経営者で、地域や社会に対する福祉責任のような物を大きく意識して経営していた。政治も然りであった。

原点へもう一度戻ろう良き日本へ・・・。

 


活躍だった日曜日

2010-10-04 18:39:33 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の日曜日は久し振りに大活躍だった。朝八時より町内清掃に行きジジババ会の担当区域の落ち葉掻きに汗を流し、朝食後ハセデンへ創業祭に伺い京都の老舗のパンを頂き、長谷川君(十三歳のときの滑空訓練の仲間)の体調伺いをして、その足で西川の寝具の売出しを覗き、なにやかと眺め結局羽毛布団を二人分と敷布団を買う羽目となる。

 今朝になって少しは疲れたかなと思ったが、普通に起きられたのでテエしたもんだと自信を深めた次第である。

 落ち葉掻きの活躍の写真を載せたいと思ったが無いので残念、次回は何か撮って乗せる事を考えよう。淋しくないようにね。